飼い方・生活 トピック
有精卵の状態が分かりません
- さちよんさん
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以前
http://www.torich.jp/sys/bbs/posts.php?post_id=16985
で皆さんに卵の温め方を教えていただきました。
偶然、4/30にまたもやニワトリの有精卵が手元にやって来て温めています。
プラケースで作ったお手製孵卵器ですが、湿度・温度はいい感じだと思います。
さて、今日、手に持った感じで急に卵が重くなりました。
実際は重心が変わったので重く感じるんだと思います。
検卵してみると画像のような感じで中身が偏っているのですが、うまくいっているのでしょうか?死なせてしまったのでしょうか?
5mm程度のふよふよしたものが入っていますが、鼓動しているのではなく卵を軽く振るとと一緒に揺れる感じです。
4つある卵が4つとも同じ感じです。
ご存知の方がいたら教えていただけませんでしょうか?
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- 投稿者:少しさん
さちよんさん誤情報流してしまってすみませんでした。
とりあえず、今まで調べて大体解った事&私の憶測を入れて書き込みます。
まずはモミジ種の実態がなかなかつかめなかった事について。
どうもモミジ種は、種類としては一般的な概念上種として確立していないのです。ここが私が見落とした最大の問題点でした。
モミジ種は、厳密に言って存在していないようです。
存在していないのに現にいる…さてどういう事でしょう?
モミジ種を語る前に、カラー鑑別についてお伝えします。
カラー鑑別とは何か?
正確には初生雛カラー鑑別法と言うようですが、見た感じの雛の色が違うので♂♀が簡単に見分けられると言う鑑別方法です。
この鑑別方法について私はあまりにも無知でした。
単純に、そう言う産み分けの出来る鶏がいるのだろう…くらいの考えでした。
しかし、鶏の場合これは間違いです。
カラー鑑別を可能にするために、この種についての交配は伴性遺伝の法則を利用しているようです。
つまり異なる色を発現する、純粋な原種を使い、一方が伴性遺伝優勢であり一方が伴性遺伝劣性である時、単純な1台交雑種に限って生まれる雛は全て遺伝の法則に従い雌雄がカラーで別れるのです。
賢明な皆さんなら既にお判りになったかと思うのですが、つまりモミジ種もこの性質を利用した鳥種です。
つまり、どうもこの世に種としてのモミジ種は存在しないのです。
モミジ種は、後藤種鶏場と言う所のブランド鶏ですが、こちらでロードアイランドレッド種と、白色レグホンを1代交配して生まれたF1(子供の代)を、ゴトウもみじとして市場に卸しているようです。
この1代交配したF1は、正しく両親の性質を半分ずつ持つ事が知られています。
よくミックス犬等と言って、純血種同士の犬を雑種にして販売するのが一時期はやりましたが、あれもちょうど両親を足して2で割った様な子犬が産まれるので人気に火が付きました。
しかし、ミックス犬もミックス鶏(?)も。
純血種同士を交雑した1代目は等しく両親のちょうど中間の様な鶏が生まれますが、F2は遺伝の法則に従い、F1とは全くかけ離れた生物に変化します。
祖先であるロードアイランドレッド(正確には限りなく近い雑種)が出てきてしまう、もしくは同様に白色レグホンが出てきてしまう、もしくは全く違う不自然に混ざり合った物が出てきてしまう…
通常、このような次世代のばらつきが起こらない様に、種を固定する場合は最低でも3代同系の系統が出続ける事を確立しなければ新種とは言えません。つまり1種類を確立するために最低でも5代以上交配しなければ本当の意味で種とは言えない訳です。
しかし、カラー鑑別をするためには、この種の固定が出来ないのです。
ここが落とし穴です。
そう言えばよく採卵鶏の牧場主さんが「今の種鶏場はずるいから必ず雛を買わなきゃいけない様なシステムなんだ」とぼやいていたのを思い出しました。
