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「フランちゃん いまどこですか?」 第2部

3inko
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こんな姿になるために連れていったのではないという痛恨の悔やみ。
このとき、帰り際に女医が、山場は明日か明後日ですね、嘴が変に尖ってるから肝臓も悪いと思いますよ、そうなると食べ物が下まで降りて行かないで詰まってしまいますなどと平気で言っていたのを思い出し、殺されたと思いました。内臓疾患で流動食を沢山流すとどうなるか?医者ならそれくらい
は考慮すべきところなのにそれが無かったのです。吐き戻していたことは
診断書にも書いていたことで、何か病気で食べれないのだろうと私は予想していましたが、病気の検査は一切なしで、ただ体力をつけないと検査できないなどと流動食を入れられたのです。要するに、弱っているから初めから生きられないと決めつけられた対応だったということです。
なぜなら死後硬直は死後2時間経過くらいから始まるということは
診察後に虫かごの中ですぐフランは亡くなったと考えられるからです。
明らかに診察でいじられたことによる死でした。
もう口も開かず細くなった遺体。黒くてかわいかった瞳は開いたまま
陥没してしまっています。
家でゆっくりフランの看病をして最期を看取ろうとした私の願いは
無残にも打ち砕かれました。こんなに絆の強かったフランの
何とあっけないお別れでしょうか。私は怒る事も出来ないくらい
ショックを受けていました。自分の判断ミスが人生を狂わす程の一大事を
招いた事に押しつぶされていました。一緒につきそった両親も口々に怒りや
悲しみの言葉と涙を流していました。それくらいフランは我家の
大事な一員だったのです。三人でお通夜をしました。フランの籠の
そばに置いていた鳥のぬいぐるみが総出でお見送りです。リラは
フランの死体を見てキョトンとしていました。きっと信じられなかった
のでしょう。私達も同じです。美しかったフランの羽根を部分ごとに
1枚ずつ遺品として頂きました。羽根を手で広げて見せてもらいました。
なんて見事な翼でしょう。いまごろ自由に空を飛び回っていれば
いいなと、その時思いました。
庭に穴を掘ってフランをそっと置き、お花でそっと覆いました。
猫に掘られないように陶器の四角い鉢を裏返して墓石代わりにしました。
墓標には「私たちのフランのお墓」と書きました。
みんな泣いていました。手を合わせて「安らかにフランありがとう」としか
言葉が出ませんでした。
その後から私の苦しみは時がたつに連れ、強く悔恨の念に苛まれて
家の中にいることができなくなりました。空っぽの籠の2つの餌入れには
まだ餌が入っていて生々しく迫って来ますが、そこに住む主はもう
どこにもいないのです。
私は「死にたい」「死んでフランのところに行き謝りたい」という
考えにとらわれていきました。
職場でも涙が溢れ、とにかくフランはいまどうしてるかを想像しては
「フランどこ?」と上や周りを見渡してしまいます。
私がこの現実を受け入れるには相当時間がかかりそうです。
だから夢でもウソでもいいからフランはどこかに行ったのだと
思いたいのだと思います。それもこの世界よりももっともっと
素晴らしい世界に。

フランちゃん いまどこですか?

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コメント (5件)

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ちっち&#9825

お返事ありがとうございます。
文章から、だいぶ落ち着かれたように感じ、安心しました。
本当に辛かったですよね。狂いそうだったでしょ?
うちの子の時も、私は相当イッてしまってたので、
2inkoさんのお気持ちは分かります。


病院の事ですが、
食べられない子に、内臓に負担をかけないやり方での
栄養補給となると、栄養の注射しか知らないのですが、
小さな弱った体には、やはり危険かもしれないですね。
注射でショック死する子もいるらしいから。

「この病院を訴えたり、文句を言ったりする気は 起きません」
との事ですが、それでいいと思います。
でも、文句を言うのではなく、疑問に思った事は質問しても
いいと思いますよ。今は冷静になれないでしょうから、
少し時間が経ってからがいいと思いますが。

ところで、新しい子をお迎えしたのですね!
前向きになられて良かったです。
時間がかかると思いますが、今いる子達の為にも、
少しずつ立ち直って行ってくださいね。

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3inko
  • 投稿者:3inkoさん
  • トピ主

ちっち♡さんへ

壊れた心のピースを拾い上げて何とか形にすることで正気を取り戻そうと
自分のために吐露した長文でありましたが、読んで感想を下さって
ありがとうございます。

ちっちさんが言われているようにレントゲンは弱った体には危険ということは
その医師も言っておりましたし、私もその認識でした。
レントゲンは被爆して小鳥には負担が大きすぎるため、以前に行った病院では
エコー検査(ほぼ安全性が認められている)で診察し、治して頂けたので
私は病院でエコー検査で病気を判定してもらって的確な薬を
出してもらい、フランの様子から消化器系疾患が疑われるので
内臓に負担をかけないようなやりかたで栄養を取れるようにして
もらえるものだと思っていました。

