雑談・挨拶 トピック

ペットの保険選びは!【保険スクエアbang!/ペット保険】

気持ちの整理をするために書かせて頂きます。

みずき@
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すみません、先に謝っておきます。
カテゴリ違いかもしれませんが、
ここが一番しっくりきたので書かせて頂きます。
タイトルの通り、気持ちの整理がしたく思います。
ほとんど私の自己満足だと重々理解しています。
ですのでもし最後まで読まれて不快になられても
あまり厳しめのお言葉は控えて頂けると有り難いです。
何か不都合がありましたらすぐに削除しますのでm(__)m


先程知り合いから連絡が入り、老鳥夫婦が旅立ったと聞かされました。
最初に旦那さん。
数時間後に旦那さんのそばで寄り添い、後を追うように奥さんも。
美男美女の文鳥さんで、互いを支え合って生きている素敵な夫婦でした。
そしてこの連絡を受けて、私はある1羽の雀を思い出しました。


その子とは学校の中庭で出会いました。
巣立ち直前のまだ幼さが残る可愛らしい雀たちが
学校の中庭で4羽、地面に点々と倒れていたんです。
親鳥の姿はありませんでした。
何らかの理由で巣から落下したのだと思います。

時間は下校時。たくさんの生徒が中庭の前を通って帰宅していきます。
誰も雀たちを助けようとしない。この事実にとても驚きました。
中には近づく人も数名ほどいましたが
よくわからない寄声を上げて友達同士で笑いながら逃げていく。
その姿に自分でも驚くほどの強い怒りを覚えました。

4羽を一か所に集めて1羽ずつ確認しましたが
3羽はすでに息を引き取った後でした。
かろうじて1羽、一番小さな子に息がありました。
苦しそうですがでも確かに呼吸をして、手を近づけると寄り添ってきます。
その姿は生きることを諦めないと言っているようにも見えました。

野良猫を拾っては育てて今では11匹になったという
動物好きの友達が、ご両親に連絡をとってくれて
学校から車で動物病院に行くことになりました。

友達のお母さんを待っている間、またもや衝撃的なことが。
息を引き取った3羽はあとで包んであげようとベンチに残し、
生き残った子を最優先にティッシュやハンカチで包んでいた時です。
先生が箒でベンチに残していた3羽をチリトリに入れてしまったのです。
慌てて事情を説明しようとすると、こう言われました。
「もう死んでいるんだからゴミだろう。
野鳥に関わるのはよくない。それも、もう死にかけじゃないか」
確かにそうかもしれません。私だってほんの数十分前に見つけた子たちです。
出会った時には息を引き取った後でした。
それでも。それでも私は少なくとも供養をしてあげたかった。
そして、私の手の中に居るのは「それ」じゃありません。
立派な生きようと頑張っている「雀の子」なんです。
本当に本当に、この先生の行動と言葉が痛く突き刺さりました。
友達が間に入ってくれ、私も先生に失礼がないよう説得をして
3羽を学校外のすぐそばにある登山入口付近に土葬してあげました。
先生が最後に言っていた言葉は今でも一語一句覚えています。
「そんなもの助けてキリがない」
先生に食って掛かる一歩手前でまた友達が制止してくれました。
起伏が激しくてあの時は本当に申し訳なかったです。


そして、友達のお母さんが持ってきてくださった小鳥用キャリーの中で
雀の子をなだめながら、私たちは病院へ向かいました。
車内ではお母さんがこれまで看取ってきた動物の話を聞かせてくださいました。
猫、もぐら、猫が捕ってきたネズミ、鳩、カラス、ヌートリア、インコ
本当にただの専業主婦ですか!?と言いたくなるほどのお話でした。

病院に着く頃には雀の子は更に呼吸が浅くなり、たまに呼吸が止まっていました。
そのたびに体を痙攣させ、大きく反ったり足をばたつかせたりして
再び呼吸を始める、といった本当に辛そうな感じでした。

丁度病院は空いていて、すぐに先生に診てもらうことができました。
呼吸を確保するために呼吸器で酸素を満たしたプラケースに入れられ
ひたすら息をさせて落ち着かせようとします。
何度か先生が人工呼吸のようなこともしてくれました。

