別れ・ペットロス トピック
余命1時間だったなんて・・・・
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昨日午後1時33分セキセイインコのかのちゃんが亡くなりました。2006年9月20日生まれの男の子でした。雛から育て、おしゃべりもたくさんしてくれたかわいい子でした。
2歳3ヶ月の時、そのう炎になり、入院しました。そのう炎が治っても吐き戻しが治まらず病院の先生から「発情過多気味」と言われました。
3歳の時、ろう膜の色が茶色になってきたので、おかしいと思って鳥を診てくれる病院に連れて行きました。レントゲンや血液検査の結果、「精巣腫瘍にはなっていないけど、ホルモンバランスが崩れている」とのことで、それ以来、半年に1度くらいの受診と投薬治療をずっと続けてきました。肥満気味でもあったので、食事の指導と発情を抑える生活習慣(早く寝かせるなど)についての注意についてもいろいろ教えていただきました。
投薬治療を続けて半年ぐらいでろう膜の色が青色に戻りましたが、また3ヶ月ほどするとまた茶色になりました。ろう膜が茶色以外はとても元気でよくおしゃべりもしてくれました。肥満傾向もなかなか改善しなかったのですが、こんな毎日がずっと続いてくれると錯覚していました。
10月27日(土)の夜、いつものように放鳥しましたが、全く飛ばずに私の肩に乗って私の顔に体をくっつけてじっとしています。しばらくするとなんだか様子がおかしいなと思ってみてみるとずいぶん呼吸が早くて苦しそうです。すぐにも病院に行きたかったのですが、診察時間外だったので、とりあえずマス箱に移して保温して一晩様子を見ました。翌日曜日、いつもの病院は午前診があったので、急いで連れて行きました。この病院まで家から車で高速道路を使って1時間半はかかります。かのちゃんにとって移動は負担かもしれないけれど、田舎では鳥を診てくれる病院はほぼないのが実情です。
病院に着くと、いつもの先生は不在で、別の先生が診てくれましたが「遠方だし、今日は担当のものがいないので預かって明日電話します」とのことでそのまま入院になりました。
翌月曜日、いつもの先生から連絡がありました。
「とにかく検査をしないと治療方針が立たないのですが、検査自体かのちゃんに負担もかかるので、本当はバリウムを使ったレントゲン検査をするとよくわかるけど、様子を見ながらレントゲン検査と超音波検査をしましょう」ということになりました。
それから毎日先生と電話で連絡。かのちゃんは呼吸は早いが、えさもしっかり食べ、環境の変化にも特に動じる様子もなく、体重も安定しているとのことでした。検査の結果やはり肝臓に腫れがあるのと、はっきりはわからないが心臓と精巣も腫れている可能性があるので、それらの臓器からの圧迫で呼吸が苦しいとのことでした。手術は体の奥の方にある臓器のためできないし、完治は難しく、薬で肝臓を補助したり、進行を遅らせることしかできないそうでした。超音波検査では特に腹水がたまっている様子はないとのことでした。
精巣腫瘍を患ったインコさんのブログなど読んでいると完治した例は見あたらず、だいたい1〜3ヶ月、長1年くらいの余命の子が多く、この時点でとても悲観的になってしまいました。でも、少しでも長く生きられるように治療をがんばろうと強く思いました。
私の仕事の都合や病院の臨時休診などがあり、お迎えは11月2日(金)午前中になりました。状態も落ち着いているし、お迎えまでは電話で連絡をしていました。
そしてお迎え当日。診察室でひさしぶりにかのちゃんと対面。呼吸は相変わらず早いですが、よく糞をして、水を飲んだり「ちゅいっ!」と鳴いたり。プラケースの中をくるっと歩いてちょっと紙をかじってみたり・・・。
先生からレントゲンの写真を見せてもらって詳しく病状の説明と、今後の世話の仕方や投薬についてお話ししてもらうこと40分。病院を出たのが12:40。車に乗ったのが13:08でした。時々様子を見ましたが、かのちゃんはじっとしていました。
高速道路に入ってしばらくすると急にかのちゃんが「ギャギャギャ!グゥ〜!ぐぅ〜!」と叫びました。苦しんでいるようです。でも、高速道路走行中だったため、脇見も停まることもできません。3分ほど走ってやっとパーキングがあったので、急いで停めてみてみると、もうかのちゃんは亡くなっていました。まだ暖かく、眠っているようだったので、突然の急変が信じられず、「どうして!いやだ、かのちゃん、いかないで!」と泣き叫んでいました。
