別れ・ペットロス トピック
大切な子に酷い事をしてしまいました
- 花菱さん
- トピ主
- コメント
- 9
- 投票
- 0
少し前、まだ半年のオカメインコのふくを窓から逃がしてしまいました。
泣き暮らし日にちが経ち、縁あって新しい仔もお迎えし、そしてふくのおかげで自分がどんなに鳥が好きなのかを思い知り、仕事部屋にも一人お迎えしようと決意してからその事を考えていると気持ちは落ち着くようになったのですが、未だに胃の奥と喉に重たい物がつかえています。
殆ど懺悔のような話で、しかも思うがままに書いた長文なのですがどこにも書き出す場所がないのでここにかかせて下さい。
極寒のある日母親がオカメインコの雛を衝動買いしてきました。ぷくぷくに丸い二ヶ月のルチノーの子で、そのまままるちゃんと名付けました。
オカメを飼う事の大変さを調べて仰天した私が保温やさし餌について調べていると、母はさらに数日後もう一匹の雛を衝動買いしてきました。それがフクでした。
小さい頃から愛らしかったまるとちがい、原種で目がギョロギョロと大きすぎてしかも一ヶ月程度のまだ胸毛が禿げてヒナ。
見た目のせいか最後まで残っていた子らしく、この子を持って帰らねば、と思ったそうです。
オカメの大変さ、そして極寒に二匹の雛を落鳥させずに一人餌にする事の難易度を調べていた私は殆ど喧嘩するような状態で母と口論しましたが、今思えば同時にこの子たちを育てなければという使命感が色んな事に対するやる気に繋がりました。
幸いにも自宅業だった為、温度管理やさし餌を必死でやった結果二匹ともベタベタの甘えたな子に育ち、エイリアンのようだと笑われたふくちゃんはおめめくりくりの非常に愛くるしい美人に育ちました。
ふくちゃんは頭もよく要領もよく、三ヶ月ほどでおしゃべりをはじめて家族を驚かせました。
まるもふくの真似をしておしゃべりをはじめました。
ふくが六ヶ月をすぎようとしたある日、私はとんでもない過ちを犯してしまいました。
放鳥中にゲリラ豪雨があり、網戸がしめてあった窓の上に硝子窓を引きました。
その日に限ってなぜか湿気で窓同士がベッタリと張り付いており、反対側が大きな音をたてて開いてしまったのです。
普段あまり開かない扉ですから引っ張られた時に大きな音がたち、驚いたふくは肩から飛び上がり、パニックをおこしたまま開いた隙間から外へと出てしまったのです。
その日に限って湿気で窓が張り付き、その日に限っていつも開いていないカーテンが開いていて、そこからふくは出て行ってしまい、その日に限って窓際に積み上がっていた同居者の書類が外へ全部こぼれてしまって自分のものではないので拾わずに追いかける事ができず、家の外にあわてて飛びだした時に聞いた聞き慣れた呼び鳴きを最後にふくの声は聞こえなくなってしまいました。
それから数時間にわたり走り回り、呼びまわり、警察にもゆき、その後仕事の合間に三日探しましたが見つかりません。
そもそもふくは羽が生え替わっている最中で、抜けるは抜けるもののはえてくるのが非常に遅く、ふるい羽は初期クリッピングもされていたため遠くへ行けるはずがありません。おそらくグライダー滑空でどこかにとびおりたのち、私を呼び鳴きしているうちに猫かカラスにさらわれてしまったのだと思います。
心がもたなかったため、最初は「あんなに愛らしい子だし人なつこいこなのだから、どこかで誰かの肩に飛び降りたらきっとそのままかわいがってもらっているに違いない」と思うようにしていました。
でも日にちがたち、気持ちが落ち着いてくるにつれ、あのとき大きな猫もカラスもうろうろしていた事、ふくがいなくなった直後大きなトンビかカラスがすーっと飛んでいった事など、探し回っていた時思考から外されていた事が次々とよみがえり、もうふくはどこにもいないのだと認めざるを得なくなってきました。
ふくは私が殺しました。あんな小さい子を驚かせた挙げ句に外に出してしまい、怖い思いをさせたまま殺してしまいました。
私が驚かせ私が追い出してしまったようなものなのに、最後まで私を呼んでいました。
でも助けてあげられませんでした。
過去に老衰や病気で死なせてしまった子もいます。
その子たちとのお別れの最後は虹の橋でまっていてくださいと思う事が出来ました。
でもふくはそうじゃないんです。怖い思いをして、飼い主の手のなかどころかおうちですら無いところでなにもわからないまま死んでしまいました。
私を恨んでいるでしょうし、裏切られたとおもっているでしょうし、私はふくにどうやって謝ったらいいのかわかりません。
母に飼い方を詳しく調べないなら難しい鳥を飼ってくるなと責めたくせに、反対側が反動で開いてしまうかもしれないという事を全く予想もせず窓を動かしてしまいました。
オカメのなかでおそらく最小クラスに小柄で、やっとフワフワになってきてこれから楽しい事もお歌もいっぱい覚えるはずだった子を最悪の方法で殺してしまいました。
籠は同じではなかったのですが、一匹でお留守番をした事も一匹で夜眠った事もないまるは寂しそうな呼び鳴きを上げ続けていて、まるにも本当にもうしわけない事をしました。
