気持ちを吐き出す場所がなく、こちらをお貸しください。
初めてペットを亡くしました。

7歳のウロコインコよもちゃんと、4歳のウロコインコはるちゃんと暮らしていました。
好奇心旺盛でじゃれついて遊ぶのが大好きなよもちゃんと、臆病で優しくて、ホゲェホゲェとお喋りをするはるちゃんが大好きでした。先住のよもちゃんと違いはるちゃんはとても臆病で鈍臭くて飛ぶのも苦手でギャップに少し驚きましたが、でも短気なよもちゃんを優しくハミハミしたり私の後を付いて回ったり私の指をつついてナデナデを控えめにせがむはるちゃんが可愛らしくいじらしく大好きでした。
ウロコインコの平均寿命は知っていましたし、私より先に逝く事も勿論覚悟していました。

夕飯を食べながらふとはるちゃんを見やると、まさに止まり木から落ちるところでした。よもちゃんはせっかちではるちゃんは止まり木を移るのが苦手だったので、「またやってるな」と見ていましたが、翼を広げたまま立ち上がれない様子で異常に気づきました。
怪我をしたのだろうか、と急いで手ですくい上げ様子を伺うと、呼吸が荒く、足は握ったまま。何度も呼びかけてさすりましたが、最期にホゲェ、と鳴いて事切れました。

1時間前までいつも通りでした。病気もなく、ご飯も水も綺麗で、私の夕飯の後いつも通り一緒に遊ぶつもりでした。
もっと一緒にいられると思っていました。悪戯もお喋りもなんでもよもちゃんの真似をしていたはるちゃんが、初めて見つけた自分だけのお気に入りのインコ用のアラレ菓子、まだたくさん残っていました。よもちゃんはアラレ嫌いなのに、どうしようかと思って一緒に火葬しました。
遺品にはるちゃんの羽根が1まい欲しいと思ったけど、飛ぶのが苦手なはるちゃんがこれ以上下手くそになったら可愛そうだな、と思いやめました。

悲しくて思い出すと涙が出るのに、次の子をお迎えしたいと思ってしまうのに嫌気がさします。はるちゃんにとって良い家族であれたのか、もっとしてやれた事があったのに、と思うのに、はるちゃんは大切な家族だったのに、いなくなったらハイ次の子なんて思いたくないのに、はるちゃんの写真を眺めては、SNSで同じ色の子を探したりショップで同じ色の子を探したりしています。家族も私の事は心配してくれますが、もう生き物の死ぬところは見たくない、新しい子はやめたほうがいいと言われています。
はるちゃんの最期の顔と声が忘れられず、いつまでも泣いているのはよもちゃんにも申し訳ないと思いながらも、よもちゃんもいつか迎える死を想像して怖い、よもちゃんがいなくなって誰もいなくなるのが怖いです。
支離滅裂で書き殴りでごめんなさい。ただただ辛い。はるちゃんごめんね。