友達と少しでも場を明るくしようとしてこの子の今後を一緒に話しました。
友達の家では猫がたくさんいるから飼えないね、とか。
私の家で飼うなら雀みたいな文鳥がいるからいい親になる、とか。
どんなケージを作ってあげよう、どんなご飯を食べさせてあげよう。
名前は、性別は、性格は、どんな鳴き声だろう。
そんなことを話しながらも、私と友達は気付いていました。

もうそろそろこの子の命が燃え尽きる。

病院の先生は最後、本当の最期まで酸素を送ることを止めませんでした。
先生、看護師さん、友達、友達のお母さん、そして私。
5人に見守られ、数時間前に出会った小さな雀は旅立っていきました。

その後、雀の子は友達宅のお庭に土葬されることになりました。
土中にはヌートリアやもぐらや猫たちがいるから寂しくないだろう
そう友達のお母さんは声をかけてくださいました。

そこでまた、3度目の怒りが湧いてきました。
悲しいのに、涙が出ないのです。一滴も。一雫も。
私にとっては初めての目の前での生命の終わりでした。
確かに悲しかったんです。
胸が痛くて変なぐるぐるした気持ち悪い感情で一杯になって。
それを何処へどうやって吐き出せばいいのか、ぶつければいいのか。
まったく分りませんでした。最低な奴です。
もしかしたら結局は雀の子を心から心配していなかったのではないか。
ただの偽善的意識での行動だったんではないか。

今でもあの時の感情がまったく分りません。
ただ、またもその時助けてくれたのは友達でした。
友達は長年一緒に暮らしてきたペットが旅立ったかのようにそれはそれは大泣きしていました。
そんな友達をみて、ほんの少しですが心が軽くなりました。

後日、友達の家を訪ねて雀の子を参りに行きました。
友達宅の庭には札がいくつかたてられていて、
もぐらとハトの間に小さな雀と書かれた札がありました。
友達と、友達のお母さんには感謝してもしきれません。

初めての経験をして初めての感情を抱き初めてあんな強い怒りを覚えました。
確かに野鳥は関わらないのが一番です。
病院の先生にも、「淘汰」についてお話を聞かされました。
でも、理屈をちゃんと分っていても
私は目の前の命を見捨てることができません。
奇声をあげて見世物扱いしたり、ゴミやモノ扱いしたり
そんな酷いことは到底できる気がしません。

だんだんと自分でも何をどう文章にしたいのか分らなくなってきてしまいました。
不思議ですが、こうして文章にすると少し気持ちが整った気がします。
もしここまで読んでくださっている方がいましたら
本当にこんな駄文ですみませんでした。
そして有り難うございました。

長くなりましたがこの辺で終わっておきます。

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コメント (8件)

※1~8件目

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退会ユーザー

みずき@初産卵初子育てさん、こんにちは。ハジメマシテ。


>そしてこの連絡を受けて、私はある1羽の雀を思い出しました。

このことがいつごろのことか?ですが、

みずき@初産卵初子育てさんは、命を大事に出来る優しい人だと思います。

>よくわからない寄声を上げて友達同士で笑いながら逃げていく。

最近は、スーパーで売られている切り身の魚が魚だと思っている子供も、いるようです。

こどもたちも、どうしたらイイノカ?わからなかったのでは?

ワタシの友人にも、鳥を保護し、病院に連れて行く人もイマス。

学校の先生も、色んな事でゆとりがない人が増えているという事も事実です。

その先生は、ペットを飼ったことがないのかもしれません。

みずき@初産卵初子育てさんが、命を大事にされたことを、そして命を大事にしていくことを、

その学校に、伝えられたらどうですか?

