雑談・挨拶 トピック
海外サイトやフォーラムからいろいろ拾ってきます
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トピックをひとつお借りして、私が海外のサイトやフォーラムで拾ってきた情報を溜め込む場所にさせていただきます。
海外サイト、特にフォーラムは、アマチュア・プロを問わず、ブリーダーの方たちが参加していて、惜しみなくノウハウや最新情報を落として行ってくれる情報の宝庫。
自分の鳥たちのために情報を拾いに行っている私が、こっそりここに拾った情報を落としていっても害はないだろうと思いますので。
【このトピの方針】
(1) 拾ってきたものは基本的に三項目にまとめて、要約します。
情報源にはリンクを張ります。
(2) トップにくる一番目の「発言」は目次として利用しますので、何度も編集します。
(3) 個人のサイトやブログから写真を拝借してくることはしません。フォーラムに投稿されている写真についても同様ですが、書き込み内でどうしても必要な場合にはお借りしてくることがあります。
新聞記事に掲載されていた写真はお借りしてくることがあります。
(4)皆さんの書き込みを歓迎します。
私がわからないことや、補足の情報などを提供していただけると助かります。
【目次】
【ノウハウ的なこと】
<2>繁殖時に、雛を両親から離さなければならなくなったときには……
<3>両親が雛に餌をやらないときには……
【豆知識的なこと】
<10>マメルリハの寿命の話
<11>マメルリハは事故にあいやすい!?
<12>セキセイインコの相性と色の好みと呼び声 (contact call)のこと
トピックに参加しよう
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
【情報源】
Budgerigar Breeders Club Inc. Budgie Community Forums
Mothers Crop Milk Alternative Home Recipe
http://forums.budgiebreeders.asn.au/index.php?showtopic=21548
【要約】
・幼い雛を挿し餌で育てなければならないときに、以下のレシピによるcrop milkの代用品を使える。
<水40滴、calcivet 1滴、殻をむいたひまわりの種6粒、皮なしのオーツ麦12粒、> +すり鉢、すりこぎ
・作り方は、上記の分量のひまわりの種とオーツ麦の皮をむいて、すり鉢でつぶして、水40滴を加えて、更にすりつぶして液状にして、calcivet を加えて、出来上がり。
・脂肪分の多さは雛の脱水症状を防ぐため
【補足】
・投稿者はセキセイインコのブリーダーで、このフォーラムのGlobal Moderator(要するに偉い人)で、3000以上の書き込みを行い、他の参加者から明らかに尊敬されているので、信用して良さそうです。
・リンク元のURLに写真が載っていて、作り方は一目瞭然です。
・crop milk(そのう乳)は、wikiなどではハトなどの一部の鳥しか出さないように書かれていますが、ブリーダーの人たちはセキセイインコもcrop milkを出している前提でいるようです。私は、「crop milkそのものではないにしても、幼い雛に親鳥だけが与えることができる何かがあるのだ」と解しています。
・calcivetは鳥用サプリです。含有されているのは、マグネシウム、ビタミンD3、カルシウム。
http://www.birdcareco.com/English/TheBirdCareCompany/ProductInformation/Calcivetなど。
・生まれたばかりの雛は、脂肪分の高いものを与えて、脱水症状が出ないようにするのがセオリーのようです。
!calcivet (カルシベット)はベタファームから発売されている液状のサプリで、2015年2月現在、「こんぱまる」さんが輸入販売しており、通販も可能です。
(ことりこさんから情報をいただき、追記しました。)
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
【情報源】
The Master Budgerigar Breeder
http://www.bestofbreeds.net/masterbreeder/chap2/chap2weaning9.htm
【要約】
・経験不足の母鳥が生まれたばかりの雛の育児放棄をすることがあるが、そうした母鳥も日齢3日以後の雛の餌をねだる声が刺激となって、育児を始めることがある。
・生まれたばかりの雛に餌が与えられていないようならば、経験不足の母鳥の巣箱に日齢3〜6日の雛を他の巣箱から移してやると、この年上の雛の餌をねだる大声に刺激されて、この雛にも生まれたばかりの自分の雛にも餌を与え始めることが多い。
・適当な日齢の雛がいない場合には、乳糖(ラクトース)なしの牛乳2滴を濃度20%のブドウ糖液かpedialyte(経口補水液)に加えて与えれば、雛が母鳥を刺激するほど大きな声を出したり、動いたり出来るようになるまで、持ちこたえさせられるだろう。
【補足】
・記事を書いた人はベテランブリーダーさんのようです。