病院を出てから1時間もたっていません。先生だって、もっと病気が進行すると注射とか点滴とか、薬ももっと強いものが必要だけど、まだそこまでは必要ないと。そして進行したらもっと体が腫れてきたり、羽もだらりとしてくるけど、かのちゃんはまだ羽もしっかりしていると。なのにどうして・・・。
涙があふれて前が見えません。少し気持ちを落ち着けてから運転しましたが涙は溢れているまま。すると目の前に虹がででいました。最近動物が亡くなることを「虹の橋を渡る」と表現されますが、かのちゃんもこの橋を渡っているのでしょうか。
時間休だったので、それから仕事には行きましたが、泣くのを抑えるのがやっとでした。
家に帰ってから涙が溢れてとまりません。病院を出たから亡くなってしまったの?最近急に伸びた嘴や爪は肝臓疾患のサインだったのに私はそれを見落としていた・・・。娘が生まれてから育児に追われ、かのちゃんとの時間が激減していたので、もっと遊んであげれば良かった・・高速でも路側帯にて停めてでも看取ってやればよかった・・・などど後悔が後からとめどなく湧いてきました。
2歳の娘が「かのちゃんみせて〜」と無邪気に言います。「かのちゃんねんねしてる」「みかんあげよう(かのちゃんはみかんが大好き)」私が泣いていると「泣いてる!泣いたらあかんよ」
今でもかのちゃんがいなくなったなんて信じられない思いです。病院を出てから余命1時間などと思ってもみませんでした。でも、もしかしたらかのちゃんはずっと苦しくて苦しかったのに私が来るまで待っていてくれたのかもしれません。
ありがとうかのちゃん。一緒に過ごした6年と1ヶ月半、私は幸せでした。もう苦しくないからね。よく頑張ったね。また会えるといいな・・・。
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- 投稿者:かのちゃんさん
- トピ主
みぃーさん、はじめまして。
かのちゃんの亡くなった瞬間の悪夢というか、日々あの瞬間を思い出しては後悔と涙を流す日々です。
私もずいぶん前に初めて飼ったインコを亡くしたときはよく夢に見ました。(その子が生き返る夢です。埋めた土の中から復活したような夢でした)
かのちゃんが亡くなって10日あまり。まだまだかのちゃんがいないこと自体受け入れられていない状況です。
そうですね。当たり前ですが、どんなに長生きしてもインコは人間よりは短い命なのですよね。その生きている間一緒に幸せな時間を過ごしていくことが大事なんだなと思う日々です。
ピーちゃん病気療養中だそうですね。どうかお大事になさってくださいね。
- 投稿者:みぃーさん
こんばんはかのちゃんさん
みぃーです
私はこの別れのトピを拝見してNewが出ていたら、自分の昔を思い出します。
かのちゃんさん、さぞ辛いと思います。もしかしたらかのちゃんの亡くなった瞬間を悪夢を見ておられるのではと心配になります。
私は以前(2年前)に飼っていたピーコの最期を夢に見ます。
今でもです。8年近く一緒に過ごした仔です。
最近つくづく思うのはインコは限りある命なのだと…私達人間より短いと…
かのちゃんさん、頑張って乗り越えてくださいね!かのちゃんの為に!
- 投稿者:かのちゃんさん
- トピ主
tehyanさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。
ピピちゃん、とっても可愛いですね!
ぴぴちゃんも虹を渡っていかれたのですね。私も亡くなった直後にみた虹が忘れられないです。
「出勤途中だったので、涙をこらえるのに必死でした。」
私もまさにこの状態でした。涙で前が見えなくて危険でした。
「ピピが亡くなってから、風景が白黒になり、食事も味がしなくなってしまいました。」
本当にそうですね。なんだか気力がなくなってしまって・・・。仕事も家事も力が入らず抜け殻状態です。
でも、こうしてメッセージをいただくことで本当に救われています。同じ時期に大切な家族を亡くしたつらい気持ちをわかっていただけて本当に心強い気持ちでいっぱいです。
少しずつ前を向いていけるようになれるといいですね・・。
- 投稿者:かのちゃんさん
- トピ主
じゅんさま、初めまして。
書き込みをいただいてからすぐにお返事しようと思っていたのですが、毎日つらくて、なかなか向き合うことができませんでした。かのちゃんが亡くなってもう10日が過ぎました。
からっぽの鳥かごは掃除もせずにそのままの状態・・・。
11月4日にかのちゃんを埋葬しました。今住んでいるところは集合住宅で、埋める場所もないので、実家に帰り、実家の庭に埋葬してきました。
昨日まで仕事も立て込んでいたせいか、気が紛れてはいましたが、今日部屋の中で偶然かのちゃんの羽が落ちているのを見て号泣してしまいました。
