飼い方・生活 トピック
安全な鳥かご★亜鉛は危険じゃない?
- みるみるさん
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鳥かご選びをしています。
鳥かごの商品の説明文(HOEIさん)で意外な内容が。
HOEIは銀色メッキの危険性が改善されて安全仕様になった。
(★修正→メッキというのは銀色メッキをさす)
亜鉛の毒性はない、大丈夫ということなのです。。
亜鉛は危険じゃないのかな?
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鳥かごメーカーのHOEI
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「亜鉛の毒性について」 (発表時期不明)
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■懸念されている動物に対しての毒性はきわめて低く、鳥を一生ケージで飼育されてもなんら心配はありません。
■亜鉛は人をはじめほとんどの生物に必須の元素です。事実、亜鉛の欠乏が人の健康に関する現在の問題となっています。
最近国際科学品安全性プログラム(WHOの主催による国際フォーラム)、ILO(世界労働機構)およびUNEP(国連環境計画)は亜鉛に関するタスクフォースを結成し、亜鉛の健康に関する環境クライテリア(判定基準)の設定を行っていますが、その結論の中では次のようなことがのべられています。
亜鉛は環境に必須の元素である。この金属については欠乏と過剰の両方の可能性がある。このため重要なことは、亜鉛を規制するクライテリアは、その毒性は防ぎつつも、低すぎるために欠乏を招くようなレベルに設定しないことである。
参考文献
International Zinc Association ZINC IN THE ENVIRONMENT
豊栄金属工業株式会社
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3価クロムメッキについて (現ホームページに掲載)
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従来メッキ処理に使用されていた6価クロム化合物は人体や自然等に悪影響を与える物質であるといわれ 環境基本法などの法律で環境基準値が定められています。
海外の先進国では6価クロムから3価クロム への移行が盛んにすすめられています。HOEIではいち早く、この「3価クロムのメッキ」に切り替え、 「ペットへの安全性」と「環境への配慮」を大切に考えてきました。
6価クロム (新)3価クロム
生体影響 毒性がつよい 毒性は非常に弱い
環境影響 環境への影響大 環境に適合
価格 低い 高い
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- 投稿者:みるみるさん
- トピ主
なるほどtsubasaさん、
確かにそうですね!ありがとうございます。
信頼できるメーカーの亜鉛メッキとは違い
100均の亜鉛メッキものは心配ですね。
ちょうどこの前針金を使っておもちゃを
作っていたのですが、亜鉛メッキだったことがわかり、
手製おもちゃは破棄していました。
そこで今日、ステンレス針金を買ってきて
作成していたところです。
ただ、同じように100均の商品なので、
こちらも安全の確認はできないのですが。
- 投稿者:みるみるさん
- トピ主
そうです。るかさん。まさに最初、私は本に書いてあったのをみて
亜鉛は鉛と同じで鳥から遠ざけたほうがいい、
毒のように思いました。
るかさんのおっしゃるように、あくまで過剰摂取が問題と
今はそのように受け止めています。ありがとうございます。
CAP!さんの内容を見つけた時は、症状なども報告が
ありましたので亜鉛メッキのケージに改めて疑問を感じました。
chiyodoriさんが、このメルマガを読んだ上で
参考にするに留めているという視点をもたれている
ということを聞いて安心しました。ありがとうございます。
ようするに問題は過剰摂取ということなんですよね。