・家庭で繁殖させている場合、ブリーダーさんとは違って、適当な日齢の他の雛などはいない場合が多いでしょうから、参考になるのは三項目めだけでしょうか。セキセイインコの場合ですが、最初の3日を乗り切れば、母鳥が雛に餌を与え始めることがあるということは覚えておきたいです。
・生まれたばかりの羽の生えていない雛にとって最適な温度は36℃だそうです。
母鳥が雛に危害を加えたり、雛が冷えてしまっているのなら、巣箱から取り出して保温する必要があるでしょう。
・pedialyteは、(人間の)子供の腹痛時に飲ませたり、脱水症状を防いだりするための飲み物です。
http://pedialyte.com/buy-pedialyte
http://pedialyte.com/to-the-rescue/avoid-sugars
スポーツドリンクよりも、糖分少なめ、ナトリウム多めになっているらしいです。
!pedialyteについて。これは経口補水液で、大塚製薬から「OS−1」という商品名で出ています。
自作も可能で、水1リットルに対して、食塩3g、砂糖40gです。
(かずさんから情報をいただき、追記しました。)
・ブリーダーさんのもとの記事には、どのぐらいのpedialyte もしくはブドウ糖液に対してミルクを加えるのか書かれていないのですが、1回にシリンジなどで与える分量程度だろうと考えられます。
大事なのは、ミルクの脂質と経口補水液もしくはブドウ糖液で、糖分などを少々補いつつ、脱水症状を防ぐことだということが読み取れるように思います。
- 投稿者:退会ユーザーさん
P-tanさん、こんばんは〜。( ^)o(^ )
これは、すばらしい!!!!です。
多くの人たちが、のどから手が出るほどの情報だと思います!!!!
楽しみにしています。!!!!( ^)o(^ )
- 投稿者:ことりこさん
違っていたらゴメンナサイ。
“calcivet”って、ベタファーム社のカルシベットの事では?
内容も同じようなので多分同じだと思うのですが、リンクのページで見ると海外版なのか、パッケージが違って見えて・・・。
本当に、違っていたらすみません。
ちなみに、カルシベットならこんぱまるさんで購入できますよ。
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
まれくん、こんばんは。書き込みありがとうございます。
このトピは不定期で書き込みをしていくつもりで、役に立ちそうなこともくだらないことも書いていきたいと思っています。
ことりこさん、こんばんは。情報ありがとうございます。
こんぱまるさんが輸入していたんですね!
2番の記事に追記しました。ありがとうございました。
参考としてリンクを貼ったのはUKのサイトなので、あのパッケージは英国版なのかもしれません。
http://vetafarm.com.au/product/calcivet/
発売元のページも貼っておきます。
- 投稿者:ふみなつさん
P-tanさん、こんばんは。
以前から、P-tanさんは、凄い人、沢山の知識を持った素晴らしいお方だと思っていたので、このトピックは様々な方々にとって、必ずとても役に立つトピになると思います。
これからも、宜しくお願い致します。
- 投稿者:かずさん
pedialyteの日本での代用品、の件ですが、これは経口補水液というものです。
大塚製薬から「OS−1」という商品名で出ていて、ドラッグストアで購入できます。
自作も可能です。
水1リットルに対して、食塩3g、砂糖40gです。
参考になるでしょうか?
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
ふみなつさん、こんばんは。書き込みありがとうございます。
お役に立てることばかりではないかもしれませんが、
このトピをなるべく続けていきたいと思っています。
お付き合いいただければ、うれしいです。
かずさん、こんばんは。
情報ありがとうございます。
自分は文系の人間で……と言い訳にしてはいけないと思いますが、医薬品関係は強くないので助かりました。
3番の書き込みに追記しました。ありがとうございました。
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
【前置き】
「豆知識」的な書き込みもしていきます。第一弾はマメルリハの寿命についてです。
マメルリハの寿命について20年説がある一方で、10年にも満たないという話もあります。
今回はマメルリハ飼育歴30年というベテラン飼い主のSandee Molendaさんが、ブログ読者からの「青いマメルリハの平均寿命はどのぐらいなの?」という記事をまとめてみます。
【情報源】
Parrotlet Blog Life Expectancy of Blue Pacific Parrotlets
http://parrotletblog.blogspot.jp/2011/09/life-expectancy-of-blue-pacific.html
【要約】
・1980年代はじめに筆者が飼い始めたマメルリハの成鳥の野生個体たちは15〜20年生きたので、野生で生まれたマメルリハには飼育下でも20年以上生きることができていた。
・飼育下で生まれたマメルリハの平均寿命は10〜15年のようだ。
