我が家のインコの話をします。
2021.4.11 8:10
家族同然だった愛鳥が老衰で天国に旅立ってしまいました。
約18年になりますが、鳥生を謳歌出来たと思っています。

投稿してから約2ヶ月になろうとしていますが、あの子と過ごした時間を忘れないためにここに残しておきたいと思いました。

まだまだロスの傷が癒えてないこともあり、適切な文章でないかもしれませんが温かい目で見てもらえると幸いです。

まずはうちのインコとの出会いから話そうと思います。

うちの子は知り合いの伝手でお迎えしたコザクラインコでした。

私が小学生の頃に来た子なのではっきりとした生まれは覚えていませんが、その時の初めての出会いだけはなぜか鮮明に覚えてます。

クチバシの黒い部分がほんのり残っているシーグリーンの子で挿し餌も卒業してましたが、お迎え当初は兄弟から離されたこともあり、ケージの隅っこで戸惑っている姿は今でもはっきりと記憶に残ってます。
その子は家では2代目のインコでした。

1代目の子は私の不注意で死なせてしまい、死ぬほど泣いて後悔したのち、二度と同じ過ちをしないと約束してもう一度インコをお迎えしたいと懇願したのち、本題の2代目のインコがうちに来ました。

里親元が同じだったこともあり、うちの子は先代と同じ色でしたが、まだおでこのオレンジ色も鮮明に出てなかったので本当に前の子と同じ色なのか？！と不思議でしたが、数ヶ月で立派なシーグリーン色に育ちました。

前の子よりオレンジ色が少し薄い男の子。
この頃は性別が不明でしたが、
先代のインコへの後悔がまだ残っていたのか先代と同じ名前をつけました。

私はひとりっ子だったので小学校ではイジメなどで辛い時期が多々ありましたが、その時もずっとそばにいてくれた私の兄弟のような存在でした。

飼い始めて2年、ラブバードという俗称のとおり私にだけ懐いてくれるインコに育ってしまった為、ものすごくヤキモチ焼きのインコになりました。
服の中に入ってきたり、手拍子に合わせて鳴いたりとすごく懐いて可愛かったのですが、
私以外の家族は敵とばかりに噛みつきに行ってたので里親元に相談して色々対処法を教えてもらいました。

噛み癖のしつけも兼ねて息を吹いたりしましたが、何故か効果がなく、家族の中では私しか触ることが許されない暴君的な存在になっていきました。

そんな暴君もヤキモチがエスカレートし、自傷行為で尾羽を全て引っこ抜いてしまい
ハゲちょびんのまるで緑色のウズラになってしまいました。

結構な年月、炎症を起こさないようにお尻を消毒していた記憶が残っています。苦笑

その後お尻のハゲ坊主治療もおさまりましたが、結局生えてきませんでした…。
鳥にもハゲが存在するんだと子供ながらに感じたのを覚えています。

14歳ごろまでは自傷行為や軽い風邪以外殆ど病気をしていなかったので、楽しく過ごした写真が多く残っています…。🎥

14歳〜15歳を過ぎた辺りで首にしこりが出来ているのを発見し、異様な硬さに怪しさを感じ最寄りの動物病院で肉腫と診断されました。

その頃から愛鳥の「老い」についてを考えるようになり、後悔をしたくないということで治療をお願いしましたが、先生の治療ミスで首から内出血を起こし、徐々にさくらんぼ一個分ほどのこぶのように首が膨れてしまいました。

始めは直してもらいたくて治療をお願いしましたが、このままこの病院で診てもらっても入院などで寂しい思いをさせてしまい、孤独を感じて死なせてしまうのではないかと感じ、勇気を出して別の病院へ連れて行くことにしたのが吉でした。

新しい病院ではもう長くないと言われましたが、全て出来るだけのことをやりたいと懇願したお陰で首の内出血の血を抜くことができ、その後、出血も収まり約2年半も生きました。

その間白内障も発病してしまい、目も見えなくなってからは常に声をかけて側にいることを伝えるように心掛けていました。

うちの子の老いに向き合った時に
1番この子が喜ぶこと、楽しめることをしてあげたいと思い、
それが実現できるように体に負担をなるべくかけない形の抗生物質を飲ませたり、声をかけたりスキンシップも頻繁にして安心出来るような環境を心がけていました。

私のエゴかもしれないですが、あの子が死んだ後も出来るだけのことはやれたと思っているので寂しいですが、後悔はしていないです。

お互い相思相愛の仲だったのでいつか生まれ変わって戻ってきてくれると信じています。

大好きだった私の小さな家族。
いつまでも一生愛しています！☺️

今現在、老鳥と暮らされている皆様へ
この内容が小さな家族の寿命に少しでも力になれば幸いです。🦜🕊✨

最後まで読んでくださり
ありがとうございました！