賛否あると思います。
病院に走る車の助手席で、愛鳥が息を引き取りました。
近場の駐車場で散々抱きしめて泣きました。
そして、一時間ほどしてから、私は以前から知っていたペットショップへ向かいました。愛鳥の亡骸を連れて。
店内にはもちろん、連れて行けませんが、そのまま、新しい子を２羽お迎えしました。（留守がちで愛鳥には寂しい思いをさせていたことを気にしていたためです）
自宅に帰り、新しい子と、亡くなった愛鳥を面会させました。
同じ種類のオカメインコは、じっと愛鳥を見て、優しく翼に足をかけました。
何かが伝わったと思うのは、私の自己満足だと思います。

それでも、知っていて欲しかった。
愛鳥に、新しい子のことを知っていて欲しかった。
新しい子に、愛鳥がいたことを、知っていて欲しかった。


すぐに次の子を迎える何て薄情、と思われても仕方がありません。
けれど、私には鳥の声のしない家は、耐えられません。
そして、愛鳥と新しい子をつなぐチャンスはその時、その日しかない。

それでも、ペットロスはあるんです。
今でも、愛鳥の写真を抱いて泣いてるんです。
新しい子に、この子の分まで幸せにするからね、って言いながら、泣いてるんです。

新しい子を迎えるタイミングなんて、そんなの人それぞれでいい。
大事なのは、誰だって傷つくし、傷ついた分だけ、その子を愛してたってこと。
それだけ、鳥さんを愛してたってこと。
どんなに尽くしても、後悔は残る。だから、今日一日に、目の前の子に精一杯注ごうと思う。
それが、愛鳥の教えてくれたことだからね。