アオバ
私のインコとの経歴を簡単にご説明します。 幼稚園児の頃、父が買ってきたセキセイインコのつがいが、最初のインコとの出会いでした。 そのつがい「ペペ♂」と「チチ♀」が次々と卵を産み、我が家ではたくさんのセキセイインコを育てることができました。 田舎育ちだったもので、巣から落ちたすずめやツバメなどの保護をしたこともあります。 セキセイインコとの付き合いは20年以上におよび、最後に飼った迷いインコ・アルビノの「ミルク」を看取ってからはインコは飼っていません。ミルクは我が家に来た頃は青年期のような艶でしたが、その後10年生きました。年齢不詳ですが、長生きの大往生でした。 最初のインコ「ぺぺ」そして最後のインコ「ミルク」は、まさに最期の瞬間を私に教えてくれた 今でも忘れえぬ存在です。 止まり木の上でふらふらと揺れだしたぺぺに気付き「どうしたの?」と鳥かごに手を入れてぺぺの体を支えると、ぺぺはそのまま私の手の中で逝きました。小学校3年生の頃です。 ミルクは最期の夜 珍しく夜中にかごの中で鳴いたので、私のベッドに入れて眠りました。とても寒い冬の出来事でした。朝、ミルクの体はもう動くことはありませんでした。