そんな事もあり、そしてあいた籠が寂しすぎて、もし縁があれば程度の気持ちで入ったペットショップでガリガリに痩せた小さな小さな二ヶ月半の原種の子を見つけました。もう雛の入荷が無い初夏のショップにのこった最後の子でした。二ヶ月半で68グラムしかない子でした。
ペットショップの店員さんの対応がおそらく知識不足で、さし餌の回数が少なすぎてガリガリに痩せていたのに食べられもしないひま種やピーナツや見た事もないような大きな種をえさ箱にゴロゴロと入れられていて、うちの子たちの二ヶ月半と比べたら半分以下といっても言い過ぎではないほど顔まわりの毛が細く貧相で目視のみで胸の骨が飛びだしているのがわかるほどでした。
その子は私の顔を見るなりジャージャーと餌を強請りだし、もうこの子との出会いは縁だと思ってお迎えしました。
その子は帰宅するなりぴたりとジャージャー鳴きをやめてしまい、私の手からアワヒエキビをガツガツと必死で食べだし、一日でベッタリと懐いてしまいました。
この子は3匹目、ふくはいつでも戻ってこれるように籠もキープする。と心にきめてお迎えしたのでお迎えした事に対する罪悪感はありません。
同時に上記のような流れでお迎えしたので私はこの子を全力で守って育てていこうと心に決めました。
寂しいとか会いたいとかもうそんな気持ちではありませんただふくがいま苦しくて寂しい思いをしていなくて怖い思いをしていなければもうそれしか望む事はありません。
ふくにどう謝ったらいいのか、何をしてあげればいいのかが見えず、中途半端に浮上した状態です。
でもこのままだとこの新しい子と、ふくがいなくなった数日間ずっと私をなぐさめてくれたまるに申し訳が立たないです。
思い出すだけで熱が出たり指がしびれたり、雨の日に冷や汗がとまらなくなったりして仕事にも支障が出ており、仕事をきちんとこなすという事こそが飼った生き物に責任を取るという事にも繋がると思っているので、このままではそちらの意味でも本末転倒です。
本当にごめんなさいふくちゃん。ごめんなさい。どうしていいのかわかりません。いまでも朝になると窓の外をぐるっと見渡してしまいます。ごめんなさい。
トピックに参加しよう
- 投稿者:ひまわりそらさん
読ませて頂いて涙が止まりません。私も1週間ほど前に大切な子(セキセイインコ)を私の不注意から外に出してしまいました。今も探してます。ご飯も喉を通らず外へ出してしまった子の事ばかり思い自分を責めてます。逢いたいです。
投稿ID: hXwdtSArEynTKCOoMqwqiQ
- 投稿者:退会ユーザーさん
はじめまして。
初めて読ませて頂きました。
ワタシも、迷子にした鳥がいます。
だからこそ、警察情報を始める事が出来ました。
そう言う中で、2年前に逃げた鳥ちゃんが、2年後に飼い主さんの所に戻った例も、目の当たりにしました。
友人が保護して、ここで今年の1月に、ずっと呼びかけていた鳥でした。
迷子にした人たちは、今でも胸が締め付けられる思いです。
でも、希望を持ちたいです。
また、たとえ、その事から、あちらの世界に行ったとしても、鳥ちゃんは、そのことを恨んだりはしていないと思います。
いなくなっても大事に想われている事、感謝していると思います。
大好きな飼い主さんが、苦しむこと、苦しみ続ける事は、望んでいないと思います。
だから、毎日祈りつつ、警察情報を調べさせていただいています。
1羽でも、飼い主さんの元に戻れるように。
れいれいさん、トピをあげてくれてありがとうございます。
そして、今居るこたちを、大事にする。
毎日、前に進む。
時間は戻りません。時間は前に進んで行くので。
投稿ID: 3kW9MsSh3sWgUjIaW4prSA
- 投稿者:れぃれぃさん
お初です。読ませていただきました。
私は今まさにその真っ只中にいます。
我が子の保護情報を探して毎日ここをチェックしてて、花菱さんのお話にたどり着きました。
花菱さんのお話、読みながら涙が止まりません。
こうして書くことも辛かったでしょうね。
私も同じ想いです。悲しいし、寂しいし、自分が許せないし… 気持ちをどう整理すれば良いのかわかりません。 まだ私は諦めていませんが、空のカゴを見るのが耐えられません。家の中が火が消えたようです。
私の分も、目の前の子達を思いっきり可愛がってあげてくださいな。
投稿ID: tOkF9Y8V3lc0vsiwCxTk+w
- 投稿者:3inkoさん
わかります。自分の行動が加担して殺してしまったような感覚私も同じです。
しかも胸のあたりがずっとつかえて重苦しいです。
「フランちゃん いまどこですか?」で事のあらましを記述しましたが
最愛のインコをヤブ医者に預けて殺されてしまったのです。
本当に悔やんでも悔やみ切れない思いです。
- 投稿者:退会ユーザーさん
このトピから少し時間が経ちましたが、書かせていただきますね。
お気持ちはなかなか癒えないとお察ししますが、カラスに関係する事なので・・・。
私も学生時代、ルチノーのオカメちゃんを飼っていました。ヒナの時ギーギー鳴いていたので、
ギーちゃんという名でした。とても懐いてお喋りする可愛い子でしたが、悲劇は1歳半の時に起こりました。
その日は爽やかな陽気で気持ち良く、日光浴の為にケージを庭に出していました。
すると突然、ピピー!カアカア!という鳴き声が聞こえ慌てて駆けつけると、オカメちゃんの上嘴は無残に捥ぎ取られていました。金網越しに争ってしまったようで、カラスにやられてしまったのです。
痛みに耐えて鳴きもせず、目を閉じて小刻みに震えていた姿を忘れる事はできません。結局1週間の入院後、強制給餌を受け付けなくなって亡くなってしまいました。
今でも殺してしまったという気持ちが拭えない思い出です。
それから1ヶ月後の早朝、母が犬の散歩をしている時にカラスが何か白いものを咥えて飛ぶ姿を
見て、白菜かなと思ったそうです。近くまで来ると、それはオカメインコでした。母が思わず拳を振り上げてコラッ!と叫ぶと、カラスはびっくりしてオカメを落としたそうです。
うちに来たオカメちゃんは、その日はずっと恐怖からか震えていました。
でも驚いた事に無傷でした。
次の日、落ち着きを取り戻したオカメはギーちゃんと鳴き
ました。本当にびっくりしました。こんなことってあるんですね。
暫く張り紙をして様子を見ましたが、元の飼い主は見つからず、連絡をくれた別のペットロスの方にお譲りしました。まだ自分で飼うほど気持ちは回復していませんでした。会社の昼休みにも鳥の為に帰宅するような方で、幸せな人生を全うしたと信じています。
鳥に限らず、動物や人間だって様々な事故に遭遇します。
ほんの少しの偶然やタイミングがずれていたら・・・と思う
ことばかりですよね。もう取り返しはつかないけれど、
今いる子たちを大切にしてあげてください。
- 投稿者:花菱さん
- トピ主
胸のつまりをはき出したいがために書いたような文章なのにきちんと読んで下さり、丁寧な心あるお返事を頂きまして本当にありがとうございます。
今はもう頂いた文面を見るだけで涙が繰り返し出てきて考えがまとまらないので大切に読ませて頂きながらじっくり考えて改めてお返事させていただきたいと思いますので、レスを下さった方々本当に有り難うございましたという感謝の気持ちだけ先にお伝えしておきたかったので取り急ぎそれだけ書き込ませていただきます。
改めて有り難うございました
- 投稿者:yurichan☆さん
可愛そうな事されてしまいましたね。。。
怖かったでしょう。人一倍怖がりな臆病なオカメインコ。
文面を読んでいて涙が止まりませんでした。
未だ、これから愛される時に。。
我が家も、1度ロストバードしてしまった事があります。
クリッピングをしていなかったので遠く〜遥に飛んでいってしまいました。でも、追いかけても戻る事はなく毎日途方に暮れていました。
飼い主さんは、本当に注意を払わなければなりません。
自然界のオカメインコはかなりの飛行距離で飛んでいます。
放鳥時は、細心の注意を払わなくてはなりません。
懺悔しても、もう戻って来ない。
縁あって新しい子をお迎えなさって心癒される事はきっとないでしょう。飼い鳥は、自然界では生きてはいけないのです。私だったらば、次の子をお迎えする気にはとてもなりません。例え心の整理がついたとしても一生心の中には消えることが無いと思います。
辛かったと思いますが。。今のオカメちゃん達をふくちゃんの為にも幸せにさせて下さい。
写真。。あんなに可愛い子なのに。。。
花菱さまよりも、オカメインコを愛する私としてはあまりにも悲しすぎてたまりません。
- 投稿者:yuki_aknさん
一番 心残りの別れ方ですよね。
我が家はセキセイでしたが、確か2月の28日寒い日のことでした。
私が具合は悪く寝ていた時の出来事です。
娘が学校から帰ってきて、お友達の所に遊びに行くときの話です。
セキセイインコのピーちゃんは娘が気が付かないうちに、
娘のコートに止まっていたようなんです。
そして、外にでました。
当然の事 羽音を立てて飛んでいきました。
慌てて私も外に出て名前を呼び、一度だけ返事がありました。 しかし、声はすれども姿は見えず・・・
もう、夕暮れ午後4時前、辺りを探しました。
でも、いない・・ 声もしない。
そんな時 母から1本の電話。
「従兄が亡くなったからこれから行くけど、どうする?」
途方にくれました。
後は、当時 高校生の娘に辺りを探してはもらいましたが、見つかりませんでした。
私もあの時「ピーちゃんを探さず 従兄の所に行ったのです」 酷い飼い主です。
もう6年前の話ですが、こうやって改めて書いたのは初めてです。
娘を責める気もありません。
ただ、あの時 玄関で小学生の娘に一言
「行ってらっしゃい」だけでも言えば良かった。
今でも「私もどこかで生きている」と思い込もうとしています。 きっと 一生 そう思うのかもしれません。
ありえない話ですが・・・
私は、今でもぴーちゃんのお位牌だけは作れません。
そんな鳥さん達が多いようです。
「悪い事をした」とは本当に思っていますが、
これから私たちが出来ることは、同じ過ちをしないように
することではないでしょうか?
私も違う鳥さんが病気で亡くなった時に衝動買いをした
インコが今我が家に居る 永遠(とわ)ちゃんです。
忘れることはおそらく一生出来ないでしょう。
確かに中途半端な気持ちと、今でも思い出すと涙はでます。
同じ先ほども書きましたが過ちだけは私たちだけではなく、鳥さんを飼っている人間が油断しないようにしないことが一番なんでしょうね・・・ きっと・・・
きっと、今 苦しんでいることだと思います。
うまく言えないのですが・・・
気持ちは私も解ります。
私が言うのもなんですが、あまり苦しまないでください。
(私も3年苦しんだ時はありましたが・・)
本当にうまく書けなくてすみません。
でも、辛い気持ちは私も痛いくらい解ります。
- 投稿者:そらさん
こんばんは。
そんな出会いがあったのですね。
私も同じ様な感じです。
私の飼っていたアルチャンは昨年 姉のところに預けたら、情が沸きすぎ 返せないって事で里子に出しました。
アルチャンは、20年生きていて じぃ様くさいオカメインコでした。姉のところに行ってからは、毎朝 5時に起きて、リビングを散歩して、声をかけると鳴いて顔を見せにくる・・・。
それがあるチャンの日課になっていて、1か月に1度里帰りするアルチャンは、我が家に居た時よりも若返り楽しそうでした。
姉も アルチャンは、我が家に居た方が幸せだよねぇ〜が口癖に・・・。
大切にしていたのにも関わらず、チョットした気の緩みや考えもつかなかった事でやっぱり物音にビックリして籠から逃げてしまったんです。
停まった先は、ご近所の親切な人のお家の屋根でした。
…でも、運悪くカラスに見つかり戦ったのを目撃し助けに行った時は屋根に羽が落ちているだけで姿はなかったそうです。
その話を聞いた時に アルチャンの戦う姿が見ても居ないのに、体験したかの様にリアルに見えるんです。
逃がすという事は、飼い主の不注意です。姉の事も沢山責めました。・・・でも姉は、何も言わず何度も電話してきてごめんねごめんねって泣きながら言うのを聞いたら もう2度と同じ過ちを繰り返さない事を条件に許す事にしようと決めました。
逃がす=死に繋がるんです。保護されるのは、ホンノ一握りの幸運な鳥サンだけです。
花菱サン・・・勇気を出して、懺悔を告白し後悔しているのなら許されて良いのではないでしょうか?
誰にだって、ロストバードの可能性はあるんですよね。
2度と同じ様な事が起きないように自己反省して、今 飼っているオカメチャン達と楽しく暮らして下さい^^
私も只今 オカメインコを飼育中です。今育てているオカメ(モッチーと言います)は、8月には姉に渡すつもりです。
…でも、モッチーにとってウチの方が幸せだと思ったら 我が家の子にするつもりです。
姉の話と重なってしまい、見て見ぬ振りができませんでした。
1羽でも多くの鳥サンが幸せに暮らせますように・・・^^。
そこに尽きるのではないでしょうか。
カラスや猫に襲われる我が子の事を想像したくはないですよね。なら、お互いに気をつけましょうね。
末長く今の子たちと幸せになって下さい。
辛くなったら、メッセージでも送って下さいな。
辛い気持は、理解できるので いくらでもお聞きしたいと思います。
1 - 9件 9件中
あなたもトピックを作ってみませんか?