ずるいと言うのは言葉のあやで、つまりモミジ種同士を交配しても絶対にモミジ種は生まれないと言う事なのです。モミジ種の系統を受け継いだモミジ種と同系の肉質、採卵レベルの物は交雑を重ねれば作り出せるでしょう。
しかし鶏にとって一番ありがたい、カラー鑑別をするためには伴性遺伝の法則を利用しなければならず、この遺伝をもっとも効率的に採算良く利用するためには、単純な1代交雑雑種を仮に「モミジ」種として市場に流通する事の方が、種鶏場を維持するためには理にかなっているのです。
と、今までかかってこのレベルです。。。大変失礼しました。
採卵鶏は種が存在しないと言う話を、今になって初めて理解した私です。
勉強するきっかけを与えて下さって本当にありがとうございました。大変勉強になりました。
と言う事で、厳密に言ってさちよんさんの飼育されている鶏はモミジ種ではなく、限りなくロードアイランドレッドに近い雑種、もしくは白色レグホンに限りなく近い雑種が生まれたと考えるのが自然です。
つまりロードアイランドレッド種と白色レグホン種の交雑2代目と捉えます。
この場合、伴性遺伝の法則に従い、雌雄判別はカラーでは不可能になります。
体型、体格の違いは両者が引き継いだ親の遺伝の差と考えるのが自然です。
ではこの場合何で判断するか…になるのですが、正確に調べたいなら肛門鑑定になるのですが、これを初心者がやるのは難しい…
いや難しくはないのですが、肛門を開いてみて…と言う物ですのでこのくらいの中雛にやると激しく嫌われてしまいます。
そうなると成長段階によって判断するしかないのですが、残念ながらロードアイランドレッド種と、白色レグホン種の生育期間は違いますので、単純に見た目だけで雌雄を判別するのも事実上不可能です。
見た感じ、確かに白い方は夜店で売っている白色レグホンの雛に限りなく似ているように見えますし、赤い子は、モミジと言うよりはロードアイランドレッドにとてもよく似ています。確かロードアイランドレッド種の方が生育期間が短かったような…うろ覚えです。
と言う事で。
何が解ったかと言いますと、結局性別については何も解らなかったという大変お粗末な結果に至りました。混乱を招いてしまった事を心からお詫びします。
まぁ混乱していたのは私一人だったでしょうが(苦笑)
しかし鶏の世界は非常に奥が深く面白い物ですね。
大変勉強になりました。
雛ちゃん達の性別、私も気になってしまいました。
非常に単純な遺伝の法則を引っ張り出すならば、両親と反転した色を呈すると言うのも捨てきれない線なのですが…不確かな事を言うのはやめておきます。二の轍を踏むわけにはいきませんので。
雌雄…楽しみですね。願わくば♂1♀2である事を祈っています。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
ありがとうございます。
F2と言われると納得です。
養鶏農家で見たオスはもう少し色が入っていたのに、うちのひよこちゃん(って感じでもなくって来ていますが)達は白いな〜と思っていました。
まさかのほぼ白色レグホン!!
どうしよう・・・近所の子供達襲われますか?
見た目、ロードアイランドレッドで白色レグホンの攻撃力ってこともあり得るのでしょうか?
こじろうだけがメスなような気がします。
もみじは割と温厚というか落ち着きがあるので、ロードアイランドレッド由来の性格かもしれません。
なんとなくむさしはオスなんだろうなと思うのですが、一番かわいらしいです。
真っ先に背中に乗ってきます。
でも、いずれ凶暴になるんですね(涙)
>雌雄…楽しみですね。
楽しみって言うか・・・不安ですよ www
とにかく今はかわいいので、おこちゃま時代を堪能しておきます。
ご近所はニワトリの知識がない人たちばかりなので、なんとかうまく洗脳していこうと思います(笑)
最近は鳥インフルエンザを気にする人が少なくて助かります。
子供達には「家に帰ったら手を洗ってね」とだけ言っておけば大丈夫でしょうか?