最近は娘もかのちゃんがいなくなったことを認識しており、私が泣いていると、「泣けへん、泣けへん」(関西弁)
となぐさめてくれます。
11月5日の月曜日に病院の先生にはかのちゃんの訃報をお知らせしました。本当によくしてくださったので・・。
すると、今日その病院からかのちゃんのお悔やみ葉書が届きました。報告直後ではなく、少し時間がたってからこのような葉書をもらって心遣いがありがたかったです。
かのちゃんがいないことがまだ私の中ではしっかりと受け入れられていなくて、なんだか実家に預かってもらっているからいないような錯覚に陥っています。
ゆっくり少しづつでも前に進もうとは思っていますが、いつもあの亡くなった場面を思い出しては涙してしまいます・・。
- 投稿者:tehyanさん
かのちゃんさん、初めまして。
私も9月の終わり頃、もうすぐ3歳になるはずだった♂のセキセイインコを亡くしました。
メガバクテリアで、約二ヶ月の闘病生活の末、でした。
私は亡くなってから一週間後、ちょうど初七日の日に虹を見ました。ぴぴが渡っているのが
見えました。
出勤途中だったので、涙をこらえるのに必死でした。
ピピが亡くなってから、風景が白黒になり、食事も味がしなくなってしまいました。
でも、ここで励ましてくださる方がいらっしゃいまして、
救われた思いがしました。
かのちゃんさんのお辛い気持ち、痛いほどわかります。
どうかお身体を壊さないようになさってくださいね。
- 投稿者:じゅんさん
かのちゃんのママさん
じゅんと申します。
10月14日にルビーを天国へ行く虹の橋へ見送りました。
私も、前の日13日に病院へ行き翌朝の出来事でした。
その時は一生懸命看病しているつもりなのに…いなくなってから後悔ばかり出てくるなんて…
ルビーは、PBFD、メガバクテリア、肝不全でした。
2ヶ月半の闘病生活、もっと早く病気に気付いてあげればよかった。
鳥専門の病院が車で30分ぐらいなのに近くの動物病院に行って…
鳥専門の病院へ行きましたが最初から行けば良かった…
私は、こんな事で後悔しているのに。
かのちゃんのママさんは、ろう膜の色が違うなど体調の変化、高速を使って病院に行く行動力、かのちゃんはちゃんと見てたと思います。ママのこと信頼してたと思います。
私も亡きルビーと離れるのが嫌で一晩一緒に過ごしました。
家族は「もう少し一緒に…」と言いましたが、ルビーはやっと闘病生活から解放されたので早く辛さのない暖かい場所に送ってあげたく一晩で見送りました。
かのちゃんママさん、たぶん今の私のように喪失感でつらい時が来るかもしれません。
気持ちが落ち着かない時があるかもしれません。
鳥の絵を見ただけで泣いてしまうかもしれません(私です)
そんな時は、誰かに話すのが気持ちが沈まない方法でもあるので
「とりっち」のみなさんの会話に参加されるといいですよ。
最近、私も参加させていただいてます。
かのちゃんママさん、何もする気が起きないと思いますが…
家事などもあるでしょうに。
自分の気持ちに無理をしては余計に辛くなるので、ゆっくりゆっくり前に進みましょ。
- 投稿者:かのちゃんさん
- トピ主
shiiraさん、書き込みありがとうございます。
うちのかのちゃんとぴったんちゃん、そんなに似ているのですね。びっくりです。
夜が明けてかのちゃんはまだ側にいます。明日くらいに埋葬しようと思います。冷たいけど、動かないけど、それでもまだ見ていたい・・・。
かのちゃんが亡くなって半日は過ぎました。
まだまだ気が動転しています。
早速の書き込みありがとうございました。
- 投稿者:shiiraさん
かのちゃんさん はじめまして。。
shiiraと申します。
今、私の最愛のぴったんが天国へ旅立って、初めての月命日の事を書き込みしていました。
ぴったんが虹の橋を渡った10/3の事を思い出し、後悔ばかりの日々です。
かのちゃんとぴったん瓜二つで驚きました。
容姿・闘病生活・虹の橋を渡る時。。
こんなにも同じ境遇だなんて、心臓がバクバクしています。
これも何かの縁?なのでしょうか?
かのちゃんと、かのちゃんさん本当に頑張りましたね。
・・・何と言葉をおかけしていいのか、放心状態で言葉が見つかりません。
ごめんなさいね。。。
私も、いろんな方から
『必ずまた戻って来る』
『必ずまた逢える』
と言われ、再会の日を楽しみに前を向いて歩いています。
今はまだ現実を受け入れることができず、悲しみ・寂しさでいっぱいだと思います。
かのちゃんが無事に天国へ行けるよう、私もお祈りしていますね。
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