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赤目どうしの繁殖はタブー?

cafecafe
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知り合いのブログに、赤目(ファロー、ルチノー等)どうしのペアリングは、避けたほうがいいということが、書いてありました。その方は、鳥の先輩からの教えという表現しかしていませんでしたが、どうしてなのかわかりません。

理由を知っている方が、いらっしゃいましたら教えてください。奇形が産まれやすいということなのでしょうか?

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コメント (25件)

※1~20件目

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tery’s birds

cafecafeさん、こんばんは。

確かに赤目(ルチノー、アルビノ)同士の繁殖を避けた方がいいと言われています。
理由としては赤目のインコは基本的に弱いとされてるからなんです。
赤目のインコが弱いと言われているのは、
本来インコは黒い目が普通で、赤目は突然変異による色素欠乏を人間が固定化した品種だからです。
色素欠乏は障害の一つと言われています。
日常生活では紫外線には黒目に比べ弱いでしょう。
目だけではなく体全部が色素欠乏ですので。

色素欠乏という障害同士の繁殖のため、
障害の持った子が産まれて来る可能性が高いので
基本的には避けたほうが無難だと言われています。
繁殖は赤目と赤目スプリットを使われる方が多いですね。
リスクが少ないと言われています。

ただ、今日のインコは長い間繁殖を重ねているので、
赤目(ルチノー、アルビノ)同士の繁殖はそれほど危険では無いと言う方もいます。
全く血縁関係の無いペアであれば、
赤目(ルチノー、アルビノ)同士の繁殖はそれほど危険では無いと思います。



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tery’s birds

tubasaさん。

おっしゃる通りです。
わたしもイノ因子同志とspイノ因子によってイノを産出するのも同じだと思います。
ですので「リスクが少ないと言われています。」みたいな書き方になってしまいました。
産まれてくる子は遺伝的には同じイノイノですからね。

でも、よくスプリットを使うと
聞きますがなぜなんでしょうね?

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みこ

cafecafe様 はじめまして。うちは こんなふうでした。
メイントピック「アルビノ・ペア ダブルファクターだそうですが 抱卵中。。。アドバイスください! 」
http://www.torich.jp/sys/bbs/posts.php?post_id=10599&cat_id=8
ご参考までに。

その時、SAORI様や tubasa様から いろいろ教えていただき、大変ありがたかったです。

おかげさまで 無事に育っております。

現在のヒナ(しらゆき) 現在のヒナ(すず) まだ丸裸だった頃。

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tery’s birds

saoriさん。

たぶんスプリットを使ったほうが良いと言うのは
気持ち的な事のように思います。
スプリットを使っても、結果常染色体劣性であれば
同じように2つ並びますからね。
結果、表現しているインコ同志と同じです。
詳しくは分からないですが・・・。
saoriさんがおっしゃるように、ブリーダーさんの長年の勘のように思います。

シルバー同志はレセッシブですね。
これもレセッシブシルバー同志は繁殖させてはいけないと定説になっています。
恐らくこれもレセッシブシルバーは赤目だから、
同じような説になったのではないでしょうか?
なぜなのか私も詳しくは分からないんです。
でも実際スプリットで繁殖しても
2つ並んで同じことになります。

私の知っているブリーダーさんで
レセッシブシルバー表現同志でも全く問題なく
立派な雛が孵っている例はあります。
実際は逆に何か障害があったと聞く方が少ないです。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

みなさんこんにちは。
あまりにタイムリーな話題なので
書き込みさせていただきました。

現在我が家にはファロー同士のペアから生まれた雛がいます。
5個産卵して孵化したのは1羽のみ。
そして生まれた雛はペローシスでした。
病院のご指導の下、テーピングによる固定
と挿し餌で世話をがんばっています。

繁殖前に調べたのですが
セキセイのファローに致死遺伝子があることが確認されているという記述が一切見つからなかったこと
表現されているファローはすべてファローファローで
例えスプリットを使って生まれた雛でも構成は同じになるということで
ファロー同士のペアリングに踏み切りました。
が、孵化率の悪さや生まれた雛の状態を考えると
やはり何がしかの問題があるのか・・・と悩んでいました。

セキセイの場合問題が起こるのはファロー同士ペアリングした場合だけなのでしょうか。
スプリットファロー×ファロー
またはスプリットファロー同士
(上記の組み合わせなら赤目同士になりませんよね)
なら孵化率や雛の成長振りも他の品種と変らないのでしょうか?