- 投稿者:少しさん
どうも、白系統は白色レグホンではないようです。
また交雑を調べていましたら、かなり強い線で白色プリマスロックの線が有力であるとの結果になりました。
「昭和38年に作出し、以後45年間にわたり育種改良を続けています。強健性と卵質改善を重視したロードアイランドレッドと白色プリマスロックの1代交配で、育種改良は父系は18代目、母系は17代目に至っています。」
と言う記述を見つけたためです。
どうも白色レグホンと交雑したのはこれと対をなすサクラの方で、今は養鶏業界もモミジの方が人気のようですね。
性格も白色レグホンの系統よりもプリマスロックの系統の方が性格が温和なので平飼いし易いのでしょう。
ですから性格についてはそんなに心配なさらなくともいいかもしれません。
ちなみにプリマスロックは生産性を上げる目的で、体型は小さく、餌も他の鶏種に比べて18%ほど少なく?(要は食べないと言う事です)大人しいという特徴がありますが、その代わり非常に病気や環境の変化に弱いと言う難点もあるのだとか。
ロードアイランドレッドの血を色濃く引き継いだ雛が丈夫で大きくなっているのに引き換え、白っぽい子の方が餌食いも悪く体も小さいと言うのは、まさに親の系統を引き継いだのでしょう。
採卵用の白色プリマスロックの特徴は、成鶏時で雄2.5kg 雌1.9kgです。しかし採卵数は年270〜280個と、この体型にしては多いですね。
余談ですがこの白色プリマスロック(肉用鶏)と白色コーニッシュ種の交雑種が今のブロイラー(肉用鶏)の主流の様です。この件からも解るように非常に大人しく扱いやすい種類であると言えます。
これほど軽量化、採算性を追求している鶏ですから、初産卵も早く150日頃から210日くらいにかけて産卵のピークに達する様です。
まさにアメリカの養鶏技術の粋を集めたような鶏ですね。この種は屋外飼育せず、窓も外気も入らない密閉された養鶏場で飼育される事を目的にしていますので、冬の寒さや雨風など、また病害虫には少々弱い傾向にあるようです。
白色プリマスロックに引き換え、ロードアイランドレッドは産卵までに約200日かかるようです。
しかし兼用種のなかでは産卵性が最も優れた品種です。肉用タイプは、専用種と比較して成長が遅いものの、強健で耐病性に優れている事から長期間飼育する場合には適しているので、主として地鶏生産に利用されています。
さて、と言う事で一つ目の「子供に突っかかって行くか否か」については、多分問題ないかと思います。
あらゆる雄鶏はコロニーを守るために比較的雌鶏よりも凶暴ですが、この2種は兼様鶏(肉様でもあり採卵用でもある)である事を考えると密集飼育にも十分耐えられる性格であると考えられます。
後はとにかく幼いころから触れ合わせる事ですね。鶏も子供がいる環境に慣れていれば突然豹変して突っかかって行く事は少ないです。
たまにしか触れ合わせないと言う状況だと豹変したように見える変化がある場合も少なくありませんのでその部分は上手に解消してあげて下さい。
病気、ズーノーシスの予防の件につきましては、
「お家に帰ったらせっけんで手を洗うんだよ」と言う声がけだけで全く充分であると思います。
ちなみに、ズーノーシスの持論ですが、もっとも人間に対しての感染力が強い生物は何であるか御存じでしょうか?
もっとも人間に感染させる、そして死に至らしめる危険性のある生物…それは実は人間なのです。人間の敵は人間でしかないと言うのがなんとも面白い事であります。
混ぜっ返しているつもりはないのですが。
ちなみにその次に、猿、そして臓器構造が非常に似通っている豚、牛と来て、犬猫、かなり末席に鶏(鳥)です。
鳥から直接人間に伝播する病原菌は殆どありません。一番よく知られているのはクラミジアでしょうか(オウム病)このクラミジアも色々な株が見つかっていますが、鳥から人間に感染する危険な病気…と言うと非常に怖い物ですが、実はこの株はあらゆる動物に感染します。この点は狂犬病に似ていますね。
狂犬病は犬がかかる物…と思われていますがこれは誤解であらゆる温血動物が感染します。鳥も感染しますのでまぁ怖い病気です。
インフルエンザに関しては、人間のインフルエンザ菌が鳥に感染する例はほとんどありませんし(まず聞いた事がない)鶏インフルエンザを人間に感染させるためには豚が中間宿主として必要になります。某アジア圏の様な飼育環境、生活環境に於いてであれば確かに注意すべき病気の一つではありますが、日本に関して、家庭で愛玩されている鶏がインフルエンザに感染する可能性は極めて低いと考えて良いです。
ちなみに養鶏場で例年大量感染する原因は、野鳥であり、残念ながらストレスの強いバタリー飼育で餌もギリギリで飼育されている環境に、野鳥が通気口などを伝って入り込み、感染させます。よくインフルエンザに感染した鶏の鶏舎内の分布を調べると、通気口付近にいた鶏が感染しています。
