2022年1月29日（土曜日）、9時40分ごろ、
とてもかわいがっていたセキセイのチコちゃんを落鳥させてしまいました。
ベタなれで、よくおしゃべりする子でした。

私よりずっとかわいがっていた母の後をおいかけてトイレについていき、
トイレのドアに挟まってしまいました。

私の油断と、母の油断と、チコの油断が合致し、
ほんの一瞬の出来事で、抱き上げてから一度も鳴くこともなく、
即死だったと思います。2年10カ月の命でした。

いつもいつも母と一緒で、私にもとても慣れていて、
我が家の子にしては、頭のいい、お上品で、賢く、性格もとてもよかったです。
規則正しい生活をし、本当に「いい子、いい子」「かわいい、かわいい」でした。

きのう、家の敷地内に穴を掘り、チコを埋めました。
大の大人の二人で飼っていて、こんなことになるなんて。
チコも私たちのことをとても信頼してくれていたのに、
最後にすべてをチャラにしてしまい…私たちは何をやっているんだろう？
放鳥時間が長いので、「チコはうちにきて幸せだね～」なんていっていたのに、
最後がこれでは、ちっとも幸せではなかった…
チコがこれから歩んだであろう鳥生のことを思うと、
謝っても、謝っても足りなく、もう戻ってきません。

台風の時に一緒に避難したこと、
メガバクで病院に通い、完治した日には、
帰宅の駅からの自転車で包んでいた風呂敷をとってカゴにいれ
風を切って帰ってきたことがよい思い出です。

私は淋しくて涙がとまらないのですが、
母は自分を責めているので、母の前では我慢し、
そのたびに、私は「事故だよ」と口が酸っぱくなるほどいっています。
高齢の母に何かがあったら一大事です。

今となっては、チコは幻だったのかも…と思ったりもします。
2年10カ月、私にたくさんの幸せをくれました。
神さまが私にくれたご褒美だったのかもしれません。
チコ、ありがとう　ありがとう　ありがとう　ありがとう　ありがとう…

愛鳥家の皆さん、今、あなたのそばにいる小鳥は「宝物」であり、
「とてもはかないもの」です。
大事にしてください。