それともあるいはそもそもファローという品種自体が
孵化率が悪く弱い雛が生まれる確率が高いのでしょうか。
そういえばファローの5つ子とかはあまり聞いた事がない気がします。

羽衣セキセイなどは致死遺伝子も承知の上で
1羽の美しい羽衣が生まれればよいと
羽衣梵天同士のペアリングをされるブリーダーさんもいらっしゃると聞いた事があります。
ファローも同じように美しいファロー1羽を発現させるためには
複数羽の犠牲が必要な品種なのでしょうか。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

SAORIさん、いつもありがとうございます。
ファローっ子が食滞気味になってしまって
あたふたとしておりました。

うちのファローペアですが
どちらもアイリスリングがあることから
ジャーマンファロー同士ではないかと思っています。
となるともしかして特定のファロー同士の場合のみに
なんらかの異常が現れるという仮定もできますね。

ファロー同士の繁殖が禁忌なのは固体数の少なさから近親繁殖になりがちだからと書かれているサイトもありますね。
うちのファローペアはそれぞれ違う地域から迎え
また羽色や姿形にまったく似たところがないため
極近親繁殖ではないとおもっていますが
ではまったく血縁がないのかと問われればわからないのが正直なところです。

わが家にはもう一羽ファローがおりまして
こちらはアイリスリングがないのでスコティッシュかイングリッシュではないかと思っていますが
この2品種の見分け方がまだわからず
巣引きさせるには至っておりません。
このメスとジャーマンファローのオスなら致死遺伝子が(存在するとしても)発動しないのでしょうか…

今回巣引きしたファローのメスはわが家のセキセイメスの中でも特に体格がよく
巣引き前の検診でも問題ありませんでした。
また産んだ卵も4つは無精卵でしたが
大きさや硬さもよい卵で
コザクラのジャパニーズイエローなどに言われる
メスが正常な卵を作れない、というのには当たらない気がします。

コザクラモーブやオリーブの羽毛の粗さは
よくブリーダーさんが「毛はじきが悪い」と表現なさいますね。
モーブやオリーブでもとても美しい羽根の子の親を聞くと
モーブやオリーブではなく
ダーク因子がシングル同士のことが多いようです。

そうなるとファロー×ファローで生まれた雛ファローファローと
ファロースプリット×ファロースプリットで生まれたファローファローでは
同じファローファローでもいまだ解明されていない遺伝子上の違いがあるのかもしれませんね…

本題の赤目同士の繁殖はなぜいけないのかという問題ですが
赤目同士でもみこさんの雛ちゃんのように問題ない場合が多いですし
全てが禁忌ならセキセイのルチノーやアルビノの固体数がこんなに多いわけがないので
鳥種や特定の品種のみに異常が現れるので
疑わしきは避けるという意味合いでしょうか。

オカメのレセッシブシルバー同士は避けたほうがよいと言われているとTerry's birdsさんの書き込みで教えていただきましたが
オカメのファロー同士やルチノー同士などは禁忌とされていないのでしょうか?

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tery’s birds

misa*さん。
初めまして。

うちのオカメの例ですが
ファロー×spファローで
全く問題なくファローが産まれてきています。
また、ルチノー×ルチノー、
アルビノ×アルビノも問題なく健康な雛が産まれ、
もう4代も続いています。

品種によっても違うと思いますが・・・。

遺伝は奥が深いですね。

saoriさん、
私で分かることであれば、いつでもどうぞお尋ねください。
基本的なことしか分かりませんが・・・。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

みなさん、おはようございます。
ファローっ子は昨日夕方から食滞気味になり
やや元気もなくなった気がして心配しましたが
深夜には食滞解消し、挿し餌もたっぷり食べてくれました。
今朝も元気いっぱいです。
ハラハラしながらも着実に成長していってくれたらと願っています。