これはまた非常に頭の痛い問題ではあるのですが、残念ながらこの時期だけ飼料の中にOTC化合物(抗生物質の一種)を添加される養鶏業者もいらっしゃいます。
私が思うに、野鳥が庭の敷地内で死んでいた場合は、鶏は庭を散歩させず、すぐに保健所に通報して死骸を回収してもらい(原因究明の為にも自己処理は危険です)回収後はその付近は石灰消毒をなさる事をお勧めします。
ちなみにもう良い日齢ですので飼料についてこれからはご検討ください。
現在ヒヨコの餌として市販されている飼料の多くは、病気を予防する目的で若干の抗生物質が混入されている物が多いです。これは病気を予防する目的で初齢期には非常に良い飼料なのですが、常用すると肝臓などに問題が出る場合があります。
よく家庭でペット飼育されている鶏が5歳程度から重度の肝疾患様を呈する事が知られていますが、これは予防の為に飼料の中に配合されている抗生物質などが問題ではないかと言われ始めています。
また、鶏の最大の目的は採卵ですので、産卵を促すためにかなり濃厚の飼料配合になっています。確かに2年以内に廃用鶏になって食肉処理される場合は問題がないのですが、家庭で愛玩にし、長く愛して行こうと考えている場合は健康にも注意してあげたい物です。
現在の鶏飼育の主流として、どうもインコ類のペレットを勧めている書き込みが多いですね。あれらは薬品についてもだいぶ留意されていますし、非常に質素に作られていますので体にもいいのではないでしょうか。
市販されている鶏のえさは、数日に1回程度、もしくは1日量の数%に留め、出来るだけおからやヒジキ、ペレットに野菜くずを主流に育てられると良いかもしれません。
ちなみに外にいる虫は体内に寄生虫を宿している場合が多いです(中間宿主)
これを食べていますとかなり高い確率で寄生虫症を体内に取り込みますので、ある程度定期的に駆虫されると良いかもしれません。ただしそちらに明るいお医者様がいらっしゃればなのですが…
鶏とは昔から、寄生虫と共に生きてきました。
もちろん人間もです。
一切寄生虫を体内に持たないで生きる人間は近年になってアレルギーを発症するようになりました。アレルギー発症の原因の一つに寄生虫を持っていないと言う論文がありましたが、酷いアレルギー患者にサナダムシを飲ませた所(医療用のがあるらしいです)アレルギー症状が改善したと言う論文を見た事があり、やはりアメリカは医療についても何でもアリだなと舌を巻いた記憶があります。
近年日本の愛玩用の鶏もアレルギー症状を呈する子がいる事が知られ始めました。
私個人的には、無菌であればいいのだとは思いません。
少しずつ悪い物、良い物を体内に取り込んで丈夫になって行くのだと思います。
防疫と言う面から言って、今の環境以上にさちよんさんと鶏達の環境を整える必要はないかなと私は思います。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
面白いほど親の性質を受け継いでいるんですね。
寄生虫だけ気になります。ありがとうございます。
念のため一通り聞いてみますが、たぶん獣医さんは見つからないような気がします。
このまま外で飼います。
白色プリマスロックに新潟の冬は厳しいかも・・・
現在我が家は近所の子供のたまり場になっています。
多少乱暴な遊び方をしていますが「優しくしてあげてね」とだけ注意して、割と自由に遊んでもらってます。
目的は
・近所の理解を得る
・子供から親にニワトリのかわいさを伝えさせる
・ニワトリを子供に慣れさる
です。ニヤリ。
庭で放している分には臭いは気になりませんが、夜用の小屋の臭いは閉口します。
市販の飼料には確かに「卵がたくさんとれる何とか何とか」と書いてありました。
一昨日から発酵試料を作ったものをあげているのですが、あまりお口に合わないみたいです。
発酵試料の比率が高いからかほとんど残すので、野菜の比率を多く混ぜてみます。
ひじきもいいんですね。了解です。
ペレット!!思いつきませんでした。
キクスイさんで買ってみようと思うのですが、「ペレダック F2」でいいでしょうか?
http://www.kikusui-jp.com/food/food_chabo.html#p_duck_f2
近所迷惑になると困るので残した餌は割とすぐに捨てているのですが、庭ではたいして虫がいないので餌不足にならないかちょっと不安です。
夕方は近所の子供達が野菜をあげることに決定しそうです。
子供に捕まりたくないけど野菜を食べたいということで、ものすごく走り回りながら食べています。
エンリッチメントと思って餌を並べているのですが、選んで食べてます。
全部混ぜこぜにするのが正しいのでしょうか?