皆さんの内容で亜鉛メッキについて詳しく分かり有難うございました。
正直なところ、亜鉛自体には恐怖心が減りましたが、
なにか化学薬品がコーティングされているような加工品は、
ステンレスにしても、竹籠のような天然素材と比較したら、
個人的なイメージとしては、安心感が薄いかもしれません。
- 投稿者:るかさん
私は亜鉛メッキは危険ではないとは申しておりません。
よほどかじりまくったりして摂取しない限りは中毒にならない=
摂取しすぎると中毒になるという意味です。
亜鉛は必須元素でありヒマワリやサフラワーなどのシード類にも
含まれているけれど、摂取しすぎると中毒を起こすので、
当然もし亜鉛メッキのケージをかじっていればやめさせますし、
現在三価クロムメッキのケージですがそれですら根拠なく何となくいやで
なめてたりしたら止めます。
微量と多量の差はあれど、必須元素であり、過剰になった場合
中毒になるというのはカルシウムなどでも同じですよね。
カルシウムに「毒性」がないことを意外とは感じないのと同じで
亜鉛に「毒性」がないということも意外ではなかったのです。
あくまでも過剰摂取したばあい中毒を起こすという認識です。
みるみる様が亜鉛に毒性はないことが意外という印象の書き方をされていて、
そもそも毒ではないのにそのように書かれておられたので、
「必須元素でもなく毒性を持つ」鉛と勘違いなさってるのかなと思った次第です。
なのであのような書き方になり、鉛についても書き込みで触れました。
おそらくtubasa様もそういった意味でお書きになられたと思うのですが…。
私の書き込みがかじりまくっても危険ではないといった意味で
伝わったのだとしたら申し訳なかったです。
chiyodori様の仰る通り大型の子でない限りは、よほどかじる癖が
あるとかでない限りはまず問題はないはずですが、みるみる様が
どうしても気になるのであればやはりスレンレスでしょうね。うちのは幸い
小型で稀になめる程度で常に人の目もあるので三価クロムで過ごしてもらってますが…
- 投稿者:chiyodoriさん
亜鉛についてヒトの世界では欠乏も大量摂取も良くないとされます。
ヒトも大量摂取すると中毒はありますが、極めてまれです。代謝吸収には鉄や銅といった他のミネラルとの相互作用があり繊維質で吸収が減少され、通常の生活では全く問題ありません。溶接工が亜鉛蒸気を吸うと急性中毒を起こすことがあります。
鳥の世界ではケージの危険性をはっきり示唆しているのはくだんのメルマガしか私は知らないのですが、手法や分析がはっきりしないため、参考にするに留めています。
獣医師が毎日一日中ケージを舐めつづけない限り心配ないとは言うのは聞いたことがありますが…
亜鉛メッキは薄いので中の金属まで茶色くサビることがありますから買い替えが嫌ならステンレスで良いのでは。重いですが。
私はコザクラやオカメまでなら亜鉛メッキでも良いかなと。嘴の力が強い大型インコと果実食の子は果汁で腐食しやすいのでステンレスを検討すると思います。
- 投稿者:みるみるさん
- トピ主
るかさん、tsubasaさん、ありがとうございます。
お二人の書き込みを見て、亜鉛メッキは危険ではないと
納得しかけていたのですが、以下の内容を見つけました。
飼育本では注意項目に「鉛・亜鉛中毒」が
載っていますが、一方で
「亜鉛は鉛中毒と混同されるのはちがうのでは、
大丈夫では?」という内容がネットで多くみかけました。
具体的な亜鉛問題の内容があまり見当たらない中、
あったのが鳥の保護団体のCAP!さんで
こちらは、本格的に調査をされたうえで
亜鉛中毒の問題、危険性を報告されています。
そして内容からは、鳥かごメーカーに働きかけを行い、
多くのメーカーは改善を試みることになったのだそうです。
亜鉛中毒や塗装を食べる心配をあらためて感じました。
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CAP!さんのメルマガ (2001/11/28)
(とても長い文で以下に要約しました)
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□亜鉛は自然界で必要な元素の一つ。これまでは、亜鉛中毒が文献に掲載されている臨床例が数件だった。鳥医療界や飼鳥界で様々な症候群を見てきましたが、亜鉛中毒も障害の1つになると考えている。
