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鳥図鑑

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ハト

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ハトについて

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』  鳩から引用(2008.9.24 13:32)

鳩(はと)は、ハト目・ハト科に属する鳥類の総称である。 体に比べて頭が小さく、胸骨、胸筋が発達してずんぐりとした体型が特徴である。 日本に生息する鳩には、アオバト、カラスバト、キジバト、シラコバト、ドバトなどが知られている。 このうちドバトはカワラバトの飼養品種が再野生化したものとされ、野鳥とはみなされないこともある。

鳩という名前はパタパタと飛び立つときの音の様子に由来すると考えられる。「鳩」(九+鳥)の字にある(九)は鳴き声(クルッククゥー)からきた、とする説がある。「鳩」の中国語の発音であるキュウ(漢音)やク(呉音)は、英語のハトの鳴き声<coo>(クウ)、日本語のハトの鳴き声「クウクウ」に近い。 東京都では「オゥオゥオッオー」と低音の鳴き声も確認されている。「ハト」の名は、軽やかに羽ばたく音「ハタハタ」から、ともいう。また、漢和字典では「球」(中心に引き絞られた形)と同源としている。現代中国では「鴿子(g醇Vzi)」という。

食性は草食性であり、鳩の雛は孵化後一定期間、鳩ミルクと呼ばれる親鳥の半消化物を主食として成育する。雛は親鳥の喉に嘴を差し入れて胃の内容物を摂取する。巣から落ちた鳩の雛を人工飼育するには、植物性の練り餌(釣具屋で売っているフナや鯉釣り用の練り餌が安価で簡便である)をぬるま湯で粥状に溶き、掌に握りこんで指の隙間から与えるのが簡単な飼育法である。

人との関係

カワラバトを改良したドバトは、戦前・戦中の軍事用、戦後の一時期には報道用に伝書鳩として大いに活用された。地磁気などにより方角を知る能力に優れているとされ、帰巣本能があるため、遠隔地まで連れて行ったハトに手紙などを持たせて放つ事によって、情報をいち早く伝えようとしたのである。しかしその後、電話などの通信技術の進歩によりその価値を失い、現在ではレース鳩として飼われることがほとんどである。

このほか銀鳩と呼ばれる白い小型のハトが存在し、観賞用に飼われたりマジックの小道具として使用されるが、これはドバトとは別種のハトである。

文化

ハトは、その群れを成す性質から、オリーブと共に平和の象徴とされることもしばしばである。これは旧約聖書のノアの方舟の伝説にも関係している。ノアは47日目にカラスを放ったがまだ水が乾く前であったからすぐに戻ってきた、ハトを放ったところ、オリーブの葉を咥えて戻ってきた。これによりノアは水が引き始めたことを知ったと言う。

また、ギリシア神話においてハトは、愛と美の女神アプロディーテーの聖鳥とされていた他、イーアソーンを始めとする英雄たち(アルゴナウタイ)が乗るアルゴー船が、互いに離れたりぶつかり合ったりを繰り返す二つの巨岩シュムプレーガデスの間を通り抜ける際、試しにハトを通り抜けさせて安全を確認するエピソードや、狩人オーリーオーンがプレイアデス(巨神アトラースの七人娘たち)を追い回した際、それを不憫に思った主神ゼウスが彼女たちをハトに変え、更に星へと変えたエピソード等が存在する。

・日本

日本では、神社のおつかいとして(八幡さまのハトといわれるように)いにしえより親しまれてきたが、八幡様は戦の神様で、かならずしも平和とは直接結びつかなかった。戦後西洋的価値観が入ってきて、タバコのピースのデザインのようにハト=平和のシンボルと言うイメージが定着した。また、あっけにとられた様子を指して日本では、「ハトが豆鉄砲を食ったよう」という言葉を用いる事がある。

ハトの名前は特急列車の名称などに用いられ親しまれた事がある他、日本テレビのジャンクション『鳩の休日』にも長年(開局〜)ハトが登場している。また、神奈川県の銘菓のひとつに、「鳩サブレー」というハトの形を模した菓子も存在している。