Tery's birdsさん
はじめまして。
お返事ありがとうございます。
お名前の綴りを間違えて大変失礼いたしました。

ルチノー×ルチノーで代を重ねられて
なんの異常もなく元気な子たちがうまれているのですね。

今回のセキセイファローのペアリングも自分なりに下調べをして行いましたが
知らないうちに禁忌に触れ、それによって今回の結果を招いたかと
かなり落ち込んでいました。
ですがファロー同士でも、スプリットを使っても雛は同じ常染色体イノ2個並びであるという考え自体は間違えではなかったとわかり
少しほっとしています。
ありがとうございます。

ファローをファローとではなくスプリットと組ませていらっしゃるのは
たまたま見合う相手がその両鳥だったということですか?
それとも他に理由があるのでしょうか。

わが家唯一のオカメはWFファローパイドで(どの鳥種もファローが好きで…)
将来ペアリングを考えたときの相手選びの参考にさせていただけたらと思います。
質問ばかりで申し訳ございません。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

長くなってしまうので分割して申し訳ありません。

tubasaさん
持っている遺伝子にかかわらず
弱い個体を絶対に繁殖に使わないというご意見
まったく同意いたします。
色変わりを固定する段階では近親交配は必須なのでしょうし
個体数が少ないうちは弱い個体もブリーディングプランに入れざるを得ないのかもしれませんが
私自身の巣引きは育種目的ではまったくなく(そんなスキルはありませんし)
自分の愛鳥が恋をし子育てをする姿
そして血を引く雛を見たいという気持ちの延長線でしかありません。
ただ繁殖をする以上
単に可愛いあの子とこの子でだけでなく
本当に繁殖に適した鳥なのか
また遺伝学上問題はないのかを出来うるかぎり調べて臨む義務があると思っております。
ですので今回のファローペアの巣引きの結果に
強く責任を感じております。

またみなさんにいろいろ教えていただき
知識の積み上げをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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tery’s birds

cafecafeさん横レス失礼します。

misa*さん。
おはようございます。

ファロー×spファローになったのは
おっしゃる通り、当時見合う相手がいなかったからなんです。
過去何羽も産まれてきていますが
問題はまったくなかったです。

ファロー×ファロー、どうなんでしょう?
理論的にはファロー×ファローから産まれてくるファローと
ファロー×spファローから産まれてくるファローと同じなんですが、
たまたま機会がなかったです。

今年産まれるであろう
全く別腹のファローがいますので
来年あたりやって見ましょうかね・・・。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

SAORIさん

詳しくありがとうございます。

NSLinoとはNON SEXLINK inoの略ですよね?
セキセイのアルビノやルチノーは(それからシナモンも)性染色体劣性遺伝ですから
ファロー以外にも常染色体劣性イノの品種があるのでしょうか?
それともジャーマンファローが、イングリッシュ、スコティッシュの他2種のファローとリンクするということなのでしょうか。

コザクラのシナモンは性染色体劣性遺伝なのでちょっと違いますが
イメージ的にはシナモンチーノのような表現になるのでしょうか…
だとしたら外見上見分けるのは困難極まりないですよね(涙)

今回のペアリングの親鳥それぞれが持っている遺伝子型の組み合わせで致死遺伝子が発動したと仮定すると
相手を例えファロー現物であっても替えることにより回避できるかもしれませんね。
次の巣引きを考えるときには熟慮したいと思います。

基本的な質問でお恥ずかしいのですが
鳥の場合、致死遺伝子が発動すると
どういう形で現れるのですか?
無精卵になるのか中止卵になるのか
はたまた生まれて来てから亡くなるのか…

うちのファロー雛のペローシスや卵5個中4個が無精卵だったことは致死遺伝子の絡みがあるのか
SAORIさんのおっしゃるように偶然が重なっただけなのかが気になります。
犬の場合致死遺伝子を持っていても生存しつづける場合があるようで
そういう子は全盲など重い障害を持って生まれるようです。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

Tery's birdsさん

早速のお返事ありがとうございます。

スプリットとのペアリングは意図してということではないのですね。
頭では発現されているファローはスプリットを使おうが使うまいが同じとわかっていても
今回のセキセイの結果でどうしても弱腰になってしまいます。