・ブルーのマメルリハが米国で飼育され始めて15年しかたっていない(2011年時点)ので、色変わりのマメルリハの寿命はまだわからないが、ノーマルタイプよりも長い筈はない。
【補足と感想】
・マメルリハの別のベテラン飼い主さんの書き込みには、多くの飼い主の経験によれば、マメルリハは13歳ぐらいから老化による病気を発症し、死んでいく云々とありました。
・野生の個体が飼育下で天寿を全うできず早死にするということは結構ある話だと思いますが、マメルリハの野生個体は飼育下でも20年以上生きるポテンシャルがあるようです。
ブリード個体の平均寿命は野生個体より縮まってしまっているんですね。それでも、老化が始まるのが13歳ぐらいからというのは、セキセイ飼いとしてはうらやましい気がします。
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
【前置き】
もうひとつ。マメルリハの寿命にまつわる話。<10>で「別のベテラン飼い主さん」として触れた方の書き込みで、「マメルリハは事故死しやすい」というものがあったので、今回は要約ではなく、抜粋でとりあげてみます。
【情報源】
Avian Avenue: Parrotlets Place Parrotlet life expectancy
http://forums.avianavenue.com/index.php?threads/parrotlet-life-expectency.111325/
【抜粋】
3つめの melissaparrots さんの書き込みを一部抜粋します。
「マメルリハたちは本当に事故にあいやすくて、飼い主がペットに与えるべきだと感じているらしい最大限の自由をマメルリハに許してしまうと、結果として悲劇的事故を起こしてしまう傾向がある。
基本的に、私が理解する限りにおいて、ペットをケージに閉じ込めておくことに関する罪悪感とペットに幸せになってほしいと思う気持ちがペットを死なせてしまう結果になるのだ。というのも、人は常にペットを見守り続けることができず、そのうちに気が散ったり、油断したりしてしまうからだ。私はマメルリハたちに適度に大きなケージを与えており、私の体にマメルリハがとまっているか、もしくはマメルリハがケージの上にいて、私が同じ部屋で能動的にマメルリハを見守っている形でしか、マメルリハたちをケージの外には出さない。私は猫も飼っているが、この猫は大型の鳥には手を出さないが、マメルリハは襲わずにはいられないのだ。
そして、何故か、マメルリハが飛んだときには、着地するには最悪の場所に彼らは必ず降りるのだ。冷蔵庫の裏とか。サラダを切るのに使った包丁の上とか。水の入ったコップの中とか。犬の上とか。コンゴウインコのケージの上とか。
本当に、鳥が着地できる可能性のあるすべての場所の中で、マメルリハは通常、最悪の場所を選ぶ。それはつまり、飼い主である私がちゃんと見ていない時にマメルリハが致命的な状況に陥る可能性は100%であるということだ。
マメルリハにフリーフライトをさせるときには、私は部屋の中を見渡し、マメルリハが着地する可能性がある最悪の場所を見つけ、そこにマメルリハが着地する直前にかけつけて捕まえるようにしているので、今のところ、私のマメルリハたちが事故死したことはない。オキナインコのケージの上におりて、足を負傷したことは二度ほどあるが」
」
【感想みたいな】
海外のマメルリハの飼い主さんたちの体験談で、マメルリハを若くして事故死させてしまったという話は結構頻繁にうかがいます。日本のマメルリハたちも本当にこんなに危なっかしい鳥さんなんでしょうか? マメルリハの飼い主さんたちにうかがってみたいです。
ともかく、「マメルリハは小さくて、事故死してしまうことが多くて、それで平均寿命が短くなってしまっている面がある」というようなスレッドの論調でした。
- 投稿者:P-tanさん
- トピ主
豆知識とノウハウのどちらに入れようかな?と、少々悩みましたが、豆知識に分類しておきます。
【前置き】
セキセイインコにも一目あったその日からうまくいく同士もいれば、どういうわけか気に食わない同士というのもいます。
このセキセイインコの相性には、色の好みと声の好みが関係あるらしいです。
前提および予備知識として……
・鳥類の視覚は人類と同じくフルカラーです。
・contact callは、日本語では「呼び鳴き」以外に訳語がないようなのですが、
飛行中や食事中に群れの仲間がそばにいることを確認するために使う鳴き声のことで、
誰かを呼び寄せるための「呼び声」とは少し違います。
「呼び声」と訳すと誤解が生じるかもしれませんので、
以降の文の中ではcontact callという言葉をそのまま訳さずに使っていきます。
contact call 参照: http://en.wikipedia.org/wiki/Contact_call#Birds
【色の好みについて】
【情報源】
The Budgerigar Council of Victoria (オーストラリアのセキセイインコの協会、通称BCV)の過去の会報に掲載された記事で協会のホームページ上に採録されているもののひとつ
http://www.bcv.asn.au/FertilityWrites.htm
【要約】
・過去の研究によれば、セキセイインコは巣箱の中で初めて見た色と同じ色の鳥を伴侶として選ぶ。
