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病気の小鳥の看護について(その2:食餌+投薬)

cafecafe
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前回、保温のお話をしましたが、保温の環境ができあがったら、餌をたくさん食べてもらうことを考えてあげなければいけません。困ったもので、病気の小鳥には寒がるのと、餌を食べなくなるというのが、セットになってやってくるのがほとんどです。餌を食べなくなると免疫力が落ち、熱エネルギーが作られない(体温維持が難しくなる)ので、病気はますます悪くなります。

幸い、たいていの小鳥は、床に落ちている餌を拾って食べる習性(雛が一人餌になる時をイメージしてください)があるので、保温環境の水槽の床には、剥き餌と殻付餌のシードをばらまいてあげます。あとできれば粟の穂など柔らかい嗜好性の高いシードも。それから、これは効果がある場合とそうでない場合があるのですが、粟穂や棒状に固めたシードバーなどを上から吊るした状態で置いておいてあげると、かじる場合があります。

加えて、ここで「えーっ」と思われるかもしれませんが、ライトは保温も兼ねて、24時間点灯しておきます。これは、1粒でも多くのシードを、鳥さんに食べてもらうためにあえてそうします。睡眠より食事です、とは申しませんが、鳥は明るくても眠い時には眠ります。ただし、廻りが安全な環境だという認識があれば、の話ですが。

※話がそれてしまいますが、私は痩せている鳥を太らせる場合、なるべく消灯時間を少なくします。鳥は明るい時何をしているかを、観察していると、?餌を食べる?羽づくろいをする?眠る?おもちゃなどで遊ぶ、のような事を主にしています。なので、消灯してしまうと?眠るだけになってしまうので、心を鬼にして?餌を食べるの時間を多くするため、真っ暗な夜をなるべく作らないようにします。ただ、鳥は寝たい時には眠るとはいっても、環境の変化でストレスのある時期に、この方法はおすすめできません。あくまで鳥が落ち着いて生活してきても、体重が伸びないなどという時に、この方法を使います。

24時間点灯で、小鳥の体重が一定以下に落ちないようであれば、投薬と保温(暑がる子の場合は、暑がらない程度に)で、獣医師と相談しながら、経過をみます。ここまでが、自分で獣医の協力を得て治せる、病気の範囲なのかもしれません。

もし、体重が落ち続けるようであれば、難しい選択をしなければなりません。これは、獣医師に聞いて判断して欲しいのですが、その病気の子が体格からいって生死をわけるような限界の体重というのがあります。その限界の体重を割った場合、強制給餌という作業をしなければなりません。具体的には、強制給餌用のぬるま湯で溶いたパウダーフードを、シリンジからシリコンチューブを経て、そのうに直接流し込みます。

それには、専門的な知識と道具と技術が必要となります。雛の時、シリンジで挿餌していた人は、理論的にはわかるかと思いますが、成鳥と雛とでは勝手が違います。まず、シリコンチューブをくちばしで噛みちぎられてしまったり、そのうに入ったとしても、吐いてしまったり・・・

悪戦苦闘あるかと思います。獣医師に任せて入院させるか、自分でできるところまでやってみるか。それは、個人の判断になるかと思います。

私は、先天性の内臓疾患の子と、一緒に闘いました。でも、負けてしまいましたが。今では、いい勉強、いい思い出となっています。小鳥の寿命は、幼鳥の場合、産まれたときにある程度決まっているような気がします。なので、結果がどうあれ、皆さんが悩むことはありません。1日でも長く、飼い主さんといられたこと、小鳥はよろこんでいると思います。

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