ただ先にも書きましたが私はファローが好きで
みな手乗りとしてリビングで飼育していますので
手元に置くなら好きな品種をというエゴもあり…
特に体の大きなオカメは飼育数に制限が出ますし
犬のブリーディングと違って繁殖毎に相手を変えるというのも
鳥は出来ませんし、本当に巣引きは難しいですね。
長くよい鳥たちを世にだしていらっしゃるブリーダーの方々には頭が下がります。

病院の先生には赤目同士のペアリングということではなく
赤目の子単体を指して
「どうしても黒目の子に比べると白内障など眼疾患が起こりやすいから注意してね」とご指導いただいているので
そういった基本的なことも考慮しながら
慎重にペアリングしていきたいと思います。

いろいろ教えていただき
本当にありがとうございました。

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退会ユーザー

こんにちは。ぱちぱちパち・・・!!
皆さん本当に良く研究していらっしゃる。頭が下がります。でも最初の方は理解できましたけど段々素人にはとても理解不可能な世界で、本当に奥が深いですね!!特にSAORIさん。あなたはブリーダーでもないのになぜそんなに御存じなんですか?(笑)
個人的にはtubasaさんの一番最初の「ブルーの白人さん同士の結婚もタブーになる」が笑えて納得しました。
ここで質問があるんですが、茶目についてもどなたか発言されていましたよね?日本人でも結構茶目がいると思うんですけど、これはどういう現象なんでしょう?私の友達もすごい
茶目でやはり髪色も茶でしたし、私自身も茶目で今は普通ですが子供のころは、ニンジンのような色の髪の毛だったそうです。二人とも純粋な日本人なんですが・・・・?

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

みなさん、こんばんは。
仕事が忙しく時間が取れず
いざ書き込もうと思ったらサーバー落ちで書き込めず
遅くなってしまいました。

ファローの雛は挿し餌3時間置きから4時間置きに延び
体重も3g増です(喜)

えめるるさん
本当にみなさんすごい方ばかりですよね。
また知識を惜し気なく公開してくださって感謝しています。
私の書き込みはまだしっかり自分のものにしていないことを
ない頭をひねって書いているので余計お分かりになりにくいのだと思います。
すみません。

SAORIさん
NSLinoがNON SEXLINK inoの略であったなら
やはりファロー同士の融合があるということでしょうか。
他に常染色体劣性遺伝の品種があるとは聞いたことがないので…
ご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいです。

メスはジャーマンファローそのものという感じの外見ですし
オスもスコティッシュやイングリッシュではないと思います。(先のレスに貼った黄色い子がメス、この画像がオスです。)
ただこのオス自体はジャーマンと他2種のどちらかが融合した品種の可能性はあります。
もしそうであってもジャーマン×ジャーマン融合体だと
もし致死遺伝子があっても発動しないような気がします。

致死遺伝子が発動した場合
私もSAORIさんのおっしゃるように中止卵になるか
または孵化直後に亡くなると思います。
致死というからには一旦生命が発生してからだと。

そうなるとわが家のファローペアの孵化しなかった4つの卵は
血管の一本もできなかった完全な無精卵でしたし
孵化した雛もペローシスではありましたが
成長を続けていますので
致死遺伝子が関与していたとは思えないですよね。
やはり遺伝的要因ではなく偶然が重なったと考えるほうが自然ですね。

赤目の話題からはずれますが
フェザーダスターは羽根が伸びつづけることが
すごく(特に肝臓に)負担が掛かって
短命なのではないかと以前から素人考えしておりました。
元気なうちから強肝剤などを投与して食事内容なども考えてあげたら
少しでも寿命が延ばせないでしょうかね…

cafecafeさん
いつもお世話になっております。

本題の赤目同士の繁殖はタブーか?のご質問ですが
みなさんのお話を総合すると
オカメやセキセイなどよく知られている鳥種で言えば
スプリット(黒目)を使っても赤目現物同士を使っても
生まれた赤目の雛は同じ遺伝子の並びを持つので
特にタブーではない。
ただし赤目の品種自体黒目に比べて眼病の発生が多いなど弱い部分があるので日頃から注意が必要。
また赤目、黒目に限らずペアリングの際はよく鳥を観察し
稀少種だとしても弱い個体は繁殖に使わないこと。
目の色とは無関係に鳥種によっては致死遺伝子が発動する組み合わせがあるので
きちんと調べてから繁殖に臨むこと。

こんな感じでしょうか?
私の勘違いや言葉の足りない部分がございましたら
補足訂正お願いします。

いいね!

