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鳥図鑑

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ヒインコ

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ヒインコについて

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ヒインコから引用(2008.9.24 19:00)

ヒインコ(ローリーとロリキート)は小型から中型の樹上生活に適応したインコで、ヒインコ亜科(Loriinae)を構成する。東南アジアやポリネシア、パプアニューギニア、オーストラリアを含むオーストラリア地域に広く分布しており、そのほとんどは非常に明るい色彩の羽毛をまとっている。主食は花の蜜や柔らかい果実で、これらを食べるために特化した舌を持っている。舌の先端は非常に細かなブラシ状になっており、野生下ではその特殊な形状の舌を使って、約5,000種の花や果実から蜜を食べている。
翼や尾羽根は先細で尖っており、巧みな飛行と敏捷な動作が可能である。趾(あしゆび)と脚は非常に強靭である。
性格は野生においても飼育下でも非常に活発で人懐っこく、道化じみた動きを見せることが多い。

分類

ヒインコは通常ヒインコ亜科として分類されており、インコ科におけるいくつもの亜科の分類の中でもっとも明確な特徴を持っている。一部の専門家はヒインコ亜科とこれ以外のインコとの間の差異は、このグループを正式な科として分類することを正当化するのに十分であると考えている。この場合には、その名前は生物学的命名規則に従ってヒインコ科(Loriidae)となり、これ以外のインコ科(Psittacidae)やオウム科(Cacatuidae)と並んでオウム目(Psittaciformes)におかれることになる。

"ローリー"と"ロリキート"

"ローリー"と"ロリキート"という名称の使い分けは"parrot"と"parakeet"の使い分けのように主観的であるが、一般的には短くずんぐりした尾羽根を持つ種類が"ローリー"、長く先細の尾羽根を持つ種類が"ロリキート"と呼ばれる。

色彩

色彩豊かなゴシキセイガイインコ(英名:Rainbow Lorikeet、学名:Trichoglossus haematodus)はThe Parrots of the World の初版に掲載されたインコのうちの一種であり、またジョン・グールドのリトグラフ、Birds of Australia にも登場している。以来、ヒインコはインコの中でも最も美しい種類のひとつであると広くいわれている。

飼育上の注意点

本来花の蜜や果実を主食にしているヒインコ類には、専用のネクター餌またはペレットを与える必要がある。フィンチ類やラブバード用のシード餌を与えると、うまく消化出来ず下痢を起こすことがある。

ヒインコ類は基本的に軟便であり、場合によっては周囲に飛ばすこともある。そのため、小屋の周囲を清潔に保つには他種のインコよりもこまめな掃除が必要となる。なお、ペレットを常食とすると、軟便が多少解消される。

鳴き声

ヒインコ類は、興奮するとかなり大きな鳴き声をあげる。概ねホイッスルのような甲高い声で、長時間に渡って鳴き続けることもあるため、特に集合住宅で飼育する場合には注意が必要である。出来れば防音設備を設置するか、鳥専用の部屋を用意することが望ましい。また、人の言葉を覚えると地鳴きの回数が減るため、言葉を教えることも鳴き声の対策としてある程度有効である。

しつけ

非常に頭がよく、個体や属によって差はあるものの、人の言葉を真似たり、握手や輪投げなどの芸をすることも出来る。
明るい性格であるが、同時に興奮しやすい性質も持っていため、噛み癖がつきやすい。ヒインコ類の嘴は鉤状で先端が尖っており、強く噛まれると流血することもある。体罰を伴わない噛み癖の矯正および、必要に応じて嘴のカットを行うことが望ましい。なお、嘴には血管が通っているため注意が必要である。出来れば鳥類を診察出来る獣医師に頼むのが理想的である。

絶滅危惧種

コンセイインコ(英名:Ultramarine Lorikeet、学名:Vini ultramarina)は絶滅の危険があり、現在では世界で最も希少な鳥類50種の一つになっている。ノドジロルリインコ(英名:Blue Lorikeet、学名:Vini peruviana)は環境脆弱に分類されている。彼らが危険にさらされている主な原因は、彼らの生息地である小さな島へのヨーロッパ産のネズミの移入である。これらの鳥の一部を、捕食者がおらず住環境が破壊されない場所に移住させるべく、さまざまな保護の取り組みが行われている。


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