死後硬直のくだりですが、その日の午後には私の口から食べ物を取ろうと
嘴をパクパクさせていたのに、夜には変わり果てた姿になってしまった
ことに発狂しそうになって書いた文章です。健康的な精神で読まれますと
辻褄が合わないかも知れませんが、先程も書いたように、自分の正気
を取り戻すためと、フランへの鎮魂の目的で書いた文章であるため
ご了承下さい。

亡くなってから6日がたち、今、自分の魂とフランの魂が合体したような感覚
になっています。フランとの楽しかったこともだんだん思い出せるように
なって来ました。
そして冷静にあのときを分析して、自分の落ち度に対し後悔することは
病院の診察が自分が思い描く展開でなかったのに、気が動転していて
「この子は私の上にいることで正常を保っている状態です!勝手にいろんな
処置をしないで下さい!」と親が子を思う気持ちで守ってあげられなかった
ことです。

私はこの病院に対する絶望感を文章にしましたが
もう二度と行く事のないこの病院を訴えたり、文句を言ったりする気は
起きません。
フランはもう二度と戻っては来ないからです。

フランとリラは犬猿の中でしたが、それでもリラは寂しそうです。
私もフランがいないという寂しさから抜け出せる自信がないので
先日新しい命をお迎えして、その子とリラにフランの話しをしたり
直接フランに話しかけたり、みんなで一緒にいる気持ちを持って
強くなろうと努力しています。
フランはみんなで結束して生きて行く「慈悲」を最後にプレゼント
してくれました。

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ちっち&#9825

私も、似たような形で愛鳥を亡くしたので、
病院に対するお考えやお気持ちは、よく分かります。

でも、医師を庇う訳じゃないですが、視点を変える事で、
少しでも気持ちが楽になれば・・と思い書きますね。

小鳥の場合、体力がないと検査出来ない事もあるようです。
レントゲンでさえ、撮影のストレスから一気に弱ってしまう
(或いはショック死)の心配があったり。
第一、小鳥は食べなくなったら既に危篤状態です。
検査結果を待つ余裕もないと思います。
弱った小さな体には、注射も危険です。
強制給餌+投薬+保温以外に、他の選択肢なんてあったのでしょうか。

そもそも、既に食べられない位に弱った子にとっては、
車で2時間以上の移動自体が、かなり大きな負担です。
遠くても連れて行くべきか、このまま家で様子を見るか、
どちらも危険な事で、勇気のいる選択だったと思います。
連れて行くという選択が、間違っていたというものではないと思います。
そう選択したからと自分を責めないでください。

ところで、死後硬直が始まる時間は、環境温度によって異なり、
温かいと早く、寒いと遅いそうです。
小動物の場合、温かい環境なら死後数分で硬直していくそうです。
(死因や個体差によっても異なるそうですが)
フランちゃんの入っていたケースは、カイロと保温バッグで
だいぶ温かかったようですし、2時間後に硬直を確認したという事なら、
診察後すぐに亡くなったとは限らない様に思います。
また、硬直中は、口が開かない(或いは閉じない)のは当然かと・・。

納得がいかないという気持ちはよく分かります。
私も納得がいかなくて、色々調べて、医師に手紙で何度も問いました。
2inkoさんも、その医師に聞いてみてはどうでしょうか?
説明を求めるからには、こちらも徹底して調べて、
知識を得ておく必要があります。
でなければ、誤診かもしれない事を追及する事はできませんから。
ひょっとしたら、調べて行くうちに、誤診ではなかったと
知る事ができるかもしれません。
それならそれで、怒りもおさまり気持ちが楽になると思います。

それに、調べる事で知識が増えると、今いる子を守る力になります。
それを生かして、今いる子達を守る事が、亡くなった子への慰めになると思います。

妹分のリラちゃんは元気にしていますか?
友達を亡くして、寂しそうにしていませんか?
鳥も、寂しさやストレスから体調を崩す事がありますから、
気遣ってあげてくださいね。

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3inko
  • 投稿者:3inkoさん
  • トピ主

ちゅんこさんまた コメントありがとうございます。
鳥は自分の病気を隠すといいます。
最後の三ヶ月、今までになくべったりだったのは
病気を隠し、尽きるまで私に最高の愛を注ぐ覚悟だった
のではないかという気がします。
それは元々手乗りでなかったフランへの
長年の私の理想でしたから
最後に私の願いを叶えてから逝ったのです。
そのことを考えると涙が止まらなくなります。
そして最愛の存在を亡くすことで学ぶことを
フランは教えてくれました。何て無駄のない賢く簡潔な
鳥生でしょう。本当に素晴らしい生き物ですね。

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ちゅんこバード

ラブラブだった様子がよくわかります、どんなにか辛かったでしょうね、体の一部がなくなるようなものですね。読んでいて胸が痛くなりますが、フランちゃんのために2inkoさんのできることはしたんだと思いますよ。その時はそれが一番いいと思ったのですから・・。フランちゃんはもう苦しむことなく羽ばたいているといます、よくがんばったね、と、声をかけてあげてくださいね。私もフランちゃんと2inkoさんのがんばりに拍手を送り、フランちゃんのご冥福をお祈りいたします。

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