・実の親鳥ではなく養い親の鳥が育てた場合、成長した雛は養い親の色の方を好むようになる。
・発情が激しい時は色の好みとは関係なく、一緒の籠に入れられた異性とちゃんと夫婦になれる。
【声の好みについて】
【情報源】
Budgies are Awesome (ベテラン飼い主さんのセキセイインコブログ)
Opposites do not attract
http://budgiesareawesome.blogspot.jp/2011/04/opposites-do-not-attract.html
【要約】
・カリフォルニア大で行われた研究によれば、セキセイインコの雌は自分のcontact callと似たcontact callを発する異性を伴侶として選ぶ。また、セキセイインコの雄も自分のcontact callと似たcontact callを発する雌に惹かれ、その雌のグルーミングを熱心にしたり、その雌を懸命に守ったりする。
・他のオウム・インコよりも、セキセイインコのcontact callには個性があり、自分たちが他とは違うcontact callを共有していることがセキセイインコの夫婦の絆を強くするのかもしれない。雄は伴侶の雌のcontact callを真似る。
・セキセイインコの繁殖は容易だが、飼育下での繁殖が難しい他の種類のインコ・オウムの繁殖において、この「声の好み」が大きな意味を持つかもしれない。
【補足、感想、素人考え】
・色の好みは、いわゆる「刷り込み」なんでしょうね。
「養い親」云々というのは、たとえば、実の親が白系で自分も白系という雛も、養卵や養子として黄系の養い親の巣箱に預けられたら、成長したその子は黄色い鳥を好むようになるだろう…ということです。
・セキセイインコのcontact call って、そんなに違うものかな?と思って、youtubeでちょこっと探してみたら、結構違いました。
http://www.youtube.com/watch?v=GtWJjMejUug
これは(contact callではないタイプの声も混じっていますが)、今朝収録したうちの子たち(ぴーたん(ドミナントパイドの雄)と、そら(青い雌)のcontact call です。
(下の方に、この動画が表示されるようにしておきます。)
http://www.youtube.com/watch?v=FId35ZMiyy8
雌が別の雌に対してcontact call を発しているところ
http://www.youtube.com/watch?v=WVrZ7P4QfcE
Banco くんが、録音された自分のcontact callに応えているところ
http://www.youtube.com/watch?v=FL55qDFLI_Y
Chipmunkくん
http://www.youtube.com/watch?v=ALiZGtQsMXU
セキセイインコがいっぱい
・今朝、動画を撮った後、撮影し終えた動画を再生して自分たちの声をうちの子たちに聞かせてみたのですが、
しっかりと鳴き返すという反応をしていました。
(2度、3度と聞かせると、そらが幻の相手を周囲に探し始めたので、そこでやめておきました。)
一方、2番目の動画も聞かせてみたのですが、これはほぼ無反応でした。
(他の動画はまだ聞かせていません。
この週末にでも、他の動画の声も何度か聞かせてみたいと思っています。)
[素人考えです!]
今いる鳥の「新しいお友達」や「お嫁さん・お婿さん候補」を迎えるにあたって、
鳥同士の相性が心配なものです。
最終的にはお迎えしてみなければ、仲良くなれるかどうかはわからない、とは思いますが、
仲良くなれる可能性をあげるため……というよりは、
「おまえの色が気に入らない」「おまえの声はなんか違う」というような理由で仲良くなれない可能性を減らすために、この「色の好み」「声の好み」のことは覚えておいたほうがよいような気がします。
もちろんペットショップ出身の鳥の「親の色」は予測しがたいものですが、
「仲良くしていた二羽のうち、一羽が急死してしまった。残った子のために友達を迎えたい」というような時には、亡くなってしまった子と似た色の鳥を探した方がうまくいく可能性があがる……というようなこともあるのではないかと思います。
また、世界がフルカラーで見えるのはセキセイインコだけではないので、他の種類の鳥にもあてはまる可能性が高いのではないだろうか…という気がいたします、素人考えですが。
- 投稿者:退会ユーザーさん
P-tanさん、こんばんは〜。( ^)o(^ )
今回も、役に立つ情報を感謝します。
この間の、マメルリハのことも、勉強になりました。
マメルリハは、最近、色んな色が出て来ていますが
医者の話によると、そう言うこは、よわいこが多いと聞きました。
今回の相性!
>今いる鳥の「新しいお友達」や「お嫁さん・お婿さん候補」を迎えるにあたって、
鳥同士の相性が心配なものです。
みんな、どうしたらいいのだろう?と悩むところですが
色ということがあるのですね。。。。
そして、P-tanさんの所の鳥ちゃんで、声に関しては実感?間でしてくれて。。。。
ありがとうございます。( ^)o(^ )
勉強になりました。
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