発酵試料はおからと米ぬかと黒砂糖を発酵させたものです。
今朝は
・発酵試料とキャベツ キャベツだけ選んで食べていた
・昨日の飲み会の残りの豆腐 意外と好評
・昨日の飲み会の残りのトマト 無視
・昨日の飲み会の残りのシシャモ 塩分が気になるが好評
でした。
- 投稿者:少しさん
近所のお子様への接し方はかなり素晴らしいですね。
やはり鶏は鳴き声と言う点で理解を求めにくいですから、さちよんさんの対応策は私も今後鶏を飼育する場合大変勉強になります(そのような未来があると信じて)
ペレットについては、アヒルの食性と鶏のそれがだいぶ違うので食べないと言う事が想像できます。実際アヒルペレットは水の中で崩れない様に作られていますので鶏にはどうでしょう…
どうもペレットを与えている方達の話を読んでみると、普通のオカメインコ用無着色タイプのズプリームが高評価を得ているようですね。それとトップオーガニックペレットの独特の牧草臭も好まれているようです。
これらのペレットは主食と言うにはほど遠く、例えば人間で言う所の白米の様な位置づけで使われている方が多いようです。
原則これを主に与え、副食として野菜や肉、昆虫などを与えると言う食事が適しているようです。
混ぜて与えるか個別に与えるか…は賛否両論ありますので断定的な発言は控えますが、私個人的には個別に与える方が好きです。
その日その日で食べるメニューに違いがあると思いますが、その偏りによって今何を必要としているのかを大体推測する事が出来ます。そうなると新たに加える食材を選定するのも容易いので大変管理がしやすい…と私は思っています。
ただしこの欠点は、舌が好まない食材を食べないと言う難点があります。
混合した場合は否が応でも人間の望む配合を食べさせる事が出来ますので個体間の飼料の嗜好による偏りをある程度均す事が出来ます。
複数羽飼育していて餌の個別管理が不可能で、明らかに飼料の偏りによる栄養不足が危惧される時には混合して食べさせる事が良いでしょう。
また2〜3日に1回は鶏専用資料を与えると、特に白色プリマスロックの体質を受け継いでいる場合には有効かなと想像します。
まさか女子会に鶏達も参加していたとは思いませんでした(笑)
塩分…は確かに心配なのですが、実は鶏はかなり肉(魚肉鶏肉豚肉の別を問わず)を好みます。
体質維持や体力補給に、動物性タンパク質はかなり重要だと私も想像しています。
煮干しやシラス(塩抜きの為に湯通しをする)等は基本食として与えている愛鶏家の方が多いです。昔も家庭で食べた魚の骨などを庭に捨てるとあっという間に鶏達が群がってかけらも残さずに片付けてくれた物でした。
さらに突き詰めて、鶏肉を与えている方もいます。一時期白色レグホンに与えると凶暴性が増す等と言う風説が流布した時期もあるのですが、後々に事実無根であると言われました。
ただし鶏卵は出来るだけ与えるのを避けてください。食卵の誘引になる場合があります。
特に動物性たんぱく質が枯渇していると食卵癖が慢性化し改善しにくい悪癖になる場合があります。
鶏卵を与えるなら鶏肉を与えてください。
「鶏に鶏肉を与えるなんて共食い!」と言われるとちょっと立場が弱いのですが……
鶏は元々雑食ですから、昔は残飯を軒先にほおると真っ先に来たのが鶏でした。考えると鶏がいたので残飯も殆どカラスに行く事はありませんでしたね。そしてそう言う物を食べている鶏はだいぶ丈夫でした。
発酵飼料は……多分人気がないでしょうね(汗)
あの酸性の臭いが、自然界では危険の香りですから本能的に避ける性質があります。一般的な養鶏業界ではかなり初期から食べさせて慣らしていますが…
上手にならしたい物ですね。
ちなみに豆腐は量を与えると食滞を起こすケースが報告されています。しかし鶏には大変好評な食材だと言う事です。
おやつ程度に与えてください。
トマトについては、私は信じてはいませんが一説にはトマトの中に鶏には若干有毒な物が含まれているという説があり、避ける方が賢明と言う話もあります。
しかし昔鶏はトマトのヘタも必死につついて食べていましたが体調を崩すような姿は見た事がないのですよね。まぁ一応気を付けようと言う話らしいです。
ちなみに余談ですが、赤唐辛子やパプリカは鶏に最高の野菜です。
鳥類には口腔内に痛覚がないので辛味を感じないのだとか。
赤トウガラシに入っているカプサイシンなどは病気や体内の寄生虫にもある程度作用すると言う話があるので、ちょうど今苗の時期ですしとても丈夫ですから1株ほど庭の一角に植えて与えて赤くなったらあげると良いかもしれません。(その前に自主的に収穫してくれるでしょうが)
ちなみに養鶏業界でも卵黄の色を赤くする目的で唐辛子粉末を飼料に混入して与えています。その量も、毎月20キロの袋を3袋…と言う物ですからよく食べるよく食べる。。冬場などは少々増やすと寒さにもよく耐えると仰っていましたが事実かどうかは微妙な所でしょうか。
