12月7日の水曜日、明け方

我が家に最初にやってきた鳥ちゃん。
セキセイインコのカーピィが、虹の橋を渡りました。

朝、いつものようにリビングに下りてきて、しばらくすると急にオカメインコがパタパタと騒ぎ出して、そのあと、セキセイインコのケージからもバタバタとそして鳴き声も・・。いつもはオカメは鳴くけど、セキセイは暴れたりしないのでおかしいなと思い、カバーを外すと一羽だけケージの隅っこにうずくまっているような姿がありました。他のセキセイインコがカーピィの事を私にいち早く教えようとしていたのかもしれません。

あわてて声をかけてみましたが、全く反応がありません。
もう、その時すでにカーピィは逝ってしまっていました。

私は気が動転してしまい、カーピィの名前を呼び続けました。異変に気付いた主人もやってきました。でも、どんなに呼んでも、温めてもカーピィは戻ってきませんでした。


前日までは何の問題も感じられず、いつもどおりご飯も食べていたし・・同ケージの鳥ちゃんたちとも問題なく、気になることは何一つなかった・・・。寒さ対策もひよこ電球とエアコンで万全だと思っていました。でも・・・・カーピィは逝ってしまったんです。



我が家にきて二年、とっても短い一生でした。



鳥さんを飼う決心をさせてくれた子でした。ペットショップから二羽のお迎えをした、そのうちの一羽でした。

飼いだした頃、いつの日かこういう別れが来るんだと思って覚悟はしていました。でも、実際はそんな覚悟とかなんの役にもたたないんですよね。


辛くて、悲しくて。。カーピィの仕草や声、水浴びの姿などどんどんあふれてきて、涙が止まりませんでした。ケージの隅っこで小さくなっていたカーピィ。夜中に何があったのか、全く分かりません。痛かったのか、苦しかったのか・・・そんな事を考えると胸が張り裂けそうです。

水曜日はたまたま仕事が休みだったので、涙で腫れた目を他人に見られることもなく、ずっとカーピィの傍にいられる事が出来ました。カーピィを小さな箱にいれて寒くないようにくるみました。お別れするのが嫌で、しばらく他の鳥ちゃんたちのケージに箱を並べて置いて、声をかけたりしていたのですが、やはりそのままという訳にもいかず、ようやく昨日我が家の庭に埋葬しました。今は安らかに眠っています。


カーピィ・・本当にごめんね。私がもっとしっかりしていれば・・・後悔しても、カーピィは戻ってこないけど、後悔しかできないよ。


最近はカーピィと同じケージのセキセイの仲間達も静かです。コザクラやオカメもカーピィがいない事分かっているのかもしれません。　

カーピィを埋葬した夜、何気に携帯のデータフォルダを確認中、ビデオのフォルダの中にカーピィを映したものを見つけました。見てみるとまだ我が家にきて一年頃に撮影したものでした。主人の肩に止まってカキカキしているものでした。1分弱の映像でしたが、終始主人のカキカキにうっとりしているカーピィを見ていて、また涙が止まらなくなってしまいしまた。後悔しても仕方ないけれど、もっとやれる事あったんじゃないのかと思うといてもたってもいられなくなってしまうんです。


今日、小さな写真立てとお花を買ってきました。

カーピィの写真を入れようと思います。


カーピィ・・うちに来て幸せだった?　涙が止まらないよ・・・・




さよならカーピィ　大好きだよ