□96年オオバタンが金属を飲み込んだ事故をきっかけに調査を始めた。翌年60羽以上の鳥の検査。鳥は比較的多くの塗料を食べていることが分かった。
□多くの鳥(★主にオウム類のようです)が亜鉛中毒のリスクを抱えていた。ケージやケージの塗料を噛む仔、クイックリンクや金属物を舐める仔、亜鉛メッキされた容器で食べる仔、金属片を飲み込んだ仔。
□亜鉛レベルが高いと、多くの鳥が毛引き。胃腸活動の停滞の徴候。気分の冴えない鳥もいた。
亜鉛中毒の治療後(亜鉛から遠ざけ、薬剤投与)、毛引きの鳥に急激な変化と改善がみられた。
□鳥かごについては
パウダーコーティング(静電塗装)、亜鉛メッキ(直流電気をかけられたもの)といった製造方法があり、亜鉛硬化促進剤という下塗り処理が亜鉛を多く含みこの問題の一因となる。
□鳥かご、15台のケージを検査。多くが亜鉛レベル0〜50ppm。そして500ppm(鳥は病気になることもある)、もしくはあるケージメーカー1社が製造する8種類のケージから1100ppm以上の亜鉛。メーカーがはっきりしていないケージからは2700ppmもの亜鉛。殆どのケージメーカーがこの問題を改善するために直ぐに動き出しました。(★働きかけたのですね)
□(亜鉛メッキの代わりに)ステンレスの容器や(光る金属の代わりに)おもちゃのチェーンを使うことをお勧めします。これらの多くはマリーンスポーツ店に置いてあります。ステンレスケージを使っている飼主さんも多くいます。
□これから先数年の間にペットオウムが直面する環境問題の1つは亜鉛中毒となるでしょう。...鳥に安全な環境、安全なおもちゃや
容器を与えるのは飼主さんなのです。
http://www.cap.ne.jp/magazine/magazine_0037.html
- 投稿者:tubasaさん
こんばんは。
漢字の印象から人体に有害と誤解されているようですが、亜鉛は多量に摂取しても無害なミネラルです。牡蠣、小魚、レバー、茶、ごまなどには多くの亜鉛が含まれています。また亜鉛の蒸気を酸素と反応させることにより、亜鉛華と呼ばれる白色粉末が得られ、医薬品、化粧品などとして用いられます。
亜鉛メッキについては、亜鉛は鉄と組み合わせて腐食環境におくと亜鉛が優先的に腐食し鉄を錆から守る働きがある為、価格が安い金属で薄い皮膜でも優先的に鉄を守る働きから広く使用されています。クロムについても単体では安定した極めて錆びにくい無害の金属で、鉄との合金がステンレスです。6価クロムは確かに強い毒性をもっていますが、高沸点重金属化合物で、融点・沸点ともに高く、常温で気化することはないのであまり気にする必要はないと思いますよ。
塗料については無害の物もありますが、それを確かめることが難しいと思うので基本的には塗装してないもののほうが良いと個人的には思っています。
あとは人それぞれの考え方で、より安全を考えている方は高くなってもステンレス製のものを使われているのではないですか?
- 投稿者:るかさん
亜鉛(zn)は必須元素ですし、よほどかじりまくったりして
摂取しすぎない限りは中毒などは起こさないだろうという
認識でした。鉛(Pb)は恐ろしいですが…。
とはいえちょっとでもかじるというかなめたりしてると
何となくこわいのですぐやめさてます。
- 投稿者:みるみるさん
- トピ主
ケージの塗装
って思ったほど危険でもないかも。悩み中の古い鳥かごだけど、買い替える必要はないかも。
<ケージの塗装の安全性について>
HOEIのQ&A:
ケージの塗装を鳥がかじっても大丈夫ですか?
A.鳥が、かじっても体内に入ることはまずないと思われますが、万が一体内に入ってしまっても、塗装の部分はプラスチックですので、体内で吸収されるようなことはなく排出されると思われます。また、病気になったとのご連絡はお客様から今までいただいておりません。
鳥はかじって遊ぶのが大好きなので、齧って遊べるようなおもちゃをいれていただくことをおすすめします。
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