一人暮らしで一羽飼い、挿し餌から育てた３歳の文鳥を数日前に死なせてしまいました。
ケージに入れ扉を閉めたつもりがきちんと閉まっておらず、私を追いかけてきてドアに挟まりました。その時点でかなり頭を挟まれ脳に損傷があったと思います。発作のように暴れまわるのを慌てて拾い上げ、夜でしたので温めながら救急病院に向かいました。容体はかなり悪く、透明な酸素室の中でくちばしを地面につけハアハアと呼吸しながらぐったりしていました。
酸素室に一晩入院させるか、最期を覚悟で連れ帰るか決断を迫られましたが、その時点ではまだほんの数十分前まで元気に飛び回っていた子が亡くなるなんて現実味がなさ過ぎて、元気になるはずと望みを託し、入院させることにしました。
ついていてはいられないということでしたので、いったん帰宅し、何も手につかず待っていましたが、やはり、、夜中に電話が来て、息を引き取ったということでした。

昨日火葬してもらいお骨を引き取りましたが、まだ現実味がわかず、会いたくて会いたくてたまらず、何を見ても思い出しますし、自分を責める気持ちがやみません。ドア挟み、踏みつぶし、物の下敷きなど、気を付けていましたが油断がありました。しかも私は、飲んでいたお酒がなくなったため新しいものを取りに台所に向かった際に文鳥を挟んでしまいました。一緒にいたいよ！という文鳥の気持ちより、自分の欲求を優先したのだと思うと、本当に自分は最悪最低だと思います。

こんなことなら、量を制限していた大好きなシードばかりあげればよかった、前日に買ったミカンもむいてあげればよかった、何より酸素ケースの中で最後に名前を呼んだとき、目も見えていないのに必死に応えながらこちらに這いよって来た時に、手の中に入れて連れて帰ってあげればよかった、と後悔が次から次へと押し寄せます。

時間とともに辛さが癒えることを待ちたいような、ずっと辛く悲しいままで羽毛の感覚や温かさを忘れずにいたいような、気持ちが行ったり来たりで整理がつきません。
自分で死なせておいて悲しんだり、ここに書き込んで慰めてもらおうとしているのも甘えだと思いますが、あまりにも辛く、書かせていただきました。