少し

あえて苦言を呈します。

素人さんの繁殖では、やはり私は赤目同士の繁殖は、せめて避けていただきたいと思います。
うちは大丈夫だった、健康な雛が生まれた。
それは大変結構なことです。


ただし、大きい目で見ていただきたい。

孵化した雛全てを生涯自宅で飼うならばいいのです。
しかし、誰かに譲った場合、その譲った血筋について責任が出る事を忘れないでほしい。責任とは、終生飼育と言う意味ではなく、その送りだした鳥がやがて子を育むかもしれず、その血は広がり薄まり、私達の孫子の代を超えてずっと先にその鳥種としての本流になるかもしれないと言う責任です。


まず、自宅のペアが、どれほど血が離れているかを知るすべはあるでしょうか?
確実に親の代、場合によっては祖父母の代まで知る事が出来る人は幸運です。
殆どの人が、その鳥の親すら知らず、親の血筋も知らない人がほとんどではないでしょうか。


では、自宅のペアが一体どれほど、血と言う意味において健全に離れていると言いきれるでしょうか。もしかしたら従兄弟かもしれず、場合によっては兄弟である可能性も否定しきれないのです。



さて、生き物とは基本的に遺伝子を交換し合い進化しています。
遺伝子を交換する事がつまり授精な訳ですが、種として受精の瞬間に常に進化してるとも言えます。

進化は、退化でもありますが、より環境に適した種に変わって行きます。
血が濃くなれば濃くなっただけ、形質が変化し易い。
なぜならば交換する物の違いが少ないからです。



何が言いたいのか。

色素遺伝子等は、ちょっと専門書を読めば大体の人が知る事が出来ます。
ちょっと勉強する意欲を持てば、容易く知る事が出来、こう言った色の鳥を増やしたいと思ってペア組し、無事にその雛がとれたならば大変な自信にもなるでしょう。

自分がブリーダー(繁殖する人と言う意味)になったのだと言う自信につながります。



しかし、繁殖させると言う事は、人間が干渉して繁殖させると言う事である以上、自然がになっている淘汰をも、自らの手で行わねばならないと言う事です。


これが出来るのならば、私は赤目同士の繁殖も問題ないと考えます。



例えばみなさんがよく知っているペローシスを例にとります。
最近よく聞くようになりましたね。
しかし自然下で、このような疾患を持った子が生き残れるでしょうか?
答えは否ですね。
つまり自然的に淘汰されるのです。淘汰は、親が育雛放棄することで淘汰される場合、外敵に捕食される事によって淘汰される場合、もしくは事故などで淘汰される場合、様々です。


しかし人間の環境では、自然的な淘汰は見込めません。
飼育されている鳥は、餌も豊富に与えられますから疾患を持っている雛も安心して育雛することが出来ますので育雛放棄も少ない。
飼い主も障害を持っている鳥を気遣いますので病院などの医療の力を借りて、一見すると問題の無い個体であるかのように育て上げる事が出来ます。

しかしここが大きな間違いなのです。



例えば障害を持った子を、善意で持って他者に譲ったとします。
繁殖に供さないでくれ。
そう頼んだとしても、繁殖に供されるか否かは譲られた人の全くの善意にゆだねられます。

もしくは場合によっては雛の時に疾患があった事を伝えずに市場に出される鳥も多い。


全く許されざる事です。
某サイトでは、明らかにペローシスであったと思われる鳥をペアで紹介していたりして、落胆を隠せません。



ペローシスの鳥は、自分の雛に直接ペローシスを発症させないかもしれない。
しかし、確実にそう言った形質を持っていたならば、残念ながら人として、繁殖した責任として、その子は繁殖のラインから淘汰せねばなりません。
そして、ペローシスの雛を輩出した親は、ペアを組み直すか繁殖からは引退させ、二度とペローシスの可能性因子を持った雛を排出させないように注意する必要があります。