人間の感覚で唐辛子!と聞くとかなり健康に悪い…と言うか辛いイメージがあるのですけどね。
肉については一番最適なのは鶏ささみのひき肉なんだとか。
脂身が少なく高タンパク低脂肪なので適しているんだそうです(共食い)
塩分については、たまに人間の食事のお相伴を頂くのであれば塩土は与える必要がない…と言う事で良いのではないかと思います。
人間の食べ物をペットに与えるなんて!と言う理論は大変ごもっともですが、私の知っている狭い世界ですが、どうも人間の食べ物をもらっている子の方が総じて長生きしています。もちろん不健康な食べ方は論外ですが。
冬の寒さについては…確かさちよんさんのお住まいの方は豪雪地帯だったでしょうか…。
ちょっとその状況だと白色プリマスロックの方は辛いかもしれませんね。
でも今の時期から慣らしていたらどうでしょう?いけるかもしれません。
とにかくバランスのいい食事と日光、運動が一番の予防法ですから。
鶏の糞で一番臭うのは盲腸便です。日に数度しかしないのですがかなりくさいのですよね。盲腸便は朝晩よく生産します。
私は猫専用のおからの猫砂を敷いたりして匂いには対処していますが、外となるとこれも難しいですね。
昔は切った藁を敷いて、毎日交換。交換した藁は一角に集めて発酵させ(発酵臭は強いためある程度密閉できると良い)たい肥として利用していました。
ちなみに余談ですが、米ぬかを敷いている養鶏場を知っていますがかなり脱臭に効果があるそうです。
敷くまでの量が得られなくとも、もしお近くにコイン精米所があれば米ぬかを得る事も不可能ではないでしょう。
もしくはご家庭で食べる米を玄米にして、電気屋さん等で売っている家庭用小型精米機を使用し、精米後の米糠を与えると良いです。
米ぬかはビタミンBの塊ですから、鳥種を問わず是非与えてあげたい物です。
もしふんだんに米糠を得られる環境があるなら、是非下に敷いてあげたい物ですね。
米糠はよく水分を吸ってくれるのでべチャッとした盲腸便も排せつした途端にコロコロと固めてくれ、毎朝庭に話す時に熊手のもう少し目の細かい物で飼育小屋を掻くだけで固まった糞が集められるので掃除も楽なのです。掃除後に米糠を補充します。
雨が吹き込む環境の場合はあまりお勧めできませんが、庇を大きくして雨が吹き込みにくい小屋にしてあげる等の工夫があると良いかもしれません。
私の実家の方がコメ農家だったのでこのように鶏を飼っていまして、ですから私の中で鶏小屋は良い臭いと言うイメージがあります。米糠は甘い臭いですから。
他にも米糠が得られない場合はもみ殻を敷く飼育方法もよく聞きますが、水分吸着力はやや弱いので厚めに敷くと良いらしいです。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
米ぬかですね。了解です。大量に集めてきます。
実家は自分たちの分だけ精米しているので(米自体は買っています)多少は手に入るのですが、頼めばつてがあると思います。
ペレットはひとまずヨウムと同じものをあげてみようかな・・・
何種類も買うとだらしない私には管理が出来ないかも。
基本残飯で飼いたいのですが、私があまり料理をしないので(ふふ)、ニワトリのために人間の食卓が豊かになっていますww
今日近くの店に唐辛子を買いにいきましたが、売ってませんでした。
小松菜も植えたいのですが、時期を逸したのか種は返品したそうで在庫がありませんでした。
週末に大きなお店に行ってみます。
今問題なのが、
・近所の子供達が家に帰りたがらない
・ニワトリを家につれて帰りたがる
・わたしが子供の扱いに慣れていないので甘やかす
です(笑)
先方の家族の許可が下りればもらってもらっても全然かまわないのですが(絶対不可だと思うけど)、だだをこねてなかなか帰らないので(それはそれでかわいい)、ニワトリのおやつタイムを決めようと思います。
おやつ持参OKで、与えていいおやつのリストも作ろうかなと思うのですが、ずうずうしいでしょうか(笑)
- 投稿者:コリアンダーさん
ヒヨコについての知識がないので、ロムさせていただいたてました。遅ればせですが、いい結果になってよかったよかった。
最初から記事を読み返していくと、少しさんのテンションが徐々に上がっていくのが笑えてしまいました、、、すみません。
さちよんさんのダンナさんが3羽とも引き取られていくと聞いてガックリきてた、というエピソードもほほえまし〜。
それにしても、ヒヨコたちすくすくと成長しましたね〜。生まれたときから色が違うんですね。オスメス分かりやすくていいなあ。最初からほわほわだし・・・
ぶんちょなんて、丸裸ですもんねー。
女子会&ほろ酔いもいいなあ(*´▽`*)楽しんでますね〜
- 投稿者:少しさん
さちよんさん。