その先生の事はふれないで。。。。

学校の先生や、保護者、こどもたちの中には、命を大事に想う人たちもたくさんイマス。

そのスズメちゃんったちは、 みずき@初産卵初子育て
さんに、見つけてもらって、幸せだったと思います。

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みずき@

まれくん様。
あたたかいお言葉ありがとうございます。
反応なんて無いだろうと思っていたので
とても驚き、また嬉しく思いました。

そうですよね、きっと、
命を大切に想ってくれる方もたくさんいますよね
まれくん様や、このサイトにいらっしゃる方々をみていると
本当に小鳥たちを大切に扱われていてなんだかほっとします。

あの雀の子たちが少しでも温かい気持ちで旅立てたなら
それがきっと私の本望なんだろうなと思いました。

書き込み有り難うございました。

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ひとやすみ

素晴らしい文だとおもいます。

大切な命を、正しく認識して、
理解して、重みを判った事は、

今後、何かの誰かの、ためになる事だと思います

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ひとやすみ

私、通勤途中で、着電車にすずめさん、が、
ぶつかってしまったのを見たことがあります。

時間帯てきに、たくさんの乗客の方に、
すずめさん、踏まれていて、私は急いで

コートの中に保護した体験があります。
急いで病院を探しましたが、その後は
わからず、今も心配です。

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ちゃぴ

みずき@初産卵初子育てさんみたいに命を大切に思えるかたは
本当にすてきだなと思います。
ただ、世の中にはその先生のように、そうでない人もたくさんいますね。
みんながあなたみたいな感覚なら、
世の中もっと平和になっているかもしれません。

そういう気持ちを持てる人は、命を大事にする人を
近くに見ながら育ったのだと思います。
とても幸せなことです。
みずき@初産卵初子育てさんが文鳥やインコを
大事に育てる様子を見た誰かがまた、
命を大事に思うようになるかもしれませんね。

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ふみなつ

みずき@初産卵初子育てさん、初めまして。

私がみずきさんの立場なら。。。
きっと全く同じ行動をしていたと思いますし、
学校の先生に対する思いも、同じ思いをしたと思います。。。

いくら野鳥だといえ、大切な命なのはかわりありません。

ですがやはり、そう思ってない方も多いのは事実です。。。

野鳥だけでなく、自分が飼っていたペットですら、
亡くなってしまったら、ゴミ扱いにして、ゴミ箱に捨てる人が居るのも事実ですし。。。

そのような世の中ですから、
みずきさんに葬ってもらったすずめちゃん達は、
本当に幸せだったと思いますよ。

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退会ユーザー

みずき@初産卵初子育てさん、

自分の鳥だけでなく、他の小さな鳥の命も大事に想えるって、
優しいあたたかい心だと思います。

その学校の子どもたちに、何かの時に、命を大事に、ということを伝えることができると、イイデスネ。

子どもの時に、そう言うことがしっかりと入っていく事大事と思います。

想いをこのように文章にしてくれて、感謝します。

今は、哀しくなる様な漫画本やゲームもあるようです。子どもむけのものでも。

みずき@初産卵初子育てさん、命を大事に想えるって本当に素晴らしいです。
有り難うございます。


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みずき@

皆様、書き込み本当に有り難うございます。


ひとやすみ様。
同じような体験をされた方がいらしてとても嬉しいです。
電車にぶつかった雀さん、とても心配ですね
ましてや踏んで行く人もいるなんて…
そんな人たちから見て鳥や他の生き物がどう見えているのか
是非とも教えて頂きたいほどです。
今後、少しでもあの体験が私の人生の中で誰かのためになることを切に願っています…



ちゃび様。
やっぱり、育った環境とかが影響してくるんですね。
ちゃび様の意見を聞いて、改めて小鳥がいる、
生き物がいる環境で暮らせていることに感謝しました。
友達やインターネットを通じてたくさんに人に
少しでも同じ想いを抱いてもらえるよう働きかけたいです。



ふみなつ様。初めまして。
先生に対する気持ち、共感して頂ける方がいて安心しました。
もしかしたら私の起伏が激しいだけなのかと思っていたので…
誰かに飼われているペットとただの野鳥だと
やっぱり命の認識は変わってしまうのは残念ですね。
飼っていた子をゴミ箱に??初めて聞きました。
そんなことをする人がいるんですね…ショックです。
確かに、中には野良やペットを虐待する人もいるし…
まだ、学校の奇声をあげてた生徒みたいな
手を出さない人の方が まだ マシな気がしてきました
あの雀の子たちが冷たいチリトリの中から
私の手に戻ってきたときは本当に嬉しかったです。
ふみなつ様にそう言って頂けると心が軽くなります。
彼らは幸せに旅立てたんだと、信じていたいです。

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