厳しい事を申しましたが、10年後、100年後、1000年後も、その種が健全であるためには、選別し、淘汰する事は繁殖をさせる人間にとっては絶対的な課題です。
例えば自宅で飼っているペットのたった1ペアが生んだ雛であっても、一度繁殖させたなら厳密に言ってブリーダーと持ち合わせる責任は同等なのです。

その血筋の末に、今生きている我々が出来るせめてもの責任。


どうかお心置き下さい。


容赦なく選別できる、淘汰できるのであれば、それは何羽飼っていようとも、立派なブリーダーの心構えではないでしょうか。

種のスタンダード(標準、もしくは理想体型と言う意味)を知ってさえいれば、赤目同士だろうと、巻き毛同士だろうと、異種交配だろうと私は問題ないと考えます。



しかし、選別もできない、淘汰も可哀想…と思われるのでしたら、あえてリスクのある赤目同士、巻き毛同士など、交配させるリスクを冒す必要があるでしょうか。

その可哀想…と言う気持ちで譲られた血が、やがてどこかで実を結び、いずれは鳥種としての根幹を揺るがす可能性もあるのです。




だから、ブリーダーの多くは、リスクのある交配を避けてくれと言うのです。
家庭で、楽しく繁殖し、楽しく愛好家に譲り、楽しく縁をつないでいく一番安全な方法として、見た目で形質が遠いように思われる者同士を交配したほうが良いよとアドバイスするのです。


ブリーダーの心構えのある人はこの範囲ではありません。



残念な話ですが、安産の代名詞であった犬は、今や難産の代名詞です。
股関節形成不全、膝蓋骨脱臼、角膜脱臼、心臓疾患、呼吸器疾患、内分泌疾患…
あげればきりのない遺伝子疾患を多く持ち合わせています。


鳥も最近は、同様に肝臓疾患による突然死個体がある種で出てきている事が知られていますね。

無軌道な繁殖は種を滅ぼします。



たった1羽であっても自宅から他者へ譲る場合は、その人の笑顔や財産にも影響するのだと言う責任を忘れないでください。

淘汰するのが可哀想なのであれば、そもそも繁殖してはいけないのです。
淘汰と言っても、殺すだけが淘汰ではありません。
繁殖さえさせなければいいのですから、自宅で繁殖させず幸せに暮らさせる事、もしくは、避妊去勢手術を施して他者に譲る事も問題ないでしょう。ただし鳥に対するこの種の手術は殆ど前向きではありませんが。
数少ない善意を探しだして、生涯繁殖させないと言う飼育者を見つける事が出来ればそれは本当に理想です。


諫言失礼いたしました。
私は未来永劫、今、我々と楽しく暮らしている生き物たちが元気に健全に繁栄する事を祈ってやみません。

長文失礼します。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

少しさん

貴重なご意見ありがとうございます。
SAORIさんはブリーダーではありませんし
他のお二方は知識も経験も豊富なブリーダーさんでいらっしゃいますので
少しさんのレスは私にいただいたものと判断し
ありがたく読ませていただきました。

犬のことに付きましてはおっしゃる通りで
私自身そういったことを最も重視していること、
鳥でいう色変わりにまったく興味がないこと、
鳥よりもスタンダードが明文化されており
繁殖の指針がはっきりしていること、
血統書により子々孫々の追跡が容易であることなどから
幸い淘汰対象となるような子犬が誕生したことはありません。

ですが繁殖というのは常にそのような危険をはらむと思っておりますので
万一淘汰対象となるようか子が生まれた場合は
生涯わが家で過ごしてもらえるよう
常に飼育スペースやキャパに余裕を持つようにしています。

今回生まれたペローシスの雛も
他所様にお譲りすることなど最初から頭になく
早々に名前をつけ世話をしております。
また無事成長しても繁殖に供するなど考えたこともございません。
これが私の「淘汰方法」です。

鳥の巣引きや飼育自体も生活環境の関係で何年ものブランクがあり
今はまた鳥と暮らせるようになったことがうれしくてたまりません。
ですがお迎えした子の中には先天性の障害を持っていたり
わが家に来る前に感染症に掛かっていて手を尽くしても助けられなかった子たちがいます。
自分がその時どんなに泣き、そして苦しんだかを思い返せば
あだやおろそかな気持ちでの巣引きや他所さまへの譲渡はできません。

上にも書きましたが鳥の飼育や繁殖にはブランクがあり
私が以前飼育していたときとは鳥に対する考え方や取り巻く環境
そして医療面と大きく変化しており
今、一から勉強し直しております。
もちろん紙上の勉強だけでなく実践的に知識と経験を増やしていきたいと思います。
こうやって拙い私のために(私の鳥たち、そして鳥全体のために)
真剣にお考えいただき貴重な時間を使ってアドバイスいただけることは
本当に幸せに思います。

少しさんのご意見をいつも頭に置き
そこに自身の意志と考えを織り交ぜつつ
今後巣引きする際は慎重に慎重を重ねて
命を生み出すことに手を貸すという重大な責任を伴う行為に向き合って行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

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misa*
  • 投稿者:misa*さん

あ、それから余談ですが
少しさんの書かれている犬の帝王切開ですが
私の専門犬種は帝王切開の代名詞のような犬種で
当初はほぼ全てが帝王切開というような状況でしたが
母犬の負担が可哀相で数年かけて血統の研究をし
犬種の特質を失わないまま自然分娩できる血統に変換しました。
今は数年に一回切るかどうかです。
(そもそも犬も趣味で繁殖数もごく少ないですが。)

こうやって
動物への負担を減らし繁殖と個体のクオリティオブライフの向上を両立できる部分は
鳥に対してもまだまだたくさんあると思います。
手探りながら小さなひとつでもそういったものをみつけて行きたいなと考えております。

いいね!

少し

ごめんなさい私はいつも書き方が宜しくない様で、誤解、不快を与えてしまい大変申し訳なく思っております。私の書いた書き込みは、misa*さんに宛てた物ではありません。


この板の投げかけている疑問、「赤目同士の繁殖はなぜタブーとブリーダーが言うのか?」に対する疑問について出来るだけ解り易く書く過程で、今一般的になりつつあるペローシスを例にとりました。これが誤解を招いてしまい大変申し訳なく思っています。



misa*さんは、繁殖をなされ、その生まれてきた子が疾患を持って居ると知った時、どう思ったでしょう。「やった!素晴らしい遺伝を引き出した!」と思いはしなかったでしょう。

可哀想に…もしくは、ご自分を責めたかもしれません。

少なくともmisa*さんの笑顔が陰ったでしょう。

この気持ちを知る事がブリーダーだと私は思うのです。
残念ながら、繁殖と言う行為は、種の領域に踏み込むことです。全く健全な物ばかりが生まれるとは限りません。不健全なものが生まれた時にどうするか?もしくは場合によっては不健全であると知らずに繁殖させ続ける人もいます。
淘汰する意思、スタンダードを知る知識、この一つとして欠けてはなりません。
繁殖させると言う事は、生み出すと言う事と同じくらい、殺す、もしくは殺さねばならないと言う事です。残念ながら。殺すと言うと何と残酷な…と思われるでしょうが、手の尽し様がなく看取る事も殺すことと同じです。

この気持ちさえ知っていて、もう一度同じ気持ちになりたくない、ひいては誰も同じ気持ちになって欲しくない。これがブリーダーの心構えではないでしょうか。
難しい色の遺伝や形質の遺伝を知ることよりも、最低限誰かの笑顔を奪わない繁殖をすることがブリーダーとしての資質だと私は思います。



私が前途したのは、全くの素人の方が、ご家庭の飼っている鳥を繁殖しようとする時のペア組について、misa*さんのように笑顔を陰らせる可能性のあるペア組をお勧めしないと言う意味で書きました。多くのブリーダーさんが仰る事はそう言う事です。
一つ一つ説明し、その鳥をよく見、よりあったペアを見つける目があるなら赤目同士のペア組みは危険がありませんし、同様の目を持つ愛鳥家がそばにいるならこの限りではありません。その知識も知人も居ないなら、残念ながらいつも断ち切るハサミを持っているつもりで誕生に向き合わねばなりません。そう言う意味での書き込みです。


誤解を与え、そして不快な印象を与える書き込みになってしまい大変申し訳ありません。直接メッセージを…とも思いましたが、こちらに書いてある以上こちらでお詫びさせてください。

misa*さんの鳥達と、障害を持って生まれてきた頑張る雛ちゃんに多くの幸せがあります事を陰ながら祈っています。

いいね!

退会ユーザー

今晩は。
すごく壮大なテーマでしたので、行き違い、思い違い等あると思います。文章で自分の気持ちを訴えるのはとても難しい事ですね。ましてや相手の顔も分からない・・・・
でもお二人とも鳥たちの事を先々まで考えられていることは
確かだと思います。
少しさん、misaさんに直接メッセとありましたが、女性はスレに堂々書き込んでいただけたあなたのような態度を男らしいと感じると思います。私もますます少しさんのファンになりました。また色々教えてくださいね!

いいね!

misa*
  • 投稿者:misa*さん

みなさん、おはようございます。
夕べお返事を書こうと文面を考えているうち
気を失うように寝てしまいました(笑)
夜中も起きて挿し餌をしているので
すぐに睡魔に襲われます。

ファローの雛はハゲハゲの体が羽毛に覆われ始め
遅れていた発育も徐々に正常児に追いつきつつあるようで
うれしいことこの上ないです。

SAORIさん

このトピックスの答えを纏めるに当たり
やや不安に思っていた部分を
少しさんにご指摘いただき
やはり私の言葉が足りなかったと反省しています。

純粋に赤目同士の交配はタブーか?という質問に答えれば
タブーではないという答えになりますが
ここは一般家庭のペットとして鳥を飼われている方が圧倒的多数であることをもっと考慮するべきでした。

セキセイという一般的な鳥種のしかもごく一般的に流通している品種でも
ご自身のうちの子がなんという品種かご存知ない、
そして調べようと思われることもない
そういった飼い主さんが多いですよね。
家族として可愛がるだけなら最低限セキセイであるという認識があり
相応しい飼育方法をすれば充分だと思います。
うちの子はとても綺麗なセキセイインコなの。以上のものは必要ではないと思います。

でも巣引きを考えるならそれでは足りないのでは?と私は思います。
少しさんもSAORIさんもおっしゃられていますが
遺伝の勉強はさわりに触れる程度なら
ネットでも本でも情報が簡単に手に入る現代
だれしもができます。
しかしそれはやはり調べてみようと思わなければ
無きに等しい情報です。

このトピックスでは経験と知識の豊富な方々がたくさんの情報をくださいました。
そのみなさんが本題よりややズレることながら
あえてわざわざ「弱い個体を繁殖に使わないで」と呼び掛けてくださっています。
この言葉こそこのトピックスの最も重要な情報だったと思います。
まとめのレスでそこをもっと強調するべきでした。

書き込みしてくださっている方々と、(私を含めた)読んでいる自分とのスキルの違いを認識できれば
安易にペアリングを考えることもないだろうと思ったのですが
そこまで深く読んでくださる方ばかりとは限らないですものね。

なぜ動物取扱業の登録が義務化されたのか?
その理由の中には(パーセンテージはごく低いですが)一般飼育者の繁殖をしづらくする意図は確かにあると思います。
ペットというものは所有者の財産ですから
行政が繁殖するな!とは言えません。
ならば譲渡できなくすればキャパの関係から繁殖しなくなるのではないかということだと思います。
それだけ一般飼育者が知識なく繁殖した動物に問題やトラブルがあったのだと思います。

動物取扱業の届け出項目には
販売・訓練・保管の3種しかありません。
この販売という言葉の表現が「売るわけじゃないのに…」と引っ掛かる方が多いと思います。
これが譲渡という表現ならいいのにと思います。

以前どこかのトピックスでSAORIさんが
試験のようなものがあって飼育エキスパートと認められたら
譲渡を許されるようになればいいのにとお書きになっていらっしゃいましたが
動物取扱業の資格がそのような意味合いになりつつあるのだと思います。
関連した内容の資格を持つか実務経験があり、
立ち入り検査で合格した飼育方法をとっている飼育者のみに
他人への譲渡(つまりは繁殖)を認める。

アマチュア無線など例え趣味であっても資格が必要なものもたくさんあります。
動物の繁殖もその類いと割り切って資格を取られる方が増えていったらいいなと思います。
もっともそれには取扱業の内容も変えていく必要は大有りですが。

書き込んでいるうち大きく話がずれてすみません。

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