あげても良いおやつリストは、私はとてもいい案だと思います。
さちよんさんの所の鶏さん達に会う事を家族ぐるみで理解してもらえますし。
子供としても自分の家から持って来た物を食べてくれると言うと、気持ちが全然違います。
以前、どうしても自分が持って来た物を上げたくて、飼い主に隠れてチョコレートや飴玉を与えてしまった話しがありました。
こういう事故を防ぐためにも、食べて良い物、食べると危険な物を知っておくのは子供にとっても鶏にとっても有益な事と思います。
ただし、もし機会があったらご家族に、農薬のすくない内側の葉の部分を…と言う話をやんわり出来ると良いのかもしれません。
そこら辺はご近所関係なので。
ちなみに鶏に限らず鳥類はとても薬品に弱いです。
鶏小屋にはとかく蟻が寄ってきます。これに対処するために蟻用の殺虫剤をまくと、これを誤って食して命を落とす鶏も多いですからお気を付け下さい。
同様に、撒くだけでアブラムシを忌避し、病気を予防し、更に化成肥料の役割まで果たしてくれる…なんて言う最高の園芸薬品があるのですが、この系も白い粒粒で鶏が誤飲して命を落とす危険性があります。
今後鶏を放し飼いにする場合はここら辺の薬品についてもお気を付け下さい。
小松菜やホウレン草は通年栽培が可能ですが、青虫も大好きです。
特にこの時期は露地栽培だとあっという間にアブラムシに食いつくされてしまうのでこの時期は蒔かないようにとの注意書きがある物も多いです。
我が家ではネットを張ってトンネル栽培にしていますがこの栽培方法だと通年栽培可能です。
大きいホームセンター、もしくは100円均一の園芸コーナーでは1年中種を見ますので、是非探してみてください。
ちなみに!一般的な園芸の種は、種子に防虫処理されています。
鶏が植えたばかりの種を食べてしまう、もしくは発芽したばかりの芽を食べると防虫剤を体内に取り込んでしまい危険です。
一般的に発芽したばかりの野菜を食べる等が今ブームですが、こうして食べる物は「スプラウト専用種子」として販売されていて、防虫処理されていません。
スプラウト専用種子でない場合は、撒いた後に食べられない様にトンネル栽培用のネットと支柱を使うと良いでしょう。
ちなみに防虫処理されていない種子は発芽率が落ちます。
発芽した後の成長も弱いですから、私個人的には発芽直後に食べさせるのでなければスプラウト用の種でなくて良いのではないかと思います。
それと、ホウレンソウを撒く場合は一度1昼夜、浸水処理(水に浸して水を種にしみこませる処理。よく濡らした新聞紙の間に種を挟んで冷蔵庫に入れる方法が一般的だが普通にコップの中に水を入れて種を入れておく方法でも可)をしておくと発芽率が高くなります。
本当は小松菜もそうしたほうが良いのですが、小松菜は種が小さいので浸水処理後に種をまくのが大変です。。
トウガラシについては、唐辛子は非常に丈夫な植物で連作障害もあまりありませんので、種からの栽培も可能です。ちょっと時間がかかりますが、普通にスーパーなどの食料品を売っているお店で香辛料として売っている鷹の爪(1本もの)は種が入ったままで販売されていますので、この種だけをより分け、浸水処理後に撒きますと、1週間ほどで芽が出ます。
植え付けには少々時期が遅いですが、まぁ秋口までにはある程度鶏も美味しく頂けるでしょう。
苗が見つからなかった場合はお試しください。
苗は最初に出てくる脇芽を掻き(手で折り取って捨てると言う事)、1番花が付いた後の上に出た脇芽からは残して支柱で誘引します。
こうすると収量が良いです。化成肥料は本当は欲しい所なのですが、一応使わずに行きたいところだと思いますので、植え付け前に元肥をしっかり入れてください。
目安として植え付ける株の20センチ下にたっぷりと。
植え付けの土には牛フン(よく発酵させて鶏糞も良いですね)やたい肥をよく梳き込みます。
多めに…と言ったからと言って、さすがに牛フン100%はお避け下さいね(汗)
実は先日我が家で育てた青シソの苗を育ててみたいと言うので、近所の方に差し上げましたら、良かれと思って牛フン100%で育てて下さって残念な結果になっていました(苦笑)
再度、土の話をして土を作り直してもらい新しい苗を差し上げました。
そんな笑い話がありましたのでご参考まで。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
ありがとうございます。
思い返せばここ2ヶ月弱でいろいろありました。
少しさんは多少テンションがあがるもののいつも冷静で礼儀正しい親切な人ですよね。
それに引き換え私は・・・一回へべれけになってるし。
今回のヒナたちは色でオスメスが分からない仔達でした。勘違いしてました。
それでももうすぐはっきりするので文鳥さんたちよりは分かりやすいし、判定ミスが少ないですよね。
ひよこは世話が楽だけど、挿し餌もしたいお年頃です。