企業名やシンボルマークでハトにちなんだものとしては、例えばイトーヨーカ堂のロゴマーク(真上に青と真下に赤の中間にシロバトの位置)が存在し、また滋賀県を中心に展開するスーパーチェーンの平和堂のロゴマーク(赤い背景に前にシロバトと後にアオバトの位置)として親しまれていたこともある。後述の外国語名から取られた企業名として、ベビー用品メーカーのピジョン、ガス機器メーカーのパロマなども挙げられる。

また、ハトが登場する作品として、日本では童謡の『鳩』が代表的なものとして挙げられる。ちなみに、これとは混同されやすいが、滝廉太郎は『鳩ぽっぽ』という童謡を作曲している。その他、ゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズには「ポッポ」「ピジョン」という、ハトの容姿または名前をモチーフとしたキャラクターが登場する。

これらの他、日本では1980年代あたりから都市部を中心にハトによる食害や糞害が多発し、問題化している。

・イギリス

イギリスでは、胸の筋肉を異常に発達させたポーターという愛玩具用の品種の鳩が存在する。

・中国

中国では鳥を放つと幸運が訪れるという民間信仰があり、祭事・祝い事の際にはハトを放つ習慣があったが、現在では都市部でハトが繁殖してしまっているため、放鳥が禁止されている地域もある。

鳩の肉

食文化としてドバトは中国では普通に食用にされる。また、フランスでもハトは食材として一般的である。イギリスでも18世紀頃までは自然繁殖した物を捕らえて調理したものが一般的に食卓に上っていたといわれ、現在でも食文化中にそのなごりがみられる。中近東では古くより、乾燥した風土でも放し飼いでよく増える性質があるため、ハトのための養殖場(塔のような建造物)もあり、貴重な動物性蛋白源として、一般的に利用されている。

日本では一般的には鳩を食用とすることは稀であるが、食用に肥育したハトの胸肉は、高級食材として出回っている。また、キジバト(山鳩)は狩猟鳥であり、食用にされる。

首振り歩行

ハトは歩行時に首を前後に振りながら歩くことで知られている。この動作はハト科以外の多くの鳥でも見られるが、ハト(特にドバト)は、警戒心が非常に弱く、歩いている状態で身近に見かける機会が多いため、多くの人々から「首を振る鳥」として認知されている。

この首振り歩行は、暗闇や、ベルトコンベア上を逆向きに歩かせたときは行われず、胴体が前進しているときでも頭部だけはなるべく長時間にわたって空間内で静止するよう首を前後させているため、視覚情報(あるいは聴覚、平衡感覚なども)を安定して得られるように行われているものと考えられている。また、首振りのタイミングは、体重を片脚で支えている間も重心が安定する位置に来るようになっている。それゆえに「安定して歩行するため」という説もあるが、ハトも高速での歩行時では首振りを行わないため、やや疑わしい。

各国での呼び

・ピヂョン(pigeon)/ダヴ(dove)
英語でハトの意味。本来は前者は主に飼いバトを、後者は野生バトに用いる。だが、現在はアメリカなどでは前者が好まれ、後者は詩語に使われることが多い。フランス語でハトのことをピジョンと言い、つづりは英語と同じだが、英語が「ピ」にアクセントをつけるのに対し、フランス語は「ジョ」にアクセントをつける。pigeon の ge は英語では「チ」の濁音、フランス語では「シ」の濁音になる。

・タウベ(Taube)
ドイツ語でハトの意味。第一次世界大戦に偵察機として多く使われた軽飛行機の「エトリッヒ・タウベ」(またはルンプラー・タウベ)の名は翼の形がハトににていることからつけられた。「タ」にアクセントをつける。

・パロマ(paloma)
スペイン語でハトの意味。「ロ」にアクセントをつける。

・ピッチョーネ(piccione)
イタリア語でハトの意味。「チョ」にアクセントをつける。

・チンポコ(chim bo cau)
ベトナム語でハトの意味。現地発音で言うと「チンボカウ」。

ここまで引用