はじめまして。

横浜小鳥の病院のブログで骨折したオカメインコさんについての治療方法を紹介しているページがありました。

http://avianmedicine.blog71.fc2.com/blog-entry-2610.html



＞レントゲンの有無を聞いたら、「こんな小さなインコのレントゲンを撮っても細かな出血などわからないし、羽が折れてるようでもないし、餌も食べれてるからレントゲンは無駄ですよ」

この医師の発言に違和感を感じます。
言葉を話せない小鳥だからこそ、原因を客観的に突き止めるためにレントゲン撮影は有効な検査方法だと思います。
その医師が、小鳥を専門としていて、視診の診察だけで、そのように発言できるほどの専門家なのか、
取りあえず小鳥を診る事が出来る医師なのかという点も気になります。


鳥に関する医学書に『エキゾチック臨床シリーズ Vol.13 飼い鳥の歩行・飛翔の異常を中心とした整形外科』という本がありますが、このタイトルからして、鳥の世界にも整形外科の分野が存在することを知りました。
著者は　水上 昌也　獣医師です。（水上犬猫鳥の病院院長・鳥類臨床研究会会長）
http://gakusosha.com/shopdetail/000000000356/

神奈川県のこちらの病院が、我が家の鳥３羽たちの通院している病院ですが、

鳥同士の小競り合いでセキセイの足が腫れてしまった時、レントゲンをとってくれました。
幸い足に骨折はなく、神経も傷ついていなかったので、
ただし、鳥本人は痛みがあるため、消炎剤を処方してくれました。
炎症を鎮めてあげれば、鳥も痛みが減って楽になるからです。
足の腫れは自然治癒でなおりましたが、痛みを緩和する目的で消炎剤は２Ｗのみました。
消炎剤はおよそ２０００円ほどの薬代でした。

幼鳥のセキセイインコの突然の体調不良で原因を突き止めるためにも、レントゲンをとって貰ったことがあります。撮影におよそ４０００円の実費治療費がかかるので、無闇に毎回、撮影するわけではありませんが、必要な時はレントゲンを撮ってくれます。

今回、踏まれてしまったセキセイさんは、
骨折が無くとも、人間でいう所の打撲のような症状があるのではないでしょうか。
痛くて元気がないと推理すると、飼主さん本人がおっしゃっているように、つじつまが合うと思いました。
＞羽を膨らませて目を閉じてばかりいます。
＞大好きな鏡も遊びません。
＞でもどこか痛いのか直ぐに大人しくなってじっとしてました。

今回、
診てくれた獣医師が、鳥をとりあえず診るのか、
鳥を専門に診れるのかによって、治療方針が違うのかもしれません。

おそらく、私がお世話になっている病院では、レントゲンを撮ってくれると思います。


ちなみに、セキセイインコのレントゲンはこのように撮影するそうです。
エキゾチックペット診察マニュアルの書籍の中に方法の写真が載っていました。
こちらの本の、飼鳥編の項目は　海老沢和荘　獣医師（横浜小鳥の病院　院長）が執筆されています。

おまけで
うちの子のレントゲン写真も載せてみます。

追加記載

オカメインコの卵巣をエコー（超音波）で診てもらったこともあります。費用はおよそ５０００円かかりました。
その時は異常なしでした。

人間の話ですが、骨折などで接骨院へ行くと、
エコー検査をします。整形の分野ではエコー検査は身体を傷つけることも無いので、
とても有効な検査として手軽にして貰える事が多いと思います。

水上獣医師が、骨折などの整形外科分野の診察に、
そのエコーを使っているのかは、知らなのですが、

そういう治療検査機器が、動物病院にも備わっていることに、そして、鳥にエコー検査が出来ることに感動しました。


しかし、人間の接骨院なら、保険治療を使って
数百円で検査できるエコーが、
鳥だと一回で５０００円かかることに、
マイナスの意味でため息がでました。

お返事ありがとうございました。
今はすっかり落ち着いたようで、おもちゃと遊んだり、あちこち動き回ってお喋りしています。これからは充分に気をつけてあげないと(泣嬉)

こんにちは。
また、このような事故がおきて、とても辛いです(ToT)
本当に気を付けて欲しいといつも思います。
調べてみましたが
まず保温を28〜30度にしてケージではなくケースにして
必要以上に鳥ちゃんに触れないで安静にしたほうがいいそうです。
よく様子を見て
その辺も病院で相談するといいかと思います。

インコちゃんが元気になる事を心から祈ってます。