もう挿し餌なんて15年くらいしてないです。
ときどき別の動物に流動食を食べさせているので疑似体験はしているのですが、挿し餌がしたいぃ〜〜〜。
- 投稿者:少しさん
コリアンダーさん。
ははは…お恥ずかしいです(汗)
すっかり我が事のように一喜一憂している自分がいます。
鶏…我が家ではお迎えするのは不可能ですから。。
やっぱりダメですね、卵から見守っていますと、画面の向こう側の世界なのにどんどん感情移入してしまう自分がいます(汗)
コリアンダーさんの書き込みを見て、この板をロムされてる他の方たちにもかなり失笑を買ってるんじゃないかと改めて思いました。
特に先日の♂♀の件は、もう完全に舞い上がって書き込んでおりました。
一度書き込んだ物は消さない、と言う主義の私ですが、さすがに今回ばかりは削除したい気持ちが…。しかし自戒の念も込めて残しておきます…。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
後で作ったものを載せるので、もしよかったらチェックしてください。
これでおやつはただで手に入る。くくく。
少しさんのことは、陰で少し先生と呼んでいます。
私の近所子供達は「○○さん(わたしのことです)のニワトリの先生」と呼んでいます。
スプラウトの件は、ええ〜〜!!っと驚いています。
今まで間引いた新芽はチンチラに食べさせていました。orz
実はひよこを庭に放す1週間前に「なめとーる(ナメクジの防虫剤)」を撒いてしまったんですよね・・・
今後は防虫剤なし、肥料はコンポストでいこうと思います。
去年はカブと大根にアブラナハバチの幼虫が付いて全滅でした。
途中からアブラナハバチがかわいくなって「この際幼虫の飼育に路線変更しよう」と考えたのが敗因です。
今年はひよこちゃん達のおやつですね。
他にもいろいろ植えてみますね。
鶏達はなんだかこのままうちにいるような気がするので、冬の対策を真剣に考えようと思います。
明日は鶏小屋がやってきます。オーダーを全く無視する父の作なので、どんなものがくるのか今から恐ろしいです。
たぶんオーダーの2倍とかのサイズで作ってそうな・・・
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
「おやつリストと遊ぶ時のお約束」を作るのはやめました。
今日、友達の友達みたいな感じでトータル20人くらいが遊びに来ました(時間差あり)。
正直つかれました。ひよこちゃん達も相当つかれたと思います。
子供というのは人数が多くなると、とにかく人の話を聞かない、約束を守らない、わがまま、うるさい。
メダカをいじめるわ、植物を荒らすわ、咽が渇いたと催促するわ(もちろん何も出さない)、疲れました。
ニワトリよりよっぽど近所迷惑な感じです。
学校の先生ってすごいなと改めて思いました。
地域的なものか時勢なのかたまたまなのか、女の子より男の子の方が大人しく接していて楽な気がしました。
「おやつリストと遊ぶ時のお約束」を作ると大きく窓を開いてしまうので、遊んでもらうのは隣・裏・お向かいの子供だけに限定しようと思います。
よくよく考えたら、家が離れているご家庭に理解を求める必要がないので。
本当は動物と触れ合う機会を提供できればという気持ちもあったのですが、わたしに子供をコントロールする力がないのでやめました。
ヨウムの散歩の時間を子供のいない時間に変更した経緯をすっかり忘れてました。
今日は実父が廃材でニワトリ小屋作ってもって来てくれました。
しっかりしていていい感じでしたが、甥っ子(5才)にオイルステンを塗らせたら、いきなりおんぼろ小屋に変身しました(笑)
ひよこちゃん達は気に入っています。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
- 投稿者:少しさん
う〜〜んどうでしょう。
なんか、最近モミジも女の子では?なんて思う私がいます。
いや、みんな女の子だったら良いのにと期待しているから幻視かもしれません。。。
しかし…もみじちゃん(?)も、雄ならもう少し鶏冠が大きくなっていないかな?いやまだ中雛だから決定的ではないですね。
白色プリマスロックも、雄ならもう少し立派な鶏冠になっていそうだと思います。
まだ後100日ありますが、通常初の♂鳴きは確か70日前後(白色レグホンで調査された方がいて、そのデータです)とあったので後1月後位になると判明するのでしょうか…
どうか、どの子も鳴いて欲しくないです。。。
もっと鶏に詳しい方がいれば多分もうこのサイズで♂♀が解るでしょうね。
鶏さん達、頑張って大きく育つんだよ。
- 投稿者:さちよんさん
- トピ主
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