本日、セキセイインコの小太郎を亡くしました。8月28日に産まれた子を9月21日に引き取り、まだ1ヶ月しか一緒に暮らしていない我が家のかわいい赤ちゃんでした。

10月21日に鼻水を出しており、22日に病院に連れて行き薬をもらい、その日は元気だったのに翌日23日の朝から餌を食べなくなり、26日の16:18にお星様になりました。
たまたまコンサートと旅行の予定で連休を取っており、それをすべてキャンセルして4日間ほぼ徹夜で小太郎のそばにいて看病しました。
餌を食べなくなり体重もどんどん落ち、病院に電話しましたがこの状態で片道1時間半のところに連れて行く勇気もなく…強制給餌しても助かるかどうかわからないし、入院させると家族の元を離れて一人で死んでしまうかもしれない、色々考えた結果、万一の時は家族に囲まれていかせてやりたいと思い最後の決断したのは私でした。

小太郎は1ヶ月しかいっしょに暮らしていませんでしたが、祖父を8月に失った祖母と私と母の3人家族の仲間に入って、本当にかわいいかわいい赤ちゃんでありアイドルでした。

早起きが何より苦手な私が、毎日早朝にさし餌、昼休みに会社から戻ってさし餌、夕方もさし餌を繰り返し、一人餌に無事切り替わった時は嬉しかった。
あれこれと何軒もペットショップを周り、揃えたケージと止まり木とおもちゃをすぐに気に入ってくれて本当に愛しかった。
家族が会話していると「プチュチュ、チュイ、キュルル」と話に混ざってきたり、仕事がお休みでいつもより多めに遊べた時に嬉しそうにペチャクチャとインコ語をつぶやいているのが可愛かった。
朝起きた時、仕事から戻った時、私の姿はまだ見えないのに他の家族の時とは違う「チュイ！チュイ！」と嬉しそうに鳴く姿、手を入れたら当たり前のように乗って指を甘噛みして自ら撫でて欲しいと頭を擦り寄せてくふ仕草に、泣きたいくらいの幸福感を感じていました。

そんな小太郎が、たった4日のうちにみるみる弱って死んでしまって、明日火葬です。どうしても明日しか空いていなくて…急すぎる。
4日間、なんとか与えようとしてもどうしても餌を食べずに弱り切って、最期の日は目も見えず歩くことも出来ずにいたのに、保温用の小さなケースの中で、手を入れたら最期の力を振り絞ったように私の手に飛び乗ってきました。
最期は安らかで、コツ、コツとゆっくり不規則に聞こえたいた心音の感覚がだんだん開き、ひとつも聞こえなくなった時に小太郎の体がすこし重くなったのを確かに感じました。

小太郎と過ごした1ヶ月が夢のようで、それが当たり前のように続くと思っていたところから今日までの時間もあっという間で、今目の前で横たわっている姿も、半日後にはこのふわふわの体に触ることすらできなくなるということも、そのあと自分はどうなってしまうのかも、どうしてケージに小太郎がいないのかも、なにもかもわかりません。
小太郎が二度と動いてくれない、どんなに願ってもつい先日までの当たり前がもう自分には1秒も戻ってこないことが信じられません。
悲しくてつらくて…
さいご、家で看取ってやりたいと決めたのは私だったのに、あの時はたしかに小太郎をひとりぼっちで死なせてしまうことなんて考えられなかったし、出来るだけ痛くなく、安らかにその時を迎えて欲しいと、苦しそうな小太郎を見てそう思っていたのに、なのに今小太郎に戻ってきてほしくてしょうがありません。
看病をしてる最中、お気に入りのおもちゃやブランコの洗い替え用のスペアを発注していたものが届きました。
ワクワクしながら買ったのに、もう私のこれからの生活に必要がないものになってしまった事実を受け止められません。
本当につらくて、もう動物は飼えないと思ったのも事実だし、どうしても小太郎にもう一度会いたいという願いがどうして叶わないのかもわからないくらい混乱していて、泣く事も出来ず絶望感と虚無感が絶えず襲ってきます。

どうしたらいいんでしょう。時間が解決してくれるんでしょうか。
気持ちを書く事で少し整理したかったのに駄文乱文の様で申し訳ありません。
とりあえず1日1日を一生懸命生きなければと思っています…