雑談・挨拶 トピック
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- 投稿者:少しさん
※多数の変換ミスを見つけた為、申し訳ありませんが変換ミスを訂正させていただきました※
連投失礼します。
転卵についてご質問がありましたので、転卵について書き込みます。
さて、そもそも転卵とは何でしょう?
殆どの方は、「卵をころがす事。」と仰るでしょう。正解です。転卵とは読んで字のごとし、転がす卵と書いて転卵(てんらん)と読みます。
では、何故転卵せねばならないのでしょう?
これについて質問すると、どうでしょう。
「黄身がくっつかないように。」と答えられる方は非常に優秀です。
「雛が元気に生まれるように。」と答えられる方も正解です。
つまり、転卵とは、概ね皆さんが思っているように、黄身がくっつかないように、とか、雛が元気に生まれるようにする行為なのです。
しかし、ここまで解っていても、実は転卵の仕組みについてしっかり把握されている方はあまりいらっしゃいません。
ですのでここからは掘り下げて転卵について書き込みます。
さて、ご用意のある方は卵を割ってごらんになって下さい。
そもそも、卵の中には、黄色い部分の卵黄と、透明な部分の卵白。そして、卵黄を包む皮の一部分に白いへその様な物を発見するでしょう。
この白いへそのような部分、ここが成長して雛になる、胚と呼ばれる部分です。お料理の時は邪魔なので捨てられてしまいますね。
有精卵でも無精卵でもこの中身は変わりません。
卵から雛が生まれる、と言う時に、どこから雛が生まれるだろう?と子供に聞きますと殆どの子は「黄身の部分から!」と言います。
たまに「白身から?」と言う子もいますが、白身の部分のどこ?と聞きますと、解らないと答えます。
この胚の部分に留意する人は殆どいませんが、実は卵の中でこの部分は一番大切なのです。
黄身の部分は、胚が卵の中で成長するのに十分な栄養が詰まっています。
白身の部分は、胚が雛に成長するまでの間、外からの新鮮な空気を卵膜を通して胚に与え、また外気の危険な病気やばい菌から守り、また胚と卵黄の為のベッドにもなります。
卵の殻と卵の中身を守るための膜は卵膜と呼ばれ、空気以外を通さない、逆浸透膜構造になっています。
ざっくりと説明するとこのような構造になります。
この中で卵は雛に育つのです。
さて、孵卵前の卵は転卵する必要がありません。
これはなぜでしょう?不思議に思った事はありますか?
卵…と言うよりは白身ですが、抱卵が開始され、卵が温まりますと白身は固い構造からさらさらとした液体に変化します。通常この変化が始まるのは抱卵開始されてから3〜6日程度で、最初は親鳥も抱きムラがあったりしますから、そう言った部分には柔軟に対応できるようになっています。
白身は、発生前には固い構造で、この時点では卵黄は白身の中に浮かんでいて卵膜に癒着する事はありません。
しかし発生が開始して白身がさらさらした構造になると、黄身は卵膜に接近し、場合によっては癒着してしまいます。
これを阻止するために、鳥の孵卵は(一部の特殊な鳥を除き)転卵せねばならないのです。
卵黄の外側を覆っている膜は、実はそのまま雛の腹膜になります。段々発生が進んで来ると黄身は小さくなって行き、転卵中止直前に雛のおなかの中に吸収され、腹膜になります。開いていたおなかは腹膜を収容した後に筋肉(未熟ですが)繊維に覆われ、孵化後は通常この部分は閉じています。
もし転卵が十分でなく発生した場合の一番多い異常は、殻籠りと言われ、孵化直前で雛が卵の中で死んでしまう異常、ほかには、ペローシスなどに代表される、脚弱症、脚の形成不全など、ほかにも卵膜に腹膜が癒着した状態で無理に引きちぎった状態で生まれる腹膜形成不全などがあります。
どれらも雛は総じて弱く、成長途中で死ぬ場合が多く親も育てません。
これらは単純に、転卵が不備だった、と言う事だけでなく、卵自体の問題も私は指摘したいと思います。
何故なら多くを孵卵していますと、転卵中にちゃんと転がる卵もあれば、一方向にしか動かない卵、また常に上を向きたがる卵があるからです。
これらは乳幼児の向き癖のように、ちょっとした工夫で改善出来たり、頑固で一切の矯正が無駄な場合もあります。想像するに、こう言った卵は元々遺伝の段階で異常があるのでしょう。
ですから、上記に上げました状態で孵化、もしくは殻籠りしてもこれは雛自身の異常であったとも考えられる訳です。
なんとも面白い事に、一切転卵せずに孵卵した卵であっても、数%の雛は非常に正常に孵化する結果が知られています。
つまり、転卵についてはある程度さえこなせていれば後は雛の生きる力がなんとかしてしまうとも言えるのです。
非常に回りくどい書き方になってしまっているでしょうか…
いつも長文で申し訳ありません。
転卵は、通常1時間に90度程度傾けるのが理想ですが、6時間に90度でも問題はありません。12時間で180度と言う方もいらっしゃいますが、一応私は推奨しません。
では転卵の傾きについては、必ず90度転卵せねばならないのでしょうか?
いえ、その必要はありません。
要は、黄身が卵膜に癒着しなければいい訳で、これは自動車の駐停車違反と同様に考えられます。
つまりストップウォッチを持って時間を計っている警察官の前で、ほんの数センチでも車を動かせば、また警察官は線を引き時間を計測し直さなければいけない訳ですが、同様に卵もほんの少しでも傾けば、もしくは卵がぶるぶると動くだけでも癒着防止にはなります。
ただし、駐停止違反の警察が見張っているのと同じで、黄身が卵膜に接近しているのは事実ですから、この場合は頻繁な動かしが必要な訳です。
そう考えてみると、リトルママは(転卵されない部分も含めて)鳥の孵卵の転卵サイクルとしては非常に理にかなっていると言う訳です。
では、そんな転卵を何故中止しなければいけないのでしょうか?
親鳥は転卵中止などを考えて転卵しているのでしょうか?
転卵を中止する目的は、まずは、雛の腹膜に卵黄が吸収されれば転卵する必要がないと言う事、そしてもう一つは、いよいよ肺呼吸の始まった雛の肺を、転卵で圧迫しないという目的があります。
雛は腹膜に卵黄を吸収してから嘴を気室の方に向けて肺呼吸をはじめます。
この時期から、親鳥の転卵の場合、卵は雛の頭が入っている方を上にして常に上を向いて、転がりにくくなります。もちろん親は本能で転卵をしているのですが、この頃から卵の中の雛はどの様な種類でもごく小さく鳴き始めますので、転卵中も親鳥とコンタクトを取っていると想像されます。
何故なら、これは孵化と関係するのですが、多くのインコ類の雛の場合、孵化については親鳥がかなり殻をむいてあげています。我が家のペアの多数で親鳥が力を貸してあげている痕が卵にあります。
人間の場合、この力加減が解りません。
ですから、大体腹膜に吸収される、孵化3日前から転卵を中止したほうが良いと言うのが定説になった訳です。
この時期に転卵を無理に行いますと、卵の天地が逆になり、雛は出来あがった体にのっかかられる様な様子になり窒息してしまいます。卵の転卵角度によっては即死につながります。ご注意ください。
更に発生が進むと、雛は最初の嘴打ちをします。
小さな穴が気室の一部にプつっと開くのですが、この穴が開いたからと言ってすぐに孵化は始まりません。
最初の嘴打ちは、雛が完全に肺呼吸に移行した事を意味します。
さて、この最初の嘴打ちがうまくいかない場合があります。
理由は様々ありますが、原因は基本的に卵膜が早期に殻からはがれおち、雛の鼻などの気道をふさぐ場合です。
この場合苦しいので雛はやたらに嘴打ちをします。
最初の嘴打ちが不規則に複数個空いていた場合はこの可能性があります。既に殻籠りしている場合もありますが、私の場合はこう言う卵はほんの少し(最大でも1ミリ範囲)剥いてみます。卵膜がはがれていましたら、卵膜を雛から剥離し、その後は羊水が乾き切るのを防ぐために庫内の湿度を90%まであげます。
一応、慣れていない場合はお勧めしない方法ですのでご注意ください。
ちなみに親の孵卵ですと、この時も親鳥が手を貸しているようです。
最初の嘴打ちから12〜36時間程度して、いよいよ孵化が始まります。
気室の外周をなぞるように、雛は嘴の上についた突起(卵角)を使って規則的な直線を描くように上手に嘴打ちし、背中で押すように卵から出てきます。通常本格的な嘴打ちが始まってから6〜12時間で孵化しますが、24時間たっても出てこない場合、また嘴打ちが途中で進まなくなった場合は、雛の体力が持たなかった可能性があります。
インコ類では人間に聞こえる声を発する雛は少ないですが、地鳥の類(鶏やウズラ)では雛鳴きは人間にも聞こえますから、この声が弱っているように聞こえ始めたら、人間が力を貸す方法もあります。
剥いてあげる…と言う事ですが、原則的に人間が剥く場合は気室部分以外剥かないように気を付けてください。また、剥く場合は羊水が急激に蒸発する事を防止するために、湿度は90%まで上げてください。
特に雛の頭のある側の上部分と反対の、おなかの方がある下の部分にはまだ雛の腹膜が癒着している場合もあります。剥く場合は、よくその部分に注意し、ピンセットなどを用いて剥き過ぎないようにご注意ください。
以上が、転卵と孵化までのあらましになります。
- 投稿者:少しさん
いたち猫さん。
先生なんてそんないい物ではないので(汗)
転卵はそうです。
間違いありません。
温度については、一応リトルママの使用最適外気温が25度です。
現在の外気温が33度(最近暑いですものね)だと言う事なので、外気温に影響されて居ると思われます。
孵卵予定卵がヒメウズラと言う事ですから、これは良い方向に向かうのではないかなと思います。
それと!
とても大事なことなのですが、本体と蓋部分は、見た目は悪くなりますが必ず粘着テープなどで接着させる事をお勧めいたします。
この蓋が、丸くてとても滑り易いのですよ…
途中何度か検卵すると思いますが、検卵の時にふたを開けたとたん蓋が落ちて卵を割る事故はとても多いです。
ヘビーユーザーのみなさんは粘着テープ(なければセロテープ、もしくは絆創膏でも…笑)で接着して蓋から手を離しても落ちない様にして置かれる事をお勧めします。
また、雛が折角孵化したのに、わ〜〜〜!と歓声を上げながら蓋を開けたら落下してしまい……☆と言う記述を以前見た事もありました。なんとも悲しい事です。
それから、これはまだずっと先の事ですが、転卵中止しましたら必ず一度検卵をお勧めしています。この時に、まだ雛が羊水の中で泳いでいるようなら、一度設定をリセットし、その他の卵で数日追加して転卵が続くようにしてください。
たまにあるのですが、孵卵温度が低いと孵卵日数が余分にかかります。通常数時間程度なのですが、卵の種類によっては数日ずれる場合もありますので注意が必要です。
羊水がなく雛の入っている部分(気室以外)が真っ黒であったらこの調整は必要ありません。
と、まだ先の事まで書いてしまいましたが、そう言う事で上窓の調整以外はこの後はこのまま試験されて問題ありません。
ただし今後移動との事ですので、こちらの製品の移動時は必ず水を抜き、水が完全に抜けた事を確認してください。
実は少し傾けただけでも機械内に水が浸入し、故障の原因になります。
完全に水が抜けたと思っても庫内が乾燥するためには数日を要しますので、移動の際は水平を保ち傾けたりなさらない様に注意されてください。
注水は…あまりお勧めできないかもしれませんが、私は急須で注水していました(笑)
狭い場所でも使いやすいのでお勧めです。もちろんよく洗って御使用をお勧めします。
ローラーの動き具合についてですが、これは製品不良の可能性も考えられます。
が、とりあえず回っていますので、このまま御使用されたほうが良いかと想像します。
と、言いますのも、こちらの製品は欧米産ですので日本製の製品よりもかなり製品にばらつきがあります。
温度設定も転卵能力も、日本のように全部規格にはまって同じ製品が出来ると言う事はほぼ期待できません。
広大な土地に住む、良くも悪くもいかにも欧米式と言った感じです。
ですから、こちら返品対応をお願いして、新しく来たものはもっと悪い…と言う経験もありますので、ある程度孵卵に影響がないようでしたら返品についてはあまりお勧めしません。
もちろん消費者の権利ですからなさって良いのですが。
このやりとりをしてますと、孵卵自体数週間遅れかねませんから私個人的な意見としてはお勧めできません。
とりあえず温度湿度が良いようですので良い方の機械を御入手されたなと思います。
- 投稿者:いたち猫さん
こんばんは〜
ちょっと他トピでゴタゴタしていましたが(笑)・・・気を取り直して質問です!!
今夜22時から自宅にて孵卵器(リトル〇マ)の試験運転を開始しています(遅っ!)
鶏卵ではちゃんと90度回るんですが、ウズラ用だとローラーが空回りしてる感じ?
なのでローラーに「あかぎれバン(パットの無い絆創膏)」を撒きつけてみたら何とか回ってます(^^;
(1重だと少し空回りしてるっぽかったので2重巻き)
あと、1箇所だけどの卵を置いても上手く回らないので卵の当たる部分に、これまたあかぎれバンを貼り付けましたv
ただ・・・この転卵って右か左に90度回ったら、また元に戻る・・・で良いんですよね??
それと、最初の1時間は試験用にスーパーで買ってきたウズラ卵7個を入れて転卵の確認(ヒメウズラを孵化させたいと思ってます)
他トピで少し先生(笑)が『約30分で適正温度』と書かれていたので、1時間後にデジタルの温室時計(ちゃんと電気屋で買って来た!)を入れて30分・・・
孵卵器内温度37℃、湿度64〜65%なんですけど、これで良いのでしょうか??
ちなみに実験してる部屋は室温33℃、湿度65%です(^^;
あ!!設定は、その他の鳥類で孵化予定日数4日です。
実際に孵卵させるのは店です・・・自宅だと計画停電の可能性が有るかもしれないので(店は対象外地域)
一応、レジ裏の大きな90cm水槽が空いているのでその中に設置する予定。検卵とか注水がし難くそうだけど(^^;
あと他に確認しておいた方が良い事ありますか??
このまま4日間稼動させ続けた方が良いのでしょうか??
経験者の先生方、ご教授お願い致します!!
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
おはようございます。
姫ウズラのヒヨコちゃん しっかりして来ましたよ 立ってる姿も スックと立って なかなか小さいながらも 達者になりました。
昨日 生まれた ジャンボコリンのヒヨコちゃん2羽 姫ウズラの雛より2.5倍くらい大きいんだけど まだ ヨタヨタして 人の事 追いかけて走りながら コロンコロン転けてます。
小さくても さすが陸を走る種類で セキセイやオカメの
全速力より走るのが 速いんですよ。
姫ウズラなんて 4g 大きなウズラの雛でも 10gくらいなのに
本気で走ったら 下手したら追いつけないくらい速いんですよ
残り卵は 5個 レッドコリン3個 カンムリウズラ2個なんだけど 無事 孵化してくれるかしら
ところで 最近 とりっち携帯電話から画像送れなくて・・・
携帯からPCへ画像移すのが 面倒くて・・・・orL
みなさん マメで 偉いね〜尊敬します。
- 投稿者:退会ユーザーさん
皆さん、こんばんは。
少しさん。、
>卵が全部有精卵で、掃除機の音が嫌であえて生まれなかった確率は、えめるるさんと私が実は同一人物であったと言う事実と同じくらい謎に包まれているでしょう。
もう!少しさんも随分言うようになりましたね!!
笑いすぎて涙が出てきて、あやとにきもい声で真似されちゃいましたよ・・・
ビックママ。
>えめちゃんと少しさんが 同一人物
かなり 面白い発想ですね。確かにどちらも 広い知識と
高いボキャブラリーを持って居られますが・・・・・�・
私の知識は一方向に傾いているんですけど・・?(笑)
では私と少しさんが夫婦説はいかがでしょう?(爆)
少しさんが旦那だったら、私も全てお任せしてのんびりできそうなんですが・・・?「いや。断る」との声が聞こえてきそうですがね!!(笑)
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
えめちゃんと少しさんが 同一人物
かなり 面白い発想ですね。確かにどちらも 広い知識と
高いボキャブラリーを持って居られますが・・・・・
どちらがどちらとは 言いませんが・・・・
姫ウズラを 手乗りにした事がありますが やはり一羽っ子で
育てないと ベタ馴れには なりませんね。
どんなに 最初っから刷り込みしても 人慣れはしますが
仲間が居ると 仲間の方がよくなってしまうので・・・
1羽で育てた子は 馴れて無い子を 奥さんにしていますが
今でも 甘え具合は 変わらなく 手の上で撫でられると
ウットリしています。
確かに たまに 大きな声で鳴きますが 喧しいほどではありませよ。
特に 夜 鳴くのが 玉に瑕なんですが・・・・
普段は 生まれたてのセキセイの雛位の 小さな声なのにね。
- 投稿者:少しさん
ビッグママさん。
私の日頃無駄になっている雑学を評価していただき大変嬉しいです。
家族にこの薀蓄を垂れますと、非常に冷やかな目線と薄笑いで迎えられますので…
現実世界は世知辛いです。
皆さんの様な軽快なフレンチトークは私には難しいので常駐は難しいですが、時間のある時興味のある話題をお見かけしたら、また書き込ませていただきます。
ヒメウズラ可愛いですよね。我が家ももう少し住宅事情がよければ孵卵したい所なんですが…やはり大人になった時の呼び鳴きが結構凄いですからね。。
大人になるとやはり山鳥の類いなのだなと納得です。どんなに小さくとも小さな雉だなと思います。
しかしベタ慣れで育っている子もいますからね。
是非ともそんな素敵な関係を築いてもらいたいです。そして、無事成功した暁には…皆さんに飼育情報を…。鶉を慣らす前提の飼育方法はいまだに確立しておりませんから、この分野も非常に面白いと想像するんです。
飛躍的な話ですけど、本等出版できたらいいですね。
今、欧米では高層ビル街で上層階に住むセレブ達が室内で鶏を飼うのが流行っているとか…
流行先取りではないですが、座敷鶏、座敷鶉の飼い方なんて本があれば…私が飛び付きます(汗)
えめるるさん。
呼んで下さったので図々しく参りました。
私個人的に、多分さんまザウルスさんの卵が孵化しなかった理由は大きく2つ考えられます。
一つは保温不足。
時期的なものですが、北海道に住んでいた経験のある私としては、あの尋常ならざる寒さは言語に尽せません。いくらリトルママの能力があろうとも孵卵には限界があったかと思います。また、転卵は手動のようにお見受けしたのですが、あの場合、ヒーターのある場所はよく温まるのですが通気口の反対側は比較的温度が低くなる傾向があるため、手動転卵をする時に場所もローテーションすると良いようです。
リトルママの飼養適温は20〜25度、となっていますが、北海道の底冷えは凄いです。室温が20度あったとしても多分庫内の保温能力以上の出力を要求される事が間々あったのではないでしょうか。
もう一つは、卵の健全性。
さんまザウルスさんも当初からおっしゃっていたように、輸送でカチカチに冷えていた…と。卵の適温は10度から25度で、この温度帯でしたら、最高75日まで孵化できる状態で休眠が可能らしいです(基本的には1カ月が孵化率50%を超えるためには望ましい)
しかし、ひとたび低温に当てられた卵は、胚が死んでしまい孵化する事ができません。
よくスーパーの卵を孵卵して孵化した!という話がありますが、これは非常にまれな例であると言えます。何故なら、採卵場から採卵された卵は、サルモネラ防除の目的で次亜塩素酸ソーダ等の消毒薬で洗浄され、その後出荷まで冷温庫で保存されます。
冷温庫を利用せずに出荷し、更に洗浄も不十分(もしくは実施しなかった)という特殊環境で出荷された卵であったと言えます。
同様の処理は鶉の卵にも実施されていますので、スーパーの鶉の卵の孵化率が悪いのはこの理由からです。けして、鶉が孵化率が悪い…という訳ではありません。
また、卵自体、冬場の受精率が低いと言うデータもあります。
交尾自体を確認していても無精卵が多いのが冬から春先ですから、想像ですが、無精卵であった可能性もかなり高いです。
以上の理由から、生まれた子がとても健康である事からして、孵卵の状況よりも卵が元々難しい状態だったと想像します。
卵が全部有精卵で、掃除機の音が嫌であえて生まれなかった確率は、えめるるさんと私が実は同一人物であったと言う事実と同じくらい謎に包まれているでしょう。
- 投稿者:いたち猫さん
こんにちは
皆さんさすがです!頼りにしてます♪
まずは孵卵器ですね!!
卵を入れる前に作動確認を含めて数日必要・・・っと...φ(ー ̄*)
まだどうなるか分かりませんが,孵卵開始したら『孵卵まとめトピ』でも立てようかな〜
既に幾つかトピ立ってるので要点をまとめたり,改めて先生方にご協力頂いて・・・(^^;
またその時はよろしくお願い致しますm(_ _)m
<P.S>
少しさん。
『ウズラ大学』とはビッグママが貼って下さってるリンクのサイトと同じでしょうか?
昨日の書き込みの後,自分なり検索してみたのですが皆さんにお聞きすると安心感が違います!!
- 投稿者:退会ユーザーさん
ビックママ、皆さんこんにちは。
わお!本当に少しさん出てきて下さったんですね・・・
実は少しさんは私の一人二役なんです。訳ないか・・・?
文章ですぐに分かってしまいますよね!(笑)
でもいつも分からないときはすぐ出てきていただいて、本当に感謝していますよ・・・
ビックママが言われた「胎教ならぬ卵教」はやはりあるんですね!
>一説には、雛が殻の中で呼び鳴きを始める頃からよく声をかけてあげて話しかけてあげた卵は、孵化後刷り込み具合に明らかに差があったと言う文献がありました。
それではやはり、一日に何度も掃除機の音が、が―が―するさんま氏の所では卵も産まれたくなかったのかも知れませんね・・・?(笑)
さんまさん!親鳥もそうだけど、孵化率上げたかったら、掃除機かける回数減らさなくてはいけませんよ!!
PS。花も、音楽を聞かすと綺麗に咲くというのは本当で、あれは音楽が水に振動して云々・・・と言っていましたね。
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
おはようございます。
痒い所に手の届く 少しさん さすがです。
生き字引のような方ですよね
少しさん ここに常駐していてくださいよ〜
姫ウズラのヒヨコちゃん 私の姿が見えないと
あの小さな体で 大きな声で呼んでます。
側に行くと 甘えたような鳴き声に変わって
ピピピ…って 小さな声で 鳴くんです。
まだ 体内に残った栄養が有るので 餌は 練習程度の
食べ方ですが 水をあげると すくって上向いて上手に飲んでます。
- 投稿者:少しさん
おはようございます。
えめるるさんに呼ばれたので出てきました(笑)
はい、卵の中のヒヨコ(正確には胚ですね)も、卵の中で外の音を聞いていて親の声とそれ以外を聞き分けていると言われています。
正確には、全孵卵日数の半分程度を経過したあたり、脳が頭の中に完全に収納され、嘴が形成された辺り、鶏でしたら10日前後程度から耳は音を拾っているのではないかと言われています。
更に転卵を中止する孵化3日前程度からは自分で呼びかけに対して返事をする事も出来るようになります。この声で、殻がうまく割れない雛は親鳥に助けを求めているのではないかと言われています。
一説には、雛が殻の中で呼び鳴きを始める頃からよく声をかけてあげて話しかけてあげた卵は、孵化後刷り込み具合に明らかに差があったと言う文献がありました。
欧米は何でも実験してみるので面白いです。
良いですねぇ、皆さん孵卵したい病が加速してらっしゃいますね。
私も孵卵してみたいです。環境がダメなので我慢ですが…
私個人的な見解は、もしリトルママで孵卵されるのでしたら鶏卵の方が適しているかと思われます。
鶏卵の孵卵最適温度は37.5度、鶉の孵卵最適温度は37.7〜38度ですので、低温に強いのはどちらかというと鶏卵です。
リトルママは、私の実測値ですと平均して36.6度。
湿度は申し分ないのですが、保温についてはいささか…
ただし元々卵は低温であっても孵化しますが、高温に当てられると一瞬でゆで卵になってしまいます。大体39度になると危険というのが定説です。リトルママはその危険を避けているのではないかと想像しています。
ちなみにリトルママの使用は、必ず使用前に作動確認を行ってくださいね。
3日程度動かしてみて(設定を手動設定にして孵化日数を4日と入れますと、転卵から転卵中止までの一連の動作に不具合がないか確認する事が出来ます)温度湿度を確認されてください。
この時期は暖かいので問題ないですが、基本的には発泡スチロールなどに入れて温度変化があまりないようにされる事をお勧めします。
作動確認には必ず、電子式のコンマ単位で温度湿度の計測が可能な小型計測器を中に入れて確認してください。
良いですねぇヒヨコちゃん。
生まれるのが楽しみです。
ちなみに!私個人的には糸毛矮鶏とか逆毛矮鶏とか愛らしいなと思っています。
鶉でしたら、ウズラ大学さんという方が(正確にはそう言う名前のHPですが)とても安く様々な鶉の種卵を販売されてらっしゃいますよ。面白いヒメウズラも出ていましたし、もしお探しでしたらHPアドレスを書き込みます。
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
- 投稿者:いたち猫さん
>ビッグママさん
やっぱりリトル〇マですか!!
販売目的ではないし、5羽以内なら何とか店で飼い主さんが探せるかなぁ〜?と思ってるので少ない方が助かるんです(^^;
で・・・ウズラも良いのですが、どうせならヒメウズラが良いなぁ〜と思ってたり・・・となると種卵の入手をどうしようかな?という問題が出てきたり・・・てか、リトル〇マだと何個くらい入るんだろ??
もうホントに初歩的な疑問(T-T)
とりあえず、この辺の目処がついたら本格的に動こうかと思います!
できれば夏休みまでに・・・間に合うかな(^^;
やっぱり初めてだとウズラの方が良いですか!?
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
卵の内から 外の声聞こえるかも
胎教ならぬ卵教ですね
でも 掃除機の音くらいで 出るのを辞めたりし無いんじゃないかな?
ウズラの雛ちゃん もう餌も食べ 水も飲みました。いっちょ前に 一口飲んでは 上向いて コクコク
出したら 私の後を ちょこちょこ付いて来て 超〜可愛いですよ。
プラケースにお部屋作って入れたら 私を探して 大きな声で
鳴いて ケースの渕で ピョンピョン飛び跳ねてます。
- 投稿者:退会ユーザーさん
ビックママ、こんにちは。
孵卵器はやはり一長一短あるんですね・・・?
両方使ったことのある方の経験談はとても為になります。
実は私の周りのリトルマ0使用中の方が、噂になっていて気にしていたんですよ・・・
でもやはり問題無しのようでした。
>リトルマ○でも 転卵停止後 機内の湿度を上げてあげると 孵化率は 上がりました。姫ウズラの卵10個中9個孵化したこともあります。
すごいですね!でもこれじゃあママが以前さんま氏に「孵化率低すぎ」って言ったの分かりますわ・・(笑)
あそこはやはり神経質に掃除機かけすぎだからじゃないのかなあ・・・?(親鳥だけでなく卵にも、もしかして外の音が聞こえるかも・・)
ここで少しさんが「実は卵にも外の音が・・・」と登場されるかも?
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
いたち猫さんへ
夏休みの自由研究ですか
ぴよた○は リトルマ○より原始的な感じでです。
転卵停止も自分で日数を計算して 手動で行わなければいけないし 中の様子を観察したいのなら リトルマ○の方が 良いかもしれません。
孵化率を上げたいのなら ぴよた○が良いかもしれませんが
自由研究なら リトルマ○の方をお勧めしますね。
リトルマ○でも 転卵停止後 機内の湿度を上げてあげると
孵化率は 上がりました。姫ウズラの卵10個中9個孵化したこともあります。
蓋を開けなくても見られる方が 良いんじゃないかな?
沢山 一度に入れたければ ぴよた○の 方ですね
- 投稿者:いたち猫さん
ビッグママさん みなさんこんにちは〜
やっぱり聞いたこと無いですよね・・・飼育書・医学書などにも載ってないし(^^;
そのブログのタイルも全く覚えていないし,今更探しても見付かるかどうか・・・
尾羽はあまり切るとルックスはあまり良くないですよね〜ヒナみたいと言えば可愛いけど,ヒナの丸いどっしり感は無いし(−ー
以前,中国人のお客さんが一人餌になったオカメインコを買われたのですが「飼ったことある」と言われたので生体とエサのみをお渡ししました。
後日ケージに入れて散歩しているのを見かけましたが,セキセイサイズの丸カゴにクリッピングされ尾羽も短くされているのを見てしまいました・・・さすがに「これは狭すぎるから大きなケージにして!」と言いましたが変えてもらえたかどうか・・・部屋に放鳥(まともに飛べないだろうけど)されてるとの事だったので,可愛がっては貰ってるのでしょう(と言い聞かせてる・・・)
孵化おめでとうございます♡
やっぱり大きな卵は日数が掛かるのですか??
私も夏休みの話題にと孵卵器を購入しようかだいぶ悩んでいるのですが,まだ動けずにいます(^^;
販売している(有)ミルテさんが隣の市なので直接お話を聞きに行こうかとも思っているのですが・・・そうこうしている内に冬になってしましそう(笑)
パンダの赤ちゃん。本当に残念でした・・・
私たち外野は何とでも言えますが,直に接しておられた飼育員・動物園の方の悲しみは計り知れません。
動物園で生活しているとは言え『野生動物』
人が何処まで手伝えるのかは難しい判断だと思います。
飼い鳥や小動物など,ペット化され人が育ててきた動物達とは別物だと私は思うんです。
なので飼育員・動物園に非を求めるのはどうかと・・・『たら』『れば』を言えばキリがありませんしね
それに私は人工保育が必ずしも良い事だとは思いません(ケースバイケースですが)
小動物を飼育していると良く分かるのですが,弱い子・飼育環境を見抜く親の本能は決して人が真似できるものではありません。
たとえば,ウサギは被毛も生えていないかなり未熟な状態で生まれてきます。
母ウサギは丸裸の仔ウサギの為に自分の被毛を剥げるほど抜いて巣材にします。
そこまでしていても環境・体調・経験によっては数日で子供を始末してしまうことがあります。
特に野良猫や野鳥は先天性の病気などを見抜く本能が優れていますよね。
置き去りにされた子猫は発症していなくても病気や障害を持っていたりする事が多いです。
もちろん置き去りにされている仔猫を見つければ人工保育して育てますが虚弱だったりする事が多く,外の環境ではとても生きていけない子になります。
これは小鳥にも言える事ではいないでしょうか?
人の技術が進歩したからこそ育つ命は多くなりましたが,体格が小さくなったり病原菌に対する抵抗力も低くなっているのでは無いかと思うんです・・・人は薬に頼りますが,薬を使う事による弊害も少なからず有りますよね
人が介入すれば繋げることの出来る命が殆どでしょう。
ですが,自然淘汰で強い固体が残って来た事によって現在まで色々な動物が残って来たのだと思います。
何だか自分勝手な理想論?を長々と書いてしまいました・・・申し訳ありませんm(_ _)m
ジルバさんの仰るように次回に期待して見守り,飼育員・動物園を応援したいですね☆
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
外の方で 小さな鳥の鳴き声
何かの鳥さんが 雨に打たれて 鳴いてるんじゃないかと外に出てみたけど 声が聞こえない・・・
耳を澄ますと 微かに聞こえる・・・声は 部屋の中の方が大きい
まさか ヨウ君?・・・・まさか・・・もしや・・・
孵卵器を覗いてみると 小さな影
姫ウズラの赤ちゃんが 誕生してるじゃない
まだ 生まれたばかりで 産毛は 濡れている
でも 元気に ピーピー鳴いてる
コリンウズラの卵より ずっと後で入れたのに・・・
ジャンボ系のウズラは 孵化に25日位掛ると言うので
遅らして 姫ウズラの卵入れたんだけど 転卵停止もし無いまま
孵っちゃいました。
他の卵は まだ5日ほどかかりそうなので そっと 見守り中です。
- 投稿者:ジルバさん
ビッグママさん、おはようございます
大分、熊本のとりっちの皆さん、
大雨で避難を余儀なくされている方もいるのでしょうか
どうか皆さんと、鳥さんたち、どうか、洪水から免れますようにご無事をお祈りしております
パンダちゃん、残念でした
ママさんが言われるように、スタッフの皆さんは私達より思い入れが強いと思います
獣医さんも、飼育に詳しい中国人スタッフもいたらしいですからね、しかたがないです
いくら人工飼育にしたところで、人間のすることには限界があると思います
園長さんも。さぞ無念だったでしょう、かれの涙を見たら私ももらい泣きしてしまいました
初めての育児なのに母性があったのだから、来年に期待しましょう
優しい気持ちで見守りましょうね
- 投稿者:ビッグママさん
- トピ主
yurichan みなさん おはようございます。
パンダの赤ちゃん 本当に 残念でしたね。
確かに 監視体制をとっていたと言っても 100%赤ちゃんを
確認出来ていた訳では無いので 責めては可哀想ですよ。
1度は 危機を脱した時点で 命拾いした子だったので 何とか
無事 成長して欲しいと切に願って居たのは 他ならぬ 飼育員さん達だと思いますし・・・
私も 数々の雛を 育てて来ましたが 中には 危機的な状態に陥り 命を助ける事が出来た子も 多く居ましたが 中には 助けた
のに 別の状況で 命を落としてしまった子も 少なく有りません。
命を落としても 仕方ない状況であっても 運良く 早期発見で
助けても 違った事で亡くなってしまう・・・
幾度か そんな事態に遭遇すると 運命を たまたま 自分が変えて居たのでは ないのか・・・って 思ってしまいます。
以前は 巣箱にも 暗視カメラを設置して 親が眠って居る間に
親の懐から 離れて戻れなくなってしまった雛を 救出したりしていましたが 最近では 極力 雛の生命力に掛けています。
鳥には 特に雛の時には 温度センサーの様な機能を持っていて 目が見えなくても 親鳥の羽根の下に戻ったり 温かい餌の在りかが分かったりします。
糞がしたくなると 後ずさりして 寝床から遠い所に しに行きます その後 温かい親鳥の元に帰るのですが 帰れなくなったりすると 凍えて死んでしまったりします。
帰れ無くなっても 鳴けて体温が残って居れば 親鳥は 引き寄せ
助けますが 冷たくなってしまって居る子は 命の灯火が消えてしまって無くても 親は見捨ててしまいます。
自然の摂理なのでしょうね・・・とは言え 見つけてしまうと 放っては置けないので 手を尽くして 助けようとしますが
本当は あんまり見ない方が 良いのかもしれませんね。
・・・・と 自分に 言い聞かせては 居るのですが・・・
あなたもトピックを作ってみませんか?