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愛鳥との別れ

ちゅんたろう
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愛鳥の死からなかなか前を向けません
高齢だったため、ある程度覚悟はしていたので、こんなに早く、とか、突然逝ってしまったという感じはないのですが、日毎に後悔がつのってきて自分を責めてしまいます

先日、十五歳の小桜インコを亡くしました
雛から育て、大学進学に伴う一人暮らし時代から、就職結婚妊娠出産育児、全てを傍らで見守り、支えてくれたかけがえのない存在です

ラブバードらしく、私のことを生涯のパートナーとして愛してくれ、来客が皆びっくりするくらい私とのスキンシップが大好きな甘えん坊のオスインコでした

最初は全力で愛情を注いでいた自信がありましたが、出産、育児のステージくらいから、徐々にインコに割ける割合が減っていき、申し訳ない日々が続いていました

鳥専門の病院で時折診てもらい、健康には気を遣っていましたが、第二子が手のかかる年齢になったころ、モコちゃん(インコの名前)は私の愛情不足から毛引きになってしまいました

それでも私のできたことは、毛引きを悪化させないでとどめるという程度
もっともっと努力したら、あの美しい尾羽や腰羽をもとに戻してあげられたかもしれないのに

そんなさみしい思いをさせながらも、幸いモコちゃんはずっと健康でいてくれ、ずっとずっと長生きしてくれるものと思っていました

子供たちも成長して落ち着いてきて生活リズムも整い、やっとモコちゃんとの時間もきちんと取れるようになってきたなと思えたのがここ一年ほど
もう高齢で、籠の中では食べてるか寝てるか、放鳥しても遊びまわるわけではなく私の肩でくつろぐか、手の中でぬくぬく幸せにひたるかという感じでした

ところが数か月前の診察時、老化に伴う胃腸機能の低下を指摘されました
エサも胃に負担がかからないものに切り換え、補助的に栄養剤を与える介護生活のような日々が始まりました

体調はすぐに安定し、良好に見えました
そしてすぐに楽観視してしてしまった私
モコちゃんは強い、そう簡単には寿命が来ない
まだもらった愛情何も返せてないのに逝ってしまうはずがない、と

でも、生きるのに最も重要な機能の低下、それがどういうことかもっと重く受け止め、真摯に向き合うべきでした

少し体重が減ったな、と思ったのが亡くなる一週間ほど前
とりあえずガツガツごはんを食べている姿をみていたので、今回もまた持ち直すだろうと、より胃に負担のかからないものを研究したりもせず、新たな工夫もせず、同じお世話しかしていませんでした

亡くなった日のお昼過ぎ、二階の南のかなり暖かい部屋にいるにも関わらず、モコちゃんはパンパンに羽を膨らましてじっとしていました
動かずじっとしていることは多かったので、特に危機とは感じず暖かくしてそっとしておきました

そのたった数時間後見に行ったら、かごに横たわって動かなくなっていたモコちゃん

目も閉じず、インコなのに受け口になっており、きっと最後は苦しんで逝ってしまったのではないかと思います

なぜ昼間の時点で危機を感じなかったのか
長年鳥を飼っていれば、寒くもないのに羽を膨らましてじっとしていることがどういうことなのか知っているはずなのに
それよりも前に、体重が減ってきた時点でもっと何かできたのではないか
いろいろ怠った私のせいで死なせてしまったのではないか
昼間の時点でさわってあげればよかった
同じ家の中にいたのに、つきっきりで看てあげればよかった

苦しみながら、私が子供に話したり叱ったりする声を聞いていたと思います
側に来てほしいと思ってたかもしれない
最期を看取ってあげられず、一人で逝かせてしまった

お世話をめんどくさいと思ったこともたくさんあります
子供を早々寝かせたあとは、モコちゃんには待ちに待った私との時間
なのに、自分のフリータイムがほしいがために、モコちゃんとの時間をさっさと終わらせたことも何度もあります

スキンシップ時によく
愛してるよ、私のところに来てくれてありがとう
言ってました
言葉は通じなくても、表した感情は届くようで、モコちゃんも嬉しそうにしていました

でもその愛してるということをどれだけ体現できていたか

第一子を出産してから
モコちゃんごめんね、ちょっと待っててね
と、何度後回しにしたことか

その”待っててね”も数時間どころか、最後は年単位、子供たちがみんな幼稚園に行ってしまったら、また昔みたいにお昼間にたっぷりラブラブしようね、それまでたくさん我慢させちゃうけどごめんね、待っててね、と

私が日常でもっと頑張れば待たせなくともよかったのに、自分の都合と自分本位な考えで、モコちゃんを待たせて待たせて、ついにはさみしい思いをさせたまま逝かせてしまいました

亡くなったのは、待ちに待った下の子の入園たった五日前のことです

あと1月で第三子が生まれますが、生まれても慣れた赤ちゃんの世話、そして何かと手を取られる上二人は就園、これからしばらくは日中いくらでもモコちゃんの時間が取れると、やっと寂しさを少しでも晴らしてあげる道が見えた、と思った矢先でした

もらった愛情と幸せを何も返せていない
寂しいまま逝かせてしまった
注意やお世話が足りなかったかもしれない

様々な後悔が次々と押し寄せ、泣かずに過ごせる日はありません

亡くなった日の夜、一晩一緒に寝て、一晩中思い出に浸ったり謝ったりお礼を言ったり
そして翌日にお庭の、家族みんなが見る枝垂桜の根元に、お花と大好きだったエサと一緒に眠ってもらいました
上には、モコちゃんの腰羽の色ブルーと、おでこの色オレンジのお花を植えました

きちんと送って整理もつけられそうと思っていたのに、日が経つにつれ辛さが強くなっていく気がします
どうやって愛鳥の死を乗り越えたらいいのでしょうか

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コメント (9件)

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ちゅんたろう

*おんちゃんさん
ありがとうございます

私が悲しみに埋もれているままだったら、モコちゃんが困ってしまうなんて考えていませんでした
淋しい思いをさせて逝かせてしまった上にまだ困らせちゃったらダメですね

虹の橋渡って仲間と楽しく過ごしてほしいと本当に思います

モコちゃんに心配かけないように前を向いて行けるよう頑張らなきゃと思います

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ちゅんたろう

*ジョセフさん
ありがとうございます

同じような辛い経験をされたんですね
やはり皆さま、後悔はされるんですね

自分も時間が経つほど、落ち着いていくのかと思っていましたが、今はまだ時間が経つほど悲しみが込み上げてくるような気がします

後悔と悲しみに埋もれてしまわないよう、なんとか前を向いていきたいと思います

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ちゅんたろう

*チャッピイさん
ありがとうございます

半年かかって前を向かれたんですね
私はどれくらいかかるかわかりませんが、少しずつでも進んでいきたいと思います

すごくすごく愛しているからこその悲しみと後悔ですが、やっぱりまだ自分を責めてしまいます

でもそこで止まっているのではなく、今周りで私を必要としてる子達に愛情を注ぐことも大事ですね

こんな私じゃ、モコちゃんが心配しちゃいますね
頑張っていこうと思います

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ちゅんたろう

*ちっちさん
ありがとうございます

ちっちさんも、愛鳥を亡くされたばかりなんですね
やはり同じように後悔されたんですね
そして、自分を必要としてる子達のために前を向かれたんですね
私も頑張らなきゃと思います

モコちゃんが私に愛されてると感じていたか、幸せな一生だと思っていたか、一番私が気になるところですが、たくさんのインコちゃんと暮らしていらっしゃるちっちさんに言っていただけると少し気持ちが救われます

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ちゅんたろう

*みーぃさん
ありがとうございます
みぃーさんも相当辛い経験をされたんですね

感謝して祈る
大事ですね
後悔と悲しみばかりで何も祈ってませんでした

モコちゃんが虹の橋を渡って楽しくいられるよう私も頑張ります

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退会ユーザー

貴女が泣いていると、モコちゃんが困って
しまいますよ。
これから虹の橋に行って、他のペットさんたちと
遊びたいなと思っても、貴女の事が心配で行けない、
なんて、モコちゃんを困らせちゃうでしょ?
貴女が強く望めば、モコちゃんはまた戻って
来てくれますから、メソメソしないで、
お子さんたちと笑っていてください。

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チャッピィ

ちゅんたろうさん、はじめまして。

こんなにまで悲しんでくれるなんて、モコちゃんはとっても愛されていたのですね。

若い頃はラブラブだったちゅんたろうさんが構ってくれる時間が減っていたとしても、そばで一緒にいられるだけで幸せだったのではないでしょうか?

愛鳥を亡くすということは堪えがたく、程度の差はあるにしても「もっとああしていれば。。。」という後悔って残ってしまいますよね。

思いっきり泣き 悲しむしかないと思います。

モコちゃんのことを悼んであげられるのはちゅんたろうさんにしかできないことですもの。

私も愛鳥がいない状況を受け入れるまでには半年位かかり、
その教訓から、後悔のないよう毎日「大好きだよ」を1羽1羽にしっかり伝えることを心掛けるようになりました。

モコちゃんが心配しないように、
少しずつ元気になっていって欲しいです。

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ちっち&#9825

もらった愛情と幸せを何も返せていないだなんて、
そんな事はないと思います。

モコちゃんは、自分が愛されていると、ちゃんと分かって
いたと思います。ママが育児で忙しい時でさえ、ちゃんと
分かっていたと思います。分かっていたから、ひねくれた
りせず、またママの肩の上で手の中で、幸せそうにしてい
たのだと思います。

ああしてあげれば良かった、こうしていたら・・と、
必ず後悔してしまうんですよね。私もそうでした。
私も、1か月前に愛鳥を亡くした所なので、お気持ちは
よく分かります。私も、一人で逝かせてしまいました。
その時の彼の気持ちを思うと、本当に胸が締め付けられ
る感じで、毎日泣いてました。

でも、他の子達(インコ)の事を、第一に考えなければ
と思い、徐々に立ち直って行きました。
ちゅんたろうさんは、モコちゃんのママですが、
ママを必要としてる子供達がいますもの。
少しづつでも徐々に立ち直っていけると思います。
今は、いっぱい泣いてくださいね。

モコちゃんは幸せだったと本当に思います。
ママに感謝してると思います。
だから、自分を責めないでください。

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みぃー

みぃーと言います。初めまして。
モコちゃんを亡くされて、さぞお辛い事と思います。
私もこの別れのカテゴリーに新しいトピが上がるたびに悲しくて切なくなり、以前飼っていたインコを思い出します。
私はその仔を亡くしてからペットロスになってしまい、後悔と悪夢を見るようになりました。死んだ瞬間を何度も夢で見て泣きながら起きていました。 そのたびに私も後追いしようかと思った位です。
ちゅんたろうさん、今はいっぱい悲しんで、モコちゃんにいっぱい感謝して祈ってあげてください。虹の橋で仲間たちと幸せになれるように…
いつかちゅんたろうさんの悲しみが癒えるよう祈っています。
育児や家事など大変かと思いますが、またこれから出産も控えているとの事で身体にお気を付